見出し画像

2024年:ベガルタ仙台を振り返って

はじめに


まだプレーオフを残しているが、今シーズンのベガルタ仙台をサポーターの1人として振り返りたい。

※私は決してガチサポというわけではないので、ズレた発言をするかもしれないがご愛嬌願いたい。

振り返りたいことは3つある。
①順位について
②森山監督について
③選手について

①順位について


私の感想は「ワクワクをありがとう」の一言に尽きる。
レギュラーシーズン、終わってみれば、プレーオフ圏内の「6位」でのフィニッシュ。去年の16位という悲惨な結果を鑑みても、素晴らしい以外の言葉を私自身見つからない。

2020年シーズン以降、ベガルタ仙台に対して「ワクワク」が無かったと今シーズンを振り返って改めて感じた。

少し、2020年シーズンから昨シーズンまで振り返ってみると、渡邉晋氏を切って招聘したベガルタの悪夢こと「木山隆之氏」。私が思うに、この木山氏の招聘こそ、ベガルタ仙台の悪夢の始まりだったと思う。今更、このことについて色々書いても意味がないので割愛する。
J2への降格、プレーオフ圏外、挙げ句の果てにJ2で16位と悲惨な数年を過ごした。

そんな数年間に私は「ワクワク」を感じられなかった。
「ワクワク」という大変抽象的な表現であるが、この「ワクワク」を形成する要素は主に2つある。1つ目が「勝つこと」。2つ目が「ユアテックスタジアムに多くのサポーターが集うこと」。

現在、都内で学生をしているため、帰省のタイミングに数試合しかユアテックスタジアムに通うことができないが、今年は本当に多くの人がユアテックスタジアムに集まっていたと思う。

ここ数年、ユアテックスタジアムに足を運んでも、空席が非常に目立ち、試合にも負けることが続いていたため、「多くの人が集い、試合にも勝利」に多くの人が立ち会えた今シーズンは「ワクワク」があった。

②森山監督について
「本当にベガルタ仙台に来てくれて、ありがとう」
こんなシンプルな言葉でしか表現できないが、このことに尽きる。

いわゆるモチベータータイプの指揮官である。
これまで日本代表の下部カテゴリーで監督をしてきた森山監督。
森山監督の「人を惹きつける力」はJリーグの監督の中でも上位に入るほどであろう。
「ゴリさんのために」。そんな言葉が選手やチームを一つにまとめ上げ、戦い抜いた1年だと思う。

クラブチームを率いた初めてのシーズンであったため、選手の交代策や戦術に疑問を持つこともあったが、これは経験としか言いようがないため、来シーズン以降に期待である。

素人がサッカーを語るのは申し訳ないが、サッカーには、監督には、「論理」と「情熱」のふたつが必要だと感じる。それがサッカーに限らずかもしれないが。
いくら優れた戦術・戦略を持っていても、実際に試合をするのは選手であって、その選手を動かすには「情熱」が必要だと思う。
その情熱の最大値を持っているのが森山監督だと私は勝手ながらに思っている。「ゴリさんのために」。最後はこの言葉がベガルタ仙台をJ1昇格へ導いてくれると思う。

③選手について


はじめに、庄司春男GMがベガルタ仙台に来てくださったことに1人のサポーターとして感謝したい。

庄司イズムが浸透し始めた1年だったと思う。
「若手を育てるチーム」への変革。その第一弾が「森山監督の招聘」であった。また有望な高卒や大卒の選手の補強。しかしそこだけにとどまらず、的確な即戦力、ベテランの補強。あまりにも的確な補強すぎた。

有望な大卒・高卒の補強でいれば、安野選手や湯谷選手の加入。
どちらの選手も来シーズンの活躍に非常に期待ができる。

即戦力の補強にも抜け目が無い。
シーズン途中での實藤選手や奥山選手の補強。
彼らの活躍がなければ、6位フィニッシュはなかっただろうと思う。

選手そのものに話を戻すと、郷家選手と中島選手、この2人の活躍こそがベガルタ仙台の躍進に繋がったと思う。どちらの選手も贔屓目なしにJ1の中堅チーム以上でもレギュラーを張れると思う。彼らがいてくれるうちにJ1へなんとしても行かなければならない。

若手で言えば、相良選手。彼も得点能力の開花も素晴らしかった。
個人的に去年は監督との相性も悪かったのか、個人的にはレンタクバックかなと感じていた。しかしまさかの完全移籍。そして左サイドの座をものにし、二桁スコアラーに。彼の個人突破からの得点は、ベガルタ仙台というチーム・サッカースタイルには必要不可欠である。

来年に期待している・一皮剥けて欲しい若手としてあげたいのは、鎌田選手と工藤蒼選手、オナイウ選手の3名である。
鎌田選手は長澤師匠の移籍後、ボランチの座を掴み、チームのプレーオフ圏内確保に貢献してくれいた。しかし彼の能力から考えればもっと目に見える数字を残して欲しい。最後の縦パスや左右に振るパスと得点が最も近くなるパスを増やせる選手になって欲しい。
工藤蒼選手は、守備やセカンドボールの確保といった部分は素晴らしいものがある。しかし攻撃のスイッチを入れられる選手にもなってほしい。個人的には、パスの精度を上げて欲しい。
オナイウ選手に関してもドリブルはいいものを持っていると思うが、クロスの精度や中に切れ込んでのシュートの精度にまだまだ向上の余地があると感じる。梅木選手の活躍にはオナイウ選手のクロスは特に必要不かけるであるとも感じる。

最後に


こんな感じでノットガチサポーターである私が主観で今シーズンのベガルタ仙台を振り返ってみた。賛否両論、全然わかっていないなという声も多くあると思うが、一意見として受け取ってもらえたらありがたい。

私が大学の専攻もあって、よりビジネス・マーケティング面の方が興味あるため、ベガルタ仙台のビジネスやマーケティングについて今後、意見や考察をしていきたい。


いいなと思ったら応援しよう!