2021.12.20 今日の音|1匹の黒い魚の話
どうも、小沢佑太です。
昨日、一昨日で合計3本のお芝居を観劇してきました。
・演劇計画プラネットナンバー『プラネットナンバー3』
・STATION TO STATION〜あなたの駅のものがたり〜
・遊戯三昧『女中たちの犯罪劇場』
その前後では自分が関わっている芝居の稽古や演出会議があったり、日に日に演劇への浸かり方が増している年の瀬です。
大きな大きな一歩を踏み出した2021年もあと十日。
今日と明日は自分にビビーっと矢印を向けて過ごす二日間にしようと思います。
* * *
広い海のどこかに、小さな魚の兄弟たちが、楽しく暮らしていた。
みんな赤いのに、1匹だけは、カラス貝よりも、真っ黒。
泳ぐのは誰よりも速かった。
名前は…。
昔、こんなお話を読んだことがある。
名前は、、、なんだったか、忘れた。
このお話は確か、
黒い魚が赤い魚たちに呼びかけて団結し、
大きな魚のフリをして
自分たちを食べてしまう大きな魚を追い出す話。
ひとりぼっちが寂しくて
一緒に旅する仲間が欲しくて
怯えながら岩陰で暮らす赤い魚たちに呼びかけて
隊列の訓練をして
仲間とともに泳いで
自分達の縄張りを守る話。
共通の敵がいる時、
その敵を追い払うことを目的とした時、
集団にはそれを目的とした仲間意識が芽生える。
敵を追い払ったあと、
集団は目的を見失う。
「僕が、目になろう」
そう言った黒い魚は、
暗い海の中のどこまでを見通せていたのだろうか。
ただ、ひとりぼっちが寂しくて仲間を集めたのか。
怯えて過ごす仲間を救いたかったのか。
* * *
最近こんなことを考えたりしています。
2021.12.20、つぶやき。
最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️