【異文化】NVIDIA社長の講演を聞いて、ピンチはチャンスというのは、人生の真理だと思う
最近、時価総額世界1位で話題をさらっているNVIDAの社長黄さんが、台湾のIT Showに来て、トークショウで語ったyoutubeを見た。
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インタビュアーが、どのような人が成功するかと尋ねたところ、単に優秀な大学を出た頭のよい人が成功するわけではない。
成功するのは、やり抜く力、耐える力がある人、(10年前くらいに流行った理論で)GRITのある人だと答えた。
GRITは学校で勉強したり、授業で習ったりするものではなく、困難に耐えて打ち勝つ中でしか身につかない。
皆さんにも、困難が訪れることを願いますと言った内容のことを言った。
私は、黄さんのそのコメントを聞きながら、アメリカ、いや、世界で一番時価総額の大きい会社を創った人が、GRITが一番大切だと言ったのを聞いて、それならば、日本もだまだ行けるのではと、勇気づけられた。
ビデオの中で、黄さんは、中華系の家庭で育てられる子供が、どれだけ大変(親が躾に厳しく、教育熱心のため)な思いをするか、皆さん知っていますよね。それはGRITを身に着ける第一歩です、とも語っている。
日本も台湾と同じで、もともと躾や、教育に厳しい家庭が多い。就職においてもGRITのある人ということで、勉強はできなくても、体育会系の人が重宝がられた。
そう、GRITの理論でいくと、日本人は、本来かなりいけているのである。
就職してからも、かなり乱暴にGRITを要求されるような仕事をやらされた記憶がある。
私の場合は、入社3年目にして、香港赴任、翌日から毎日国境を越えての中国通い。全く中国語を話せないのに。。。といった感じだった。
中国の人里離れた工場を訪問、商談が決裂してトラクターでその村を脱出したことや、私の販売する電子部品の不足のため、商機を逃した解放軍(当時は解放軍が電機製品を作ったりしていた)のエライ人に、鬼ほど脅かされたりしたこともあった。
中国語を話す上司も身近におらず、本気でビビったり、不安になったりしたものだ。
今度、時間のある時に怖かった解放軍の話しも書きたいと思う。
(前にNoteに、中国どぶ板営業というタイトルで似た話しを書いている)
今にして思えば、私の場合、新入社員の頃に、どぶ板中国営業で随分とGRITを鍛えてもらって、その後のキャリアに役立った。
話しがそれたが、NVIDIA黄さんは、ピンチは組織を強くするのに、とてもよい機会であるとも語っている。
困難を乗り越えるたびに、組織が精製されより強くなると。
今、仕事、学校、家庭で、ピンチに立たされている人、毎日キツイなと感じながら頑張っている人
実は、それはGRITを身につける良いチャンスになる。
そして、きっと、きたる日の成功につながる。
ピンチはチャンスというのは、人生の真理なのだと思う。