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【詩】 4.命奮わせ、白花 【結々たんの気まぐれサラダ】

温もり燻らす白花の香り。
喉元伝う、爽やかなアールグレイは、
さながら命の泉たるもの。

小さく震わす白花は、命の泉に花弁を落とす。
広がる波紋の意のままに、揺らめく花弁の真白なこと。
強く優しいその波に、ずっと揺られていたい。

それでも、何色に染まることもない。

純粋無垢に揺蕩いて。
やがては、冷めた紅茶を飲み干して。

ただ、青く白く、夢見心地に沈むだけ。

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