ノマド女子大生日記6 星に惹かれた気仙沼からもうすぐ立つ。だから星を見に行った。
このnoteは…
オンラインで大学に通いながら休学しないで日本をうろうろし人生にうろうろするノマド女子大生、ゆずの日々の日記です。
時刻は朝7時
みんなで神社の大掃除!
美里さんが参加する、森の寺子屋
この回の
を運営する良規さんが運営する別の団体、里山JAPANのGMJという活動に参加することに。
「じ、、じーえむじぇー?って何ですか??」
と
良規さん「グッドモーニング神社。GMJ。」
な、なるほどわかりやすい、、
つーか、、
めっっっっちゃ寒いなにこれ
日頃東京でのんびりくらりするゆずさん。完全に着て来る格好を間違えました。
寒そうな集合写真
安倍ポジに立ったわ
このGMJという活動は、神社を綺麗にしつつ、朝の神社付近でコーヒーを飲もうという最高にチルな企画。皆さんのQOLがガンガン高まってます。
コーヒーに
フルーツサンド。
なんていい朝なの
と、端のほうで子供達がなにやら真剣に作ってました
しばらく見てると
「お誕生日おめでとう〜!」
代表のカズさんのお誕生日でした。
プチシューといちごのケーキ。可愛いです。素敵。
こうやって一人一人の時に寄り添えるっていいよね
その後、みんなで近くにある黄金山という山に登ることに。
近くのキャンプ場の上の山で、湧き水もある。水がうまい!
湧き水〜
「ここの水ね、震災の時は水道が全部止まっちゃったから、近隣の人がみんな取りに来て。その時は行列になってたな」
今まで、見過ごしていた少しのところにも、「震災のとき」の瞬間はあって、この気仙沼にこないと見なかったものや気づかなかったものがある。
そんな気がします。
そして、少しずつでも知ることができる1日1日と私に話してくれる人に、感謝しかないです。
さてさてここから大登山大会。
と言っても700メートルなんだが、まあ登れる高さ。
と
「お!!これは!!」
「ヒノキだよ!ヒノキの切り株!!!」
この辺には山の木を伐採したときの切り株が所々に落ちています。
「す、すげー見ただけでわかるんですね。」
「ん、ここがね、丸太の中心まで白いでしょ?それだとヒノキ。スギは、中心が黒っぽいんだ」
と、教えてくれたのはかずえさん。別に森の仕事をしているわけでもなくて、普通のお母さん。でもこういう、森と植物の知識を持ってる人がたくさんいます。
また、しばらく歩くと
「これ!クロモジ!!いい匂いだから嗅いで見て!!」
とぶちぶち枝を折ってくれました。そ、そんな豪快な、、
あ、でもめっちゃいい匂い!!!なんとなくミントと言うか、ハーブっぽいです
「これね、折った枝からとってもいい香りがするからとっているのよ。この枝からは高級料亭の箸置きとかお箸とかも作られるのよ」
そ、そんなにすごいものがこんなゴロゴロ生えてるのね、、
つーかまじ
どの瞬間もいい写が過ぎる
本当にいい瞬間ではカメラの才能とかどうでもいいんだな、、て思いました空間切り取る力ひくひく女子です。はい。
でもこう、香りとか手触りとか、こんなブログじゃ体感出来きれないと思うんですよ。もっと触った感触とかがはっきりするはず。
で、とってもいいことを思いついた。
ゆず、木をお持ち帰りします。
この木も葉っぱも、そのもの全てを凝縮して味わって欲しいんですね。個人的には。
もう触ってもらおう!と言うわけで、イベントの飾り付けをこれでしようと思いました
100良いイベントになる。てかする。浅草橋のゲストハウスです。是非
宣伝をしたところで、カズさんのお宅でみんなでおそばパーティをすることに。
桜と菜の花のスペシャルわがままBOXでお送りします。どんな家だ。
で、お蕎麦をゆでたいから火起こしをすることに。
ん???火起こしだと??
火起こし、出来ます。
日本一周のおかげというかせいというか。ある程度の場所からの火起こしはできるようになってしまいました。
たまたま一緒にいた岩手の教員の方と火起こししたのですが、
すぎっぱはこう言うのですよ〜とか、教えて。
なんか、今まで教えてもらう人だった教員の方に何かを教える、ってすごくむず痒い感じがしました。不思議。うふふ。
はい。
「たいしたもんだなあ。こないだ男子大学生が4人くらいきたけど、誰も火つけられなくってよ。」
そっか。これはスキルなのか。
旅して身についたことって、何と無く人の繋がりとかそう言うおぼろげなものの印象があったけど。でも一つ、火を起こすと言う明確なスキルを私は手に入れていたのかもしれない。
「そばと天ぷら食べるよ〜」
揚げたての天ぷらとそば!
