ちょうど1年前の同じ時期に行った北陸。
前回は富山市内と金沢市内を観光したので、今回は加賀温泉郷の方に足を伸ばしてみることにした。
今年は3月末というのに肌寒い日が続いている。桜はまだかまだかと、開花予報を何度も検索する。今年はかなり遅れているみたい。1年前はむしろ早くて、北陸でも桜が満開だった。桜があると、自然と視線は上に向く。あんなにずっと上を向いて歩いていることってあんまりないかも。秋は落ち葉が積み重なっているのを見てしまう。
今回ちょうど行くタイミングで気温が少し上がるので、桜ちょっとは咲いてないかなあと希望を抱きつつ、徳島→大阪、大阪→金沢と新生活応援割を使って夜行バスに乗り込む。
芭蕉にまけるな!山中温泉
加賀温泉郷は、3つの温泉地と城下町や漁港など、6つの地域からなる。
今回はその中でも山中温泉に向かうことに。
山中温泉はどうやら芭蕉が句を詠んだことでも有名なようで、芭蕉の館もあるそう。
それを知ったらこちらも詠まずにはいられない。
『芭蕉にまけるな!山中おさんぽ』が始まる。
金沢から電車とバスを乗り継いで1時間半。
山中温泉は、鶴山渓遊歩道やゆげ街道があって、自然の散策と店やみやげ物が並ぶ温泉街どちらも楽しめる。
ゆっくり写真を撮りながら散策したら、2時間くらいで1周できる。お昼に着いてお散歩して、お風呂入って、喫茶店でゆっくりしたら17時頃になる。休日のおさんぽにちょうどいいかんじ!
まずは、鶴山渓の方に歩いていく。五七五に収まりきらないと思ったら短歌になってるのはお気になさらず。
短歌・ハイクたち
せせらぎの 流れをとめる シャッター音
二人のための わびさび良きかな
ザザザーっと 白波をくぐる 歌声に
リズムをのせる やまなかの湧き水
老いてもなお 濡れた石段で 舞いたいな
サクっとろっと バスの疲れを 甘くする
まっかっか じんわりあったか たまごのきもち
ジャズの中 パチパチと踊る 花火パフェ
芭蕉の本気 コーヒーとのハーモニー
ラスト一句。
悠々と せせらぐ川に 渡る橋
やまなかの地に 響く笑い声
(おまけ)芭蕉の詠んだ句
山中や 菊は手折らじ 湯の匂い
意味:山中の温泉に入れば不老長寿といわれる菊の露を飲むまでもない
精進します。
リピ確!金沢グルメ集
B級グルメ ハントンライス
金沢おでんハシゴ酒
スペイン料理 アロス
スイーツ特集
北陸の海鮮を堪能
おまけ
ちょっとだけ桜咲いてたよ🌸
金沢リピ確。
今度は芭蕉に勝ちます。