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日本一周86 手紙の大切さ。(あと抹茶小倉スパ食った。)

このnoteは…
ゲストハウスが好きすぎて47都道府県のゲストハウスとライブ配信、のちクラウドファンディングで100万円のご支援を頂きながら大学を休学せずゲストハウス日本一周をするノマド女子大生、ゆずの日本一周日記です。

朝9時。一本の連絡が入りました。

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ママさんからのご連絡です。

そう。昨日ママさんに誘われて、今日の午前中は色々な場所を案内してくれることになっていたのです。やったあ

朝の9時から車を走らせること30分。

ワインがずらーーーっと並ぶ酒屋さん、wine cellarハシモトへ。

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なんでもアールグレイのママさんが旅人を連れ回してくれるのはお決まり行事ならしく。ハシモトの奥様も

「あぁ日本一周してるのねぇ」

と、謎に慣れてます。旅人慣れする酒屋さんってなかなかないぞ()

そいでもって、せっかくですしと旦那さんを呼んでくれると

「おお、近くのね、いいカフェがあるから行くかい?そうめん好き?」

気づけばカフェへ。この間30分くらい。早い早い

そして、席に着くと

ドォン

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まさかのにゅうめんにかき揚げ、かぼちゃ、ゼリーの大量セット。

ていうかそうめんってこんなにいいものにできるんだ…という感動。かき揚げめちゃ美味しかったです。

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店主さんは元日本女子大のめっちゃ才女の上品な方でした。美味しかったです、ごちそうさまでした!

そして、ハシモトにかえると

「ここの壁のデザインが何してるかわかるかい??」

と、橋本さん。

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なんとなーーーく直感でわかった答えを言うと、あってるらしい!わーーい
(答えはいっちゃん下の方に書いときますね)

橋本さんに、どうしてワインの道に進んで行ったか聞いてみた。

「まだ18の頃に、ワインのラベルの、その先にある世界を見たいなって思ったんだ。どんな場所で作られたものなんだろう、この二つは何が違うんだろう。そういうことを思っててワインが好きになっていったんだ。」

てっきり、どこそこで飲んで、とか、もともとお酒が好きで、とかだと思ってた。

ワインや食って、それを彩る周りのものがあって初めて引き立つんだ。

「だからね、ここのお店は劇場なんだ。商品はキャスト・店主は演出家。ただ美味い酒を置くだけじゃない。その劇場丸ごと楽しんでほしい。」

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広告は、不思議だ。

なんとなくその広告の良し悪しで本質的なものが変わって見えてしまう。

こうやって一人のヒトの人生を動かせる、し、なんの限りでもない。食事も芸術も俗的なものだって、広告やPRは絡んでいる。

英語の論文やテレビは見なくても、英字広告は見たくなる。

それはかなり可能性があるのではないだろうか?

なんとなく朧げに考えていた【広告業】への道がちょっとだけ具体的になった気がする。

ワイナリーを出ると、もうお昼は食べられないね、というコトでお茶屋さんに連れて行ってもらえることに。

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むらい萬香園さん。ここはとある名物忍者、茶々がいるそうで。

「今ね、茶々は外にいてね、、お抹茶たてるから待っててもらってもいいかい?」

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めちゃめちゃ上品なお抹茶をたてていただきました。

せっかくだし、、と伊賀のお土産のかた焼きを安曇野宛に購入。望さんと食べるんだ!

「あ!帰ってきましたよ!ほら!」

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ぬこ〜〜〜〜〜

そうです。茶々ちゃんはこのお茶屋さんの看板ニンジャ猫。テレビにも何度も取り上げられたこともある招き猫です。

ここで、(?)例によって名前を書いてもらおうとすると、むらいさんが茶々ちゃんのことを書き出した

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カキカキ

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懐かしのミュウちゃん

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茶々ちゃんはちゃんと猫でした!いや、ミュウちゃんも猫だけど!ね!!

たっくさんのことを経験させていただき(まだ午前だぜ、、?)ママさんの車で関へ。

「あなた、本当に運がいいわね。こんなにたくさんの人によくしてもらうことなんてないわよ。」

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そう。本当によくしてもらってる。

でも最近思う。「お金をいただく」「ものをいただく」「親切にしていただく」それって私はどうすればいいんだろう?

