見出し画像

【私的読書生活】週刊読書録vol.27(2022/7/2〜7/8)

再び世の中が騒がしくなってきつつあります。
人同士が争っている場合ではないと思うのですが。

そんな時、やっぱり私は本の世界に没入していくのです。


今週の一冊

といいつつ、今週は読みかけが多く、紹介できる本が少ない。
ほぼ唯一読了のこちらを紹介。

この本の第一刷は22年前(2000年)。
しかしこれはあくまで復刻版。

本当の初版は1962年、つまりは60年前!

著者は東大医学部を卒業した文芸評論家で作家で元都立中央図書館館長(世の中で1番羨ましい経歴の1つじゃないか!)。
寡聞にして他の作品は知らないのだが、このタイトルが気になって手に取った。

本当にこれが60年前?
今でも通用する内容や方法がたくさん紹介されている。
60年前と言えばさすがに私も生まれていないしそもそもパソコンと言う概念がどのぐらいあったのだろう。
それが今でも通用する内容と言うことからは、やはり本、そして読書と言う楽しみ方が一時的なものではなく、普遍的なものであることが証明されている。

最初の方と最後の方から、一部ずつ引用。

要するに本を読むときのほうが、読む側の自由が大きい、自分の意思や努力で決めることのできる範囲が広い、つまり態度が積極的だということになるでしょう。
P5
読書の愉しみは無限です。時間をもて余してすることがない、と言っている人の心理ほどわかりにくいものもありません。人生は短く、面白そうな本は多し。
P217

この本は久しぶりにドッグイヤーをしながら読んでみた。

多くね?

本を読んで、メモをするとか記録するとかしたい。
したいのはやまやまなのだが、直接の書き込みは何度か試したけれど盛大に挫折中。(自分の字のまずさが一因。)

加えて本を傷めたくないことから、付箋の方が安心感があった。でも手元に付箋がないこともあるし、はたまたむしろ付箋の糊が、本を傷めると言うことを聞いてからは躊躇せざるを得ない。

ドッグイヤーは本のページの端を折る。本をきれいに読みたい人にとって、心的負担を強いるものだと思う。私も正直そう思っていた。
でも今回、試してみて、読書スピードを落とさずにチェックしていくのが、圧倒的に早かった。
さらに読後にどこは好きな箇所が多く、どこが読み飛ばしてしまったかなどが一目でわかり、なかなか悪くないなぁと。
これからは角を折った本がちょこちょこ増えてくるかもしれない。
(図書館の本でうっかりやらないように気をつけなくては!)

そしてドッグイヤーした箇所を、今度は音声入力で、ブクログのフレーズ機能に登録というか転記しているところ。これも定着すれば、本の記録という意味では便利そう。
(手書きで書かない罪悪感を払拭する音読の威力!)

さて次はどの読書本を読もうかな。

ーーーーー

今週のおすすめ漫画

最近読み始めた漫画。

ドラマになったのが2020年とのことで完全に乗り遅れてるやつ、笑。

東村アキコさんの作品の中でかなり好み度が高い。
ミステリーと美味しいもの。

いちいち、出てくるメニューが美味しそうだよ!
おうちご飯も好きだけど、フレンチも久しぶりに行きたいなぁ←食い気


そうそう、フレンチと言えば、先日言っていた本、手に入れました!

相変わらず男前✨

(というか、騒いでたら連れ合いが買ってくれた。愛してる、笑)

これを自分で作れば満足できるかな。
再現できるかどうかも問題だが。


ああ、このシリーズも読み返したい。

次から次へと本に呼ばれて、ああいそがしい!(嬉しい悲鳴)

ーーーーー

今週の気になる本


ブクログからのおすすめ本。

松本清張だと?

まんまと狙い打たれた。
最近のああいうおすすめ、怖いですね。
もう狙い撃ちが過ぎる。

来年の大河でもあるし。
(ちなみに「鎌倉殿」録画して放置してるうちに気づいたら大泉頼朝、死んでしまったらしい。個人的にはまじめなのよりも盛大にぼやいててほしかったな。「あー、もう、義経、なーんもわかってないし…」みたいに。)

松本潤が三方ヶ原の戦いをどう演じるかが、個人的最大の注目ポイントです、笑。


思いもかけず、長くなってしまいました。
お付き合いくださり感謝です。


最後までご覧下さり、ありがとうございました。
次の週も楽しく読んでいきたいと思います。

皆様にも、素敵な本との出会いがありますように。

いいなと思ったら応援しよう!

樹田 和(いつきた なごむ)
何かしらでも、あなたの琴線に触れることができたのなら、サポートいただければ幸いです。 いただいたサポートはありがたく活動費(つまりは書籍費、笑)にさせていただきますね。