ノマド女子大生14 デジタルデトックスした。後編 〜拠点はやっぱり、東京なのです。〜
このnoteは…
オンラインで大学に通いながら休学しないで日本をうろうろし人生にうろうろするノマド女子大生、ゆずの日々の日記です。
朝ごはんも終わり、デジタルデトックスもラストスパート。
え、今日は手書きじゃないのって?
もうデジタルが復興したのでパソコンっす。なんか期待してくれてたらごめん。笑
ですが、今日は昨日のデジデト期間、オーナーショーさんがとってくれた写真が到着しましたので、その写真を挟み込んで行きます。
昨日の投稿のアンサー的な感じに慣れればと!
では!行ってみよ!
昨日の滝
ご飯を食べて満足してると、みんなが続々とおきだしてきました。
でもなんもやる気起きないねーーーーと
朝から延々ボードゲーム
多分5種類くらいはゲームしたんじゃないかな。しかもお菓子をつまみつまみやっていたのでかなり不健康な状態。
こ、これはやべえ
と、参加者のりょうさんとお散歩に行くことに。近所まで行きます。
とは行っても行き先も方向も決めずの散歩。行先も決めずに歩くと、一つ一つの五感が鮮明になったような、自然に入ってくる音がより聞こえたり、目に焼きつく映像が黄色っぽく(あったかくってことだと思う)見えるような気がして。
なんだか全てが尊く見えるのです。
ふとした川のちょろちょろっとしたきらめきも
知らない人の家に釣り下がる飾りも
太陽が反射したような原っぱも
全部全部美しくきらめいて見えるのです。
「次はどこ行こうか」「左に曲がってみようか」
泊まっている拠点から半径500メートル以内のところなんですが、大冒険の気分。
イメージはキッズウォーですね。見たことないけど、イメージ。
そうこうしてみると、目の前に神社が見えてきました。
そういえばこの福井は神社仏閣が日本最高の数を誇るそうですよ。まあそれはそれとして、ふらりふらりと神社に入り込み、何気に階段に座っておしゃべりなんぞしてしまいました。
え、なにこれ青春??これ私恋愛漫画でみたよ?
田舎ってなんかすごい、ふとした瞬間に「青春」を味わえますよね。きっと私がずっと都会の学校育ちで憧れているからなんでしょうかね。そんなところも好きなところだったりします。
さて、その時考えたのが「行動を起こす場」について。
大阪出身のりょうさんは今東京でのサラリーマン生活にピリオドを打ち、同じ大阪府の、北部の田舎に移住をして新しいことをなにか始め行こう、と模索中なんだそう。
昨日の滝終わりの私。死にそう。
今現状のお互いのことの話をしたら、
「ひとまず定住を決めた自分としては、定住しないで色々やりたいことが定まっててすごいね〜」
と、行って頂きまして。
再度、「何かを起こす場」について再考しました。
今私は東京と地方を他拠点して、地方ではその地にのめりこみ、地方のいいことを東京に持ち帰る。ということをしているのですが。
自分にとっては東京のホームグラウンドがあるということがかなりの安定に綱がているんだなと思います。
なんなら
始めは前期の半年間地方に拠点を移すつもりでした。でも、やめました。
そーなんです、始めは宮城は気仙沼。旅で訪れたことはありつつも知り合いのいない土地で半年でとあるメディアや展覧会を作ろうと思いました。
でも、やめたのです。
まず一点め一つの土地に定住しないことによる面白さはあるんじゃないかなって思ったこと。
その地の面白いこととか特性って、1ヶ月やそこらでわかりきることはできません。ましてや3日やそこらの旅でなんて、余計に。
昨日の夜。超大盛りの夕ご飯。
だから定住の必要性というか、そうすることで見えてくるものはあるとは思いますが。
でも、それをかいつまむというやり方もまあ、ありなんじゃないかなと。