もちろん嬉しいけど、ある意味買うより怖い。だってお金を払えばそれで終わりやん。後腐れない。何をしても「金払ったし」で解決できるから、悔しいけど本当にお金は何よりの武器。

でもそれを返せない。嬉しいけど、心から嬉しいけど、どうすれば人を不快にさせないのか。みんなが幸せになるのか。時折不安になる。

「あなた、手紙を書きなさい。今確かに私たちはあなたに会えてよかったと思えてる。感謝してもらう、楽しんでもらう。それでも嬉しいわ。でもね、ほんっとうにその人に会えてよかった!と思うなら、手紙に何か添えて送りなさい。だって、もしあなたがサプライズされたらうれしいでしょ?それが大事なの。」

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「人はいつだって覚えているから、どんなに遅くなってもあなたから感謝をもう一度伝えなさい。そうしたら、また会いたい人として、繋がって行くから。

メールじゃない、電話でもない。手紙。

その紡がれる力は、本当に偉大だ。

だからこんなにメールが発達しても、廃れきらないんだと思う。年賀状出してないけど、こうしてだんだん効率化して行く社会でひっそりと残る手間ひまが、本当に大切なんだなって思った。

若い力若い力言っても、長く生きてきているヒトの言葉は偉大。幾つになってもそれ受け入れられる自分でありたいし、身についた大人になりたい。

ママさんにお会い出来て良かったです。

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さて!本日は石垣屋を出発し、愛知の友人宅で休憩します!新しい人に会わない日、大切!

ただ友人が今日旅行帰りならしく、(そんな日に泊まらせてくれてありがとうしかない)(優しすぎん?)夕飯は食べてきてほしいとのこと。

これは、、アレに行くしかない

遡るのは一昨日のラーメン屋さん。えりさんが言ったひとこと

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「愛知行くなら喫茶マウンテン行ってみてよー!」

喫茶マウンテン。

愛知を通るであろう旅人、チャリダー、ライダー、そして登山好き。そんな彼らに広く愛される喫茶店。

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食べログの実績はまずまずの3.27点。しかし常にカルト的な人気を誇るマウンテンさんだ。食べるしかねえ

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店に着くとにこやかなおじさまが記念写真を撮ってくれた。

「日本一周してるの??すごいねえ」

と、声をかけてくれる気さくさ。

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日曜の20時過ぎということもあって、店内は落ち着いていた。ほーう。いい感じじゃん。

さーてっ、優雅にコーヒーでもしゃれこむか、、

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は?

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い、いやあ、新年のボケかな!?あ、新しい

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n...

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。。。

。。。

「お待たせいたしました〜甘口抹茶小倉スパです〜」

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自分のアホさに感無量になりつつも、目の前の緑色に染められた山を望みます。わ、わああ、、

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映えてみた。

そう。ここはトンデモメニュー(しかもでかい)が集うお店。修学旅行とかでいくやん?これわざわざくう?っていうお店。アレよ。(そのほかは普通に美味しい)

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この顔である。

まあ、こういうトンデモメニューはもうね、色々色々やってきたから慣れてるのよ。うん。

何よりしんどいのは

このしずっかな店内に私と男子大学生3人組(多分ウェイ)しかいないこと!!!

なんやかんやと私は基本ヒトの目きにするインキャなので、あの、大学生の

「えwwwおめ、それ頼むんかよwwwインスタ載せるわwww」
「カズさんwwやめてくださいよwwwちょ、まじ協力してくださいね??www」
「いや、一人で食えしwww登頂(この店では完食を登頂という)しにきたんだろwww」

的なやりとりの横で

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一人、三脚置いて黙々と自撮りをしながら食べるのがいっちゃんキチい!

ぜってーなんか思われてる、、あの女一人できてるとか自撮りしてるとかユーチューバーなのかなとか思われてんのかな、、きつい、、(自意識過剰)

ただ、ここで何より惨めなのはギブアップすること。

一人でしれっと頼み、涼しい顔して食い切ることで玄人感を出し、”なんかすげえ女”でいよう。作戦Bや。これで行こう。

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ひたすら無言で食う。きつそうな顔をするな、玄人だ、私は玄人、、、

結果、

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登頂。(所要時間8分21秒)

率直にいうと、初めの3口はあ〜いけんじゃね?ってなりますがそこからが地獄。甘い抹茶クリームと大量のあったまった生クリーム、あんこが腹と舌を殴ってきます。給水を挟みつつ乗ってる柑橘類で舌を麻痺させながら、いかに『あっやべえ』ってなる直前に食べ切れるか。そこがポイント。水も飲みすぎるとパスタが腹で膨らんで大変なことになるから一杯をちまちま飲むのがベター。ちなみに私は危なかった。

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ふぅ。

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勝った、、、。(何に)


続く!

途中の問題、答えはこのお店の緯度経度です!
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