他人のジャッジに自分をゆだねるとゾンビになる/「ナナメの夕暮れ」より
【388日目】
★追記
ひいろさんのマガジンに入れていただきました!いつもありがとうございます!
以前もご紹介したオードリー若林さんのエッセイ。
心の深いところをえぐられるような、
ああ、そこそこ!言いたかったんだよね、と
つぶやきたくなるような
心のかゆいところに手が届くエッセイ。
もう、読んでほしい。
若林さんの他のエッセイも読んでみようと探索中。
ああ、
他人にゆだねるから私はいつまでも自己肯定感が低いままなのだ。
自尊心だけやけに高いくせに、自分を否定する癖がついている。
しかも、この「ゾンビ」は周りに伝染していくというのだ。
おそろしい。
他人を巻き込むなんて。
でも、自分にもそういう一面があるのかもしれない。
死んだ目をして世界を見つめていない?
若林さんはこのゾンビ状態を回避するために「肯定ノート」をはじめた。
自分の好き、をひたすら書き連ねていくノートだ。
始めは出てこなくても、徐々にうまくなってくる。
自分の好きがしっかりと認識できれば、
他人の好きも肯定できる。
私なら銭湯、読書、ドラマを観ること、サスペンスを観ること、
お笑い……、つらつらと書き連ねていくことだろう。
案外出てくるぞ。
花を見るのも、緑を見るのも好きだ。
次の段階は、
自分の「好き」の肯定がこのように他人、
そして
世界を見る目を変えていく。
若林さんの独特な世界の見方に
ずいぶん気づかされ、
自分への「好き」の気持ちの確かめ方を
学んだ。
すっと文章がしみこむ、優しく。
「肯定ノート」、若林さんも30歳を過ぎてからはじめたそうだ。
あなたも、私も遅くない。
明日もよき日になりますように。
こんな記事も書いたっけ。