去年日本一周して、私はもっと繋ぎ止めたい、と思う地域がいくつもいくつもできたんです。そんな中で一つの地に絞るのはまだ早いのかな〜と思いました。
そして、ここが大事な二つめ。
私のホームグラウンドとしてなんでもできる場は、まだ地方にはない
ということです。
ホームグラウンド、ってすごく大事なんです。
昨日の私。ペンキ塗り塗り。
地方に昨年は1年間腰を据えましたが、あくまでも私の拠点は東京及び神奈川県。
だって20年間住んでるんですもの。それは変わりません。
まず私の活動としてのホームグラウンドは?と聞かれるとすぐに挙げられるのは二点。
「東京のゲストハウス、リトルジャパンと、世界青年の船かな」
それ以外の場所は?と聞かれると遊び、家族、なにもしない、いろんな文脈が挙げられます。
絶対に揺るがない拠点、実家。小学校からお世話になっている青山学院。その高校の部活動のみんな。大学のサークルのメンバー。小さい頃から行きつけのラーメン屋に、お父さんの知り合いの飲み屋さん。最近ではスナックをやらせてもらったニューショーイン及びモテアマスやらシェアハウスたちやらDENやら100banchやら。。
ウッドデッキの必然性
結局のところ実家がある故に色々ありますが、まあメインの活動場所、というと上記二つかな今の所。という感じ。
それがどーしたという話ですが、
例えば、私は先月学生エバンジェリストアワードという大会で準グランプリを頂きました。
これには投票による審査があったのですが、私はそれをめっちゃがちったわけですよ。で、めっちゃ会う人会う人に宣伝してました。リトルジャパンで。
まあ、いつもの友達だけじゃなく、ゲストハウスに泊りにくるお客さんにも投票を「お願い」していたわけなんですが、
全くお願いするのが辛くなかったんですよね。
このドヤ顔である
だし、世界青年の船の友達にはみんなにお願いするラインを送ったり。してましたね。
久しぶりに送るラインがこれかよ。ざっくり70人くらいに送った。
ですがそれをたまーに行くシェアハウスや、初めて行く飲み会でもやってみると、
めちゃくちゃ辛いし、フツーに白けた
んです。え、あ、うんいいよ票入れるよ、、みたいな。
なんだこいつみたいな反応されるし、私も急に飛び込んで投票お願いするの辛いし。
ふとその違いはなんだろうと思ってみて。たどり着いたのが
それはきっと、リトルジャパンや、世界青年の船がメイン拠点だったから。私が場の「受け入れる側」に立てるからなんです。
世界青年の船に関しては私は結構いろんな集まりには絶対行くようにしてて(好きな存在だから)「いつもいる子」として存在してる。
リトルジャパンも、毎週毎週通ってて(近くもないのに。まあでも好きなゲストハウスたちの中では一番通いやすい距離だったりする)顔馴染み。イベントも協力したりしている、
というように「私が何かをする状態が当たり前」
になってる。
私は基本無鉄砲に見えますがかなりのチキンです。ただ飛び込むことは大好きだし、発信も好き。
だから地域には「飛び込み、受け入れてもらう」ところまでは求めているし、自分も相手も気持ちいい状態まで生み出せると思う。
しかし、
「いきなり行って、何かを始める」「なにか決断をだす」「なにか落ち着いた自己内省をする」
場が今すぐに地方なのか?といわれると、違うなって。
それは今では東京のリトルジャパンであり、実家であり。私の長らくの友達がいる東京であり。
そんな「確実に帰れる場」を維持しつつ地方に飛び込んで楽しいことをしたい、知りたいことを知りたい、いつかは「確実に帰れる場」にまでなって行きたい。
そう思っている。と、そんな話をしてました。
な、なんか深いことを喋っちまった、、!
熱く語らってるうちに、12時のまちのチャイムが。
まちのチャイムとかひっさびさだな、、と思いつつ
おかえりマイチルドレン。。。。!!!!!!!
