見出し画像

我慢が美徳、ってまじ昭和かよ。


何だか過激ですがね、
わたしそんな人間だったんですよ。
特に結婚して、子どもをもってね、
拍車がかかりました。


わたしが、我慢すればなんとかなるでしょ。
母親なんだから、子どものために
我慢するのが当たり前だろ。
果ては、お姉ちゃんなんだから我慢しなさいと
いう言葉まで響いてきた。



その価値観は根深かった。
植え付けられたものが根をはって、
いつまでも居座った。

関わる人で、人間の価値観は決まるように
思う。環境、ってこと。


我慢は美徳。
我慢できないと、幸せになれない。


今まで当たり前すぎて、
特に意識せずわたしを縛ってきた。



例えば仕事。
わたしはまだ仕事にたどりつくまえに
通勤電車がしんどい。
いろんなにおいがする人に囲まれて
長時間揺られるのは、
やっぱり疲れる。
感覚過敏のつらさは、本人にしか
わからない。
在宅勤務したいが、条件がクリアできない。


例えば家庭。
わたしは節約もできる妻を演じようと、
なんと冬に麦茶を電子レンジで温め直す
のすらパートナーに許可を取っていた。
今思えばアホらしい。

あの時は子どもが小さすぎて
まだ働きに出れず、立場が弱いと思っていた。
今なら鼻で笑って、
盛大にいい紅茶を買って優雅に飲む。
はじめてワーママとして
稼いだお金で買った缶コーヒーの
味はずっと忘れない。ずっと窮屈だった。



いいお母さんにも、
いい妻にも、なれない。
生身の、丸裸の、ヘタレなわたしが
もがいているだけだ。


我慢してりゃ幸せになれるのか?
何度も反芻してきた。


味方を見つけて、しんどいっていって
いいんだよ。
プロでもいい。医師でもカウンセラーでも
いい。近所のおばちゃんでも、
noteで書き出してもいい。
要は貯めないことだよね。
金は貯めても、愚痴は溜めるな。



自由にしてやりたいんだ、

そして子どももその中で
大きくしてやりたいと願っている。






今日もお付き合いいただきありがとうございました。
たまにはシャウトしてもいいじゃないか。

強くあれ、わたし。

フォローはこちらから。あい、ようこそ!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集