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牛丼チェーンが好き


1人で外食何にしよう、と考えるとき、私はまず牛丼チェーンを検討する。
検討する、というより、9割方、牛丼チェーンに決定する。
多少遠くても、わざわざ牛丼チェーンに足を運んでしまう。

それくらい、私は牛丼チェーンが好きなのだ。

こういうことを書くと、どこの牛丼チェーンが一番好きなのという質問が飛んできそうだが、特に私はそこに関して、こだわりはない。
昨日は松屋だったし、その前は吉野家だった気がする。

私がなぜこれほどまでに牛丼チェーンに魅了されているのかと言うと、恐らく幼少期の思い出に紐づいているからだと思われる。

両親は、幼少期、よく休みの日に、公園や公共施設に連れて行ってくれていた。
そこで外食をしようという話になるのだが、そこでだいたい選ばれるのが、牛丼チェーンかマクドナルドだったのである。
中流階級だが、著しく倹約家な両親により、マクドナルドはだいたいチーズバーガーが固定で、ハッピーセットをほとんど買ってもらえなかったという、ちょっと傷口が染みるような思い出がある。
一方、牛丼チェーンには、そういう類の思い出がないから、美化されているのかもしれない。


牛丼チェーンの魅力を語るとしたら、まずは1人で気軽に入れるということだろうか。
1人で入っても、後ろめたくならない、悲しい気持ちにならないというのは、私の中でだいぶ大きい。
ファミレスに行くと、友達と来ている学生や家族連れが多い。たまに、そんな方々と自分ひとりの対比に悲しくなってしまうのだ。後は、1人でボックス席を占領してしまうと、なんとも言えない気持ちになる。申し訳ない。
しかし、牛丼チェーンはそうではない。ほぼ1人なのだ。気軽にはいれて、美味しい。最高である。

後は、手軽に非日常を味わえるというところだろうか。
私は、牛丼を頼むとき、豚汁もつけて、豪華にするという楽しみ方をすることが多い。
牛丼に豚汁という組み合わせは、私にとっての贅沢であり、非日常である。
豚汁は、普段生活していると、あまり食べる機会がないが、私の大好きな食べ物のひとつだ。
積極的に豚汁も付け合せにしてしまう。

あと、個人的に、紅しょうがが好きなので、豚汁、紅しょうがを一緒に摂取できるのも大きい。
私は、紅しょうががトッピング界隈の中だと1番好きなのだが、
その紅しょうがが1番光り輝くのが、同率で焼きそばと牛丼にあるときだと私は思っている。
光り輝く紅しょうがと、豚汁。なんと、至福の組み合わせであろうか。

女子大生で牛丼チェーンによく行く人はあんまり珍しいのか、彼とご飯何食べようという話になり、牛丼チェーンを候補にあげると、ひどく驚かれる。少し勿体ないよとも言われる。
ここで、声を大にして申し上げておきたい。
牛丼チェーンに、進んでいきたい女子大生もいるのだと。私は、近いから牛丼チェーンに行きたいのでも、節約したいから牛丼チェーンに行くのでもない。他でもない、牛丼チェーンに行きたい人間なのである。
私は雰囲気からなのか定かでは無いが、牛丼チェーンをはじめとする、ファストフード店に行かなそうなイメージを持たれることがあるようだ。

カップルでファストフード店に行くのは良くないという風潮がある。私は、カップルがいいのであればいいでは無いかと思ってしまう。
本人たちが楽しければいいのだ。なぜ外野がそれに口出しをするのだろう。

少し、強く書きすぎたが、
とにかく、私は牛丼チェーンが大好きなのだ。

これからも、牛丼チェーンを愛し、利用したいと思う。

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