思ったより全然通知来てなくてじわりました。まあそんなもんだね。
デトックス後はみんなでそうめん。なんかずっと食ってんな私。
そうめんを食べつつ、一人の参加者、つきさんのアイデアでみんなの今の頭の中を絵に起こすことに。
グラフィックというらしいです。これ。
つきさんはこれを勉強し、習得されている。そして、実際「くるまざ大学」というオンラインの大学にグラフィック担当として「居場所」を作り、仕事にしている。
「え、それって依頼されたんですか?」
と聞くと
「や、グラフィックのスキルを持って、自分で交渉したな。普通に受講するのでもいいかなって思ったけど、交渉次第で自分の仕事としての在り方を見つけられたから、運営側として入ってる。」
すごい、つまり、あれなのか。この人は「自分の存在意義を自分で作った」のか。
最近のもやもや。自分のやってることを上手になりわいに繋げられない。
きっと私は何か、人に役に立てて、等価としてもらえるほどのものをもてている、と信じたい。だって去年130万もクラファンで投資してもらって旅したんだ。それくらいのものは得てるって信じたいし、信じてる。
でも実際、そのおぼろげな「役立てること」をはっきり営利に繋げたくないし、繋げられるほどはっきり見えてこない。
きっともう、私は「人に助けられて、応援される」フェーズからは抜けなきゃいけない。自分で自分のできることを、地に足つけてやって来たいんだ。
その一つが旅酒場ではあるんだけど、もっと日常的にできることはないのかな、とか。思ったりしてるんですよ。
実際だいぶお金もないしね!しんど!
「うーん、自分のできることってさ、何も自分の力で作る必要はないんじゃないかなって思うのよ。
何か新しいことを自分が中心になって始めるって、すごい時間もかかる、お金もスキルも体力も、人脈もいる。
そんな時に私は『人が作った場』に入り込んで、いい意味で利用されつつ、自分も利用させていただいているの。その瞬間には自分のスキルはメインには花咲ないかもしれない。でもその場では唯一のスキル持ちになれる。私ならくるまざ大学では唯一のグラフィックができる人だし、ゆずちゃんはどこかの場唯一の、例えば福井とかの地方とかのつながりのある子になれると思う。
ずっと継続してると、いつかそれが溜まって自分の場を作る時の助けにきっとなる。じぶんが手助けしたことを求めてる人もいるかもしれない。そうしてながーい目で見ながら色々やってみるのも、ありなんじゃないかな。」
はえー、、、なるほど、、
まずは、人が求めてそうなことをとにかく買って出て見る、のか。
きっと私にできるのは地方とのつながり。紹介とか安心を持って行き先を進めること。
他にもあるかもしれないけど、唯一になれるのはそこで。それをひたむきにやり続けて、欲してくれる人には届けていこう。
そう思考をめぐらせてると、つきさんが話してくれました。
「私ね、もともとシンクロの選手だったんだ。引退して地域おこし協力隊になって、いまでは市役所の職員をしてる。シンクロの時は、それこそ花開くのはどっちかていうと遅めで、でもずっと頑張ってたら代表に選んでもらってたりしたの。自分にとっていいと思えることが花開けるタイミングは人それぞれだし、すぐにできなくて辞めてく人はごまんといる。
でも私は続けてた。
それは家庭環境のおかげとか色々あるけど、だから選んでもらえることもたくさんあった。やり続けるのも、力だよ」
多分、本当に多分、私はいま、やりたいことをやり続けられる状態に恵まれてる。
実家はあるからいざとなったら帰ってご飯を食べられる。
地域も、こうして働かせて、息をさせてもらえる場所がある。
それなら、それなら才能の一つにこのやりたいことができるありがたい環境も含まれるんじゃないのかな。
なら、せめてもらったこの環境を十分に活用して、続けることをアイデンティティにしていけるんではないか。
あやふやで何も安定しない私だけど、この感謝できる瞬間を十分に利用させてもらいつつ、この続ける生き様を、人に伝えることで何かの価値になったら。
そう思って今日のnoteもどっさり書いてしまったのです。
デジタルをデトックス。結構私は楽でした。
多分、私は地域ではそもそもネットを見ない人なので。発信はすぐするけど、目の前の素敵な出来事の方がよっぽど夢中になれる人なので笑
でも、目の前のことの発信しなきゃ!とカメラを構えてしまう環境から解き放たれたのは、なんとなく心の安全に繋がったのかなと。
そしてそんな人しか周りにいなかったから、みんなで足並み揃えて今の感情を吐露できたんじゃないかなと、思っとります。
デジデトは人とやるに限るね!
うん、よっしゃ!がんばろ!
続く!
余談
夕ご飯は玉村屋で住み込みしてるここちゃんとともに初自炊。
チャーハン食べましたとさ。