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2021.10.30 今日の音|オフラインならではの「空気の振動」
おはようございます、小沢佑太です。
バースデーランウェイというプロジェクトのモデル募集が明日で終了します。
企画運営スタッフとして携わっている当プロジェクト、
「諦め切れない夢がある」「なんとかして自分自身が変わりたい」
そういう人を募集しています。
バースデーランウェイ自体が未来に羽ばたくタイミングでもあり、
これから未来へ羽ばたこうとしている人たちを応援したい一心で取り組んでいます。
もしよければ、ホームページをご覧ください。
僕には3つ下の弟がいます。
今は下宿をしながら大学生をしています。
彼は僕と対照的に、家ではあまり自分のことをしゃべりません。
彼なりに、家族の顔を伺って生きていたことは確かなのです。
家の外でもそうだったのかはわかりませんが、ものすごく優柔不断でした。
僕が学生の頃、弟の優柔不断と真剣に向き合ったことがあるのですが、その頑なさは並大抵のものではありませんでした。下宿をして、彼の個性も開花したのかもしれません。母の時々の報告によると、結構好き勝手やっているようです。
両親の過保護さ(と言ってもしれてるレベル)や僕の何かしらが原因なのかもしれませんが、とにかく、彼が自分をちゃんと出せる場所でちゃんと生活できている?ことは僕にとって嬉しいことです。
そんな弟が高校時代に「和太鼓」に目覚め3年間を部活に捧げて青春していたことを思い出しました。
僕が高校生の時分に部活動(特に運動部)という存在が嫌いだと気づき入部せずバイトをしていたこともあり、彼のイキイキした高校生活は僕にとって羨ましいものでした。
ほんとに何気なく、彼の「和太鼓」を思い出したんです。
とっても活発な部活動で、週末は結構な頻度でステージパフォーマンスをしていました。僕も2、3回観に行ったのですが、もうね、すごいんです。
それだけ活発な部活動なので、うまいことは確かなんですが、それ以前に身体中に響き渡る太鼓の音が、すごかったんです。
ものすごい下手くそな感想ですが、雰囲気だけでも受け取っていただければ幸いです。
音が大きい、というよりかは、耳だけではなく身体全体で聴いているという感覚。身体中全てが和太鼓の演奏に包み込まれ、もっと言えばその空間全てを和太鼓で包み込んでいる、そんな力強さでした。
これらの効果の源は「空気の振動」です。
音を発することがそもそも「空気の振動」そのものなんですが、僕らは喋る時とか音を出す時にそこまで「空気の振動」を意識することはないと思います。
だけどあの和太鼓の演奏は紛れもなく「空気の振動」でした。
ここから話を広げていくと、これからググッと増えていくオフラインでのライブパフォーマンスは、この空気の振動を感じにいくんだろうなと思いました。
和太鼓はその極め付け、って感じですが、バンドのライブとか音楽系は「空気」を感じにいくんですよね。お客さん同士の空気感、お客さんとアーティストが共に創り出す空気感、そこに漂う空気の振動。
どれだけオンラインを強化して活かしても、空気の振動を身体全体で感じることは難しいです。もっというと、アーティストや他のお客さんと「同じ空気の振動」を感じることはオンラインでは不可能です。
オンラインでは絶対に越えられない壁を見つけました。
「同じ空気」
「空気の振動」
「空気の香り」なんかもそうですね。
こういうのって、オフラインならではだなと思います。
ここから僕の演劇の話になるのですが、この空気の振動を意識して演劇と関わっていこうと思います。
全ては「空気の振動」に始まり「空気の振動」で終わっていく。
振動の振れ幅や大きさ、そういういろいろな要素で小劇場をデザインしていくと、また違う視点で楽しめるのかもなあという予感がしています。
来週、観劇に行く予定があるので、「ナマの空気の振動」を感じにいく、という気持ちで観てきます。
そんなこんなで、書き始めてふと頭をよぎった思考の断片を綴ってみました。
12月に大阪の十三で行う演劇企画テルミナ『セカンド・ライン』という会話劇。
オフラインです。小沢は現在、演出助手として奮闘中でございます。
お時間と場所などご都合よければ、ぜひ「ナマの空気の振動」を体感しにきてください。
演劇企画テルミナ 第1回公演『セカンド・ライン』
作・演出 湊游
◆あらすじ
じいちゃんが死んだ。どうしようもないジジイだった。「亡くなった」という言葉を孫からしても使いたくないくらい。
だからか分からないけれど、賑やかで笑いの耐えない変な葬式だった。だけど厄介者はやることも山ほど残していなくなった。家はどうしたらいいんだろう。葬儀や保険の処理だけでも大変だったのに。
そんなことばかり考えていた。愛人との写真が出てくるまでは! 全然知らなかったのにすごい数の写真。そもそもどこの誰⁈ この人どうすればいいの⁈
◇日時
12月4日(土)15:00 / 19:00
5日(日)13:00 / 17:00
・受付開始・開場は開演20分前。
◇場所
space korallion(大阪市淀川区十三元今里 2-5-17-1F)
※阪急電車 十三駅より徒歩7分
◇料金
一般 予約2,000円
当日2,200円
学生 予約1,000円
当日1,200円 (要学生証)
高校生以下無料
(但し、未就学児の観劇については事前にご相談ください)
*当日会場にて現金精算
*日時指定・全席自由
◇CAST
大川朝也(劇団白色)
オノ(劇団『田中フェアリー』)
さわ
中村
◇STAFF
舞台監督 中村彩世
舞台美術 中川リイ(Working Hero Project)
照 明 景井由佳子
劇 伴 今川裕美(劇的☆爽怪人間)
音響協力 林美菜
宣伝美術 津島ヨモツ
演出助手 小沢佑太
制 作 小寺春翔(演劇×ゲーム ねりあめ企画)
藤田サティ(シイナナ)
渡邉佳寛(劇的☆爽怪人間)
協 力 劇的☆爽怪人間
◇予約フォーム
2021.10.30、やばい、10月終わっちゃう!
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お し ら せ
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