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家の音楽環境を整える(1)一念発起

友人でクラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄さん。ラ・フォル・ジュルネのオーディオブースを担当されたりして、オーディオのお仕事もされているのね~と思っていたら、コロナの外出制限のあたりからか、youtubeにオーディオ関連の動画を公開するようになった。

スピーカーやフォノコライザー?とか言う謎の機械を自作したり、色んなプレイヤーやアンプを聴き比べをされているのを「そんな世界があるのか」と楽しく拝見していたが、私の心に響いたのはこの、レコードを水で洗う動画である。

レコードにみ、水を!そして歯ブラシを!
衝撃を受けるとともに、「やってみたい」と思った。「レコードって歯ブラシで洗っていいらしいよ!」とレコード好きの友人に教えたら、半泣きで怒られたので、色々な正解がある世界なのだろうということも知った。

そしてちょうどプレイヤーがあれば欲しかったレコードも入手できたので、夫とともに中古屋を回って、近所のHARD OFFで新品同様のDENONのレコードプレイヤーも購入した。飯田さんの動画でDENONというメーカー名は見たことがあるし、手ごろなお値段だったので、詳しくは知らないけどいいかな、とあまり考えず選んだ。

私が聴きたかったレコードは、Kiku labelから出ている、内田輝さんのChord。

過去に内田さんにお願いした調律のワークショップの様子はコチラから。
HIGASHIYAMAでのコンサートの感想はコチラから。

音はいいのだけど、まあ・・こんなもんかな・・という感想。きっとうちのスピーカーだったら、もっとよくできそうなのは分かっているのだけれど・・。

うちのオーディオの構成だと、レコードを聴く際、都度CDプレイヤーとアンプをつなぎ直さないといけないというのも面倒で、なんとなく聴かなくなってしまった。

しかし、当初心ひかれた、レコードを洗うことには成功したし、自作の紙粘土工作を世界に公開もでき、一応満足した。

しかし最近、CDプレイヤーの古さなのか雑音も入るようになり、なにより昭和のテレビのように手で裏のコードの角度を変えないと両方のスピーカーから音が出ないようになってきた。スピーカーはいいもののはずなのに、情けない。

そんな折、飯田さんがオーディオの入門書を発売された。

漫画もあって分かりやすそう。これを機に、家のオーディオ環境を見直そうではないか。

そういうことで、一念発起し、オーディオ選びに取り組んでみようと思います。