見出し画像

“その話、混ぜてもらってもいいですか?”《マガジン“新書沼にようこそ” vol.11》

『読書狂の冒険は終わらない!』/三上延・倉田英之

三上 延×倉田英之
希代の「読書狂」が繰り出す、名作・傑作・奇本・珍本の数々!
読まずに死ねない250冊!
大ヒット古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの作者・三上延は古書店勤務時代に本の査定まで手掛けていた筋金入りの書物通。一方、ビブリオアクションシリーズ『 R. O.D』の倉田英之も「欲しい本はいま持ってない本、全部」と言い切るほどの本マニア。
ベストセラー作家にして稀代の「読書狂」の二人が「読まずにはいられない」名作・傑作・奇本・珍本の数々を、丁々発止で語り合うビブリオバトルが開幕! 博覧強記の二人が惜しみなく出し合う秘蔵の「読書ネタ」を収めた本書は、唯一無二のブックガイドである。

Amazon 本の概要 より

すみません、恥ずかしながら、お2人の作品はまだ読んだことがないのです。
こちらの新書はタイトルに惹かれて手に取った次第。
共に 読書狂ビブリオマニアを自負するお2人が、好きな本や、読書あるあるについて語ってくれます。

僕もブックガイドをよく買う人間の一人です。いわゆるブックガイドって、冒険小説やSFなど、ジャンルを絞って、「この一冊を買えば網羅できる!」という傾向が強いですが、この本はそんなタイプではありません。飲み屋で隣席の男二人が話していて、聞き耳を立てたら結構面白かった、ぐらいの話なんです。

倉田英之氏のあとがきより

多分ずっと聴いておける。
いや、聴いておきたい。
というような、肩肘はらずに読める楽しい読書論です。

こんなふうに話が合って、延々と本を肴におしゃべりできるとか楽しそうですよね。
でも本って好み、解釈無数にあるので、それが合致する人と出会うのが、1番大変そう。

お二人とも基本は「紙の本」派のようで、特に倉田英之氏の部屋は圧巻だったそうです。
どう圧巻だったかは………まぁ、ご想像にお任せします(本文内に書かれてはあります、見てみたい!笑)

なんというか、読書家が電子書籍読まないことはないだろうし、本を読むなら紙の本であるべきなんてことは言いませんが、馬鹿げた本好きというか、活字中毒者というか、 読書狂ビブリオマニアなら、やはり実体のある紙書籍派かなと思います。
(私も紙書籍派)

それにデジタルの弱みもあるじゃないですか。データが上書きされちゃうから、情報が階層や年代ごとで残りづらいんですよ。

↑の言葉が身に沁みます。
実は色々引用もしようと思って、せっせと打ち込んでたんですけど、保存失敗して消えたので…。

なので、今回はこの辺で。
お2人の作品が好きな方なら、より楽しいと思います。
是非!

私もこれを機に読んでみようかと…


最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

#読書
#新書
#本紹介
#三上延
#倉田英之
#対談
#読書狂
#新書沼にようこそ

いいなと思ったら応援しよう!

樹田 和(いつきた なごむ)
何かしらでも、あなたの琴線に触れることができたのなら、サポートいただければ幸いです。 いただいたサポートはありがたく活動費(つまりは書籍費、笑)にさせていただきますね。