2017年のハイライト
2017年も残すところ1ヶ月弱。
振り返るとカレーだった。
2016年の今頃は無職で何もしていなかった。
10年働いて貯まった僅かなお金を食い潰して3ヶ月間ぼーっとしていた。
2017年、私がぼーっとしていることを知った人達が声をかけてくれて、期間限定のヘルプも含め5つのお店で働かせてもらった。(現在4店)
大好きで通っていたお店でもアルバイトさせてもらっている。うれしい。
友達が「カレーも出してるお店がスタッフ募集してたからここに電話して」と仕事をみつけてきてくれたりもして「カレー好き!」と公言していて良かった。
そんな中、6月に参加した「カレーの学校」。
カレースター水野仁輔さんが先生の、たった2日間のイベントだった。
授業は楽しく、イキイキと語られるマニアックながらもわかりやすい話はいくつも印象に残っている。著書を通じて薄々気付いてはいたが、水野さんは最高だった。でもそれだけではなく、カレー大好きな同級生と出会えたことが私の2017年下半期のカレー濃度を上げた。
美味しいカレー屋さんを教えてもらったり、スパイスの情報を交換したり、カレーを食べに行ったり、一緒に野外でカレーを作ったり。
私はそれほど沢山のお店を食べ歩いているわけではない。飲食店で働いていると言ってもホールスタッフなので、知識も経験もまだまだだ。場合によっては気後れしそうな位にカレーに詳しい同級生が多いんだけど、ただただ皆それぞれに好きなことにまっすぐで、楽しくて、気後れを忘れて交流してしまう。
ただ好きなだけでOK、という雰囲気だと勝手に感じている。
noteでカレーのことを書きはじめたのも、学校で刺激を受けて、私も何か行動しようと思ったから。漠然とした気持ちを言葉にしてクリアにしていこうと思った。
いきること。食べること。つながること。
カレーに引っ張られて、世界が広がった。
そんな2017年だった。