「え、この天ぷらって」
「あ!さっき山で採ったのと、その辺の草むらでとってきた山菜だよ!」
そう言いながらボンボコあげて行く皆様
これはよもぎ
ウド
ようわからんおはな
何でも、揚げることが出来るのです。
すごいな、これ全部ゼロ円だよ。
何でもお金を払わないとダメなのかなって思う世界だけど、こうしてここにいる人たちは生き方をわきまえている。
ここにこなきゃ、わからなかったことその二。
森のことも、火起こしも、天ぷらすりゃ食べられるものも、多分勉強しようと思えば都心でも勉強できると思う。でも、きっと無理やりになってしまって、覚えたくもないものになってしまう。
でも、ここでは一つ一つのことを吸収したくなる。
だからこんな経験がすぐそばにある環境は、好き。もちろんカラオケも好き。カフェも好き。体に悪いマックだって好き。
どっちも取り入れられる欲張りな多拠点的な大学生活が、私にはとってもあってるんです。
と、ここで
「お疲れ〜俺も食べる〜」
と
ガンガンに法事後の良規さんが。
「この後も法事です」
このあり方が許されるのが良規さんらしいというか。彼の行き方に嘘がないから頼みたいって人がたくさんなんだろうな、、
と、のんびりしてると突然
「そーだゆずちゃん。この夜良規さんの空き家改装したシェアハウスでお花見あるけど、くる??泊まってもいいよ!」
とのお誘い。
行きます(即答)
明日は月曜日。でもオンライン授業は13時からだからそれまでに気仙沼のパソコンが使えるところに入れれば良い。なんてフレキシブルな生活。
こっちは今が桜の満開。今日は家の中の桜をライトアップして花見をするそう。
行く途中の道で思わず写真を撮ってまいました。。
みんなでカレーをつっつきつつライトアップを待ちます。(寒いからご飯は中で)
と
鹿肉!!!!
なんと、猟師さんのてるさんが鹿肉の差し入れ!嬉しいこれは!
は〜いい夜。(女子大生です)
と、2回目の法事をおえた良規さん
帰還。
帰還が似合うビジュアル
からの夜桜!なんて良い夜なんでしょうか。合成かと思いますこれ。合成ですか?
いそいそ写真を撮っていると、横からライターさんの石田さんと言う方に「こっちおいで」と誘われました。
すると
ふああああああ綺麗な星!
「ここはね、星と桜の綺麗な場所なんだ。他に光がないから、両方ともはっきり見える。僕は仕事柄写真をとるからね。君もカメラぶら下げてるから。」
そういって、たくさんの星の解説をしてくれました。
どうして知ってるんですか、と聞くと、毎日みるから。と石田さんは言います。
「空が広いからね。毎日のように流れ星も見えるんだよ。」
そうして、思い出した。なんで気仙沼に惹かれたのか?どうしてきたのか?
流れ星。
日本一周中にゲストハウス架け橋に泊まった時、スタッフの大学生のみんなの秘密の場所に行って、人生で初めて、流れ星を見た。
それに誘われて、私はこの地にずっと惹かれてしまっていたんだ。夢みたいな話だけど。本当の話。
ただの「流れ星」。それだけのことだったけど、私はこの地に縁というものを感じて。
あと、ゲストハウスに上着を忘れたのも理由なんだけどね!()
「明日はこの場所に行こうよ」「今度はこれ食べようよ」って、当たり前に言ってるこの気仙沼の人たちに、憧れた。
また次、また今度。が言える環境に身をおきたくて、フラフラやって来た。
もうすぐ、私は東京に帰ってしまうけれど、なんか全然さみしくない。
またすぐ来る気がするから。この二週間で、多分気仙沼は点の場所じゃなくて点線くらいにはなれたんだと思う。
でも、多分まだ定住はできない。だって、他にも点を線にしたい地域がいっぱいあるんだもの。
だから、また帰ってこいよって言ってくれたようなこの星空が、とてもとても、安心できる布団のように感じたのです。
続く!
余談。
星を見た後のゆず
超⭐︎爆睡☆
最近寝るの早い気がする、、歳かな、、
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ポチッとしてやってくださいな。
・・・そんな気仙沼の思い出をご飯とともに出すお店、
【ゆずの旅酒場】
を開催します。
是非お誘い合わせの上お越しください!
ゆずの旅酒場vol.1 気仙沼編@Little Japan
【日程】4月16日(金) 17:30〜20:00
(入退場自由)
(東京都の時短要請に準ずる)
入退場自由、ワンドリンク制
【場所】Little Japan Guesthouse Hostel &Bar
http://www.littlejapan.jp