等高線に歪む世界「Nerhol 水平線を捲る」千葉市美術館
友人たちと千葉中央でアフタヌーンティーすることになったので、せっかく千葉中央まで行くなら千葉市美術館で面白そうなのやってるから早めに行って見てみようということで、行ってきましたNerhol。
千葉市美の企画展のNerholってなんぞや?と思っていて、日曜美術館アートシーンで紹介されているのを見て俄然興味が湧いてきたタイミングでの千葉中央だったので、これは行かなくてはと時間に余裕を持って行ったはずなのに、気がつけば待ち合わせに少し遅れるくらい楽しい展示でした。
同一の被写体を数百回連写し、印画紙に出力した写真の束を1枚ずつ彫り進めるという彫刻作品が展示の中心。Nerhol(ネルホル)というユニット名は、アイデアを練る人とアイデア彫る人から名づけられたそう。
印刷した写真が彫刻作品になるというのを聞いただけだとピンとこないですが、実物を見ると紙が等高線のようになって像が歪んで見えます。近づいてみるとなるほど彫刻だなと思えてきました。
写真なのに写真じゃない、紙だけど紙じゃないと感じる。不思議な感覚で面白い。
作品リストが会場マップのようになっていて、それもまた楽しい。
今ここだから、何番の作品かと確認しながら見るのが新鮮。地図が苦手な人は混乱するようですが。
常設展を駆け足で見て、さや堂ホールに寄って終了。さや堂ホールは誰もいなかったので独占できたのがよかった。
10/9から常設展がかわり「特集 田中一村と千葉」をやるそうなので、そのタイミングでもう一度見にこようかなと思っている。
◾️おまけ
展覧会の後は千葉中央のホテルミラマーレで友人とアフタヌーンティー。展覧会が面白くて少し遅刻したのはご愛嬌。