賑やかな人になったらしい
ゆっこは賑やかな人だよ〜って言われた。
嬉しさと驚きの気持ちがあった。
人の顔色とか全然気にしないタイプだけど、人からの印象をきくのはちょっとすき。
人からの印象で自分を知ることもあると思う。
人見知りでおとなしい自分
小学生のとき、人見知りで全然人と話せなかった。発表も苦手だったし、本を読むことが好きだった。図書館にずっといるタイプの人間だった。
自分の自分に対する印象はここで止まっている。
だから、なんとなーく、うまく喋れないおとなしめな人かなーって思ってた。
副団長やらないの?
中3のとき、担任に言われた言葉。
これも驚きだった。自分が体育大会で前に出ていける人だと思ってなかったからだ。
ここで、気づいた。ちょっとずつ自分が変わり始めているのかもしれないと思った。
中学受験をしたせいで、知らない人ばっかりの中で中学校生活がスタートした。だから、人見知りをしている場合ではなく、たくさんの人と話そうと心がけた。
また、学校全体として、リーダーに挑戦しましょう!という雰囲気があったので、皆が積極的だった。私もその波に乗っているうちにいつのまにか変わっていたようだ。
賑やかな人
ゆっこは賑やかな人だよ〜って言われたのは大学入ってからの話。おとなしかったあの頃から10年の時を経て、少しずつ変わったのかなと思う。
「賑やかな人」って、「騒がしい人」と同義では?という意見があるかもしれない。つまり、褒めてなくない?
それでも、私にとっては褒め言葉だった。隠しているわけではないのにうまく表現できないもどかしさからしたら、賑やかになったことは立派な成長だ。
人からの印象
こんなふうに人からの印象を言葉にしてもらうことで気づけることがある。
自分のことなんて、自分が1番わかっているようで、なにもわからないみたいなところがある。
だから、人からの印象をきくことが好きだ。もちろん嬉しい褒め言葉ばかりではなく、自分のダメなところも教えてもらえると嬉しい。きっとちょっと凹むのかもしれないが、改善点があるって素晴らしい。
こんなことを日々考えていて、匿名でもいいから人からの印象をぼかぼか投げてもらって、それをもとに人から見た自分像みたいなものを作ったら面白そうなんて思ったこともあった。
ここまで人からの印象はおもしろいという話をしたが、自分自身の印象も大切。きっとどっちも理解できたら自分への理解が深まるのかなと思う。