赤毛のアン
『赤毛のアン』を読んで私は、どんなに大変で、困難な壁にぶつかっても、すごく努力をし、勇気をだすことが大事だと思いました。そして、人にいいことをすると自分にも返ってくることも改めて実感しました。
プリンス・エドワード島の小さな村に暮らしている兄妹のマリラとマシューは、農場の手伝いをしてもらうために男の子を孤児院から引き取ることにしていました。しかし、引き取りに行ったところにあらわれたのは、赤い髪の毛の女の子、アン・シャーリー(アン)でした。最初は戸惑いましたがアンはとても明るくおしゃべりだったので引き取ることを決めました。アンは引き取られてから兄妹の家で生活し、学校も行きました。そしてその学校の同級生のダイアナと仲良くなりました。しかし、ギルバートという男の子にからかわれてとても怒り、アンは学校を休み、ダイアナを家に招きましたが、お酒を間違えて出してしまいダイアナの母親に怒られ、少し疎遠になってしまっていました。アンはかなり落ちこみましたがやがて学校に戻り、勉強を頑張るようになります。ここが1つめの困難な壁だと思います。
そしてとある冬の夜、ダイアナが「妹が病気になった」という報告をしにアンのもとへ訪れてきました。少し疎遠になってしまい、ダイアナを憎く思っていてもおかしくないのにアンは何も迷わずすぐにダイアナの家に行き、ずっとダイアナの妹の看病をしてあげました。その出来事にダイアナの母親は感謝し、アンにきちんと謝罪をしました。これから、アンとダイアナは再び親友に戻ります。
その後、アンはギルバートや他の友達と一緒にクイーン学院に入学し、教師になるために勉強しました。アンはとても優秀な成績だったので奨学金をもらい、レッドモンド大学への進学を決めましたが、そこでマシューが心臓発作で亡くなってしまいました。ここが2つ目の困難な壁だと思います。そして、マリラも目が悪くなり、自分たちの家を手放すことを考えます。それに加えて、アンは大学進学をあきらめて近くのカーモディで教師になろうと考えました。ここが困難な壁3つめだと思います。しかし、ギルバートが自分の仕事を譲ってくれると言いました。なぜならギルバートはアンが好きだったからです。それでも実はアンとギルバートは喧嘩していて、やっとアンはギルバートと仲直りし、兄妹の家の村で幸せな夜を過ごしました。
1つ目の困難な壁をとおして、すごい嫌なことがあっても、あまり気にせず改めて努力することが大切だと気づきました。
2つ目の困難な壁を通して人にどんなことをされても自分は助けてあげるなどという強い意志を持つことが重要だと思いました。そして最終的にあまりこの出来事とは関係ないが、いい結果が待っているのでやはり人にいいことをすると自分に帰ってくるのだなと思いました。
3つ目の困難な壁を通して勇気をふりしぼって決断することの大切さを学びました。
このようにキーワードを設置しそれについて考えながら読んでみるのもいいなと感じました。そしてこの本は自分が嫌な思いをし、大変なのときに読むととても勇気が出る本だと思いました。
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