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トークイベント「コラボレーション企画展『ファンタジーの力』を語る夕べ」大田区立龍子記念館

フォローしている方の記事を見て、存在を知った大田区立龍子記念館と川端龍子+高橋龍太郎コレクションのコラボレーション展。


きっかけになった木休さんとkajiさんの記事


これは行ってみたいとHPを見に行ったら、トークイベントのお知らせが。
登壇者が高橋龍太郎、ブックディレクターの幅允孝、共同キュレーターの児島やよいというかなり豪華なメンバーだったので、ダメ元で申し込み。
無事に当選して行ってきました。(人が集まらなかったようで募集期間が延長されていましたが)

展覧会自体はこれから改めて見に行くつもりで参加しましたが、展示室内でのイベントだったので、始まるまでの間に作品を自由に見ることができたのが嬉しい誤算。
なんだか妙に明るいと思ったら、イベント終了時に学芸員の方から作業灯がついているという説明があり、終了後は通常展示の明るさ(というか暗さ)に。
明るい時に写真を撮っておけばよかったかも。

会場に入ったら普通に幅さんがソファに座っていてびっくり。話しかけていいものか、でもなんで話しかけるんだろうと悩んで声をかけられず。

席に着いていたら、隣に刺繍でおなじみの青山悟さんが座ったのでまたまたびっくり。
写真でしか見たことがないのにわかった自分にも驚きました。もちろん声はかけられず。

ひっそり驚いているうちに、トークイベントが始まり、今回の展示に関連するテーマで時には脱線しつつあっという間の楽しい1時間でした。

自分用にちまちま書いたメモをまとめてみた

  • 高橋龍太郎先生は当日退院したばかり

  • 幅さんの選書のうち何作かについて、どの作品から連想したか

  • 高橋先生は文学青年になることを諦めた

  • 第3章 土と光、風の物語の壁面は日本美術史に残る組み合わせ。
    高橋先生がご自身の選択眼をほめる

  • 川端龍子の《日々日蝕》の現代アートとの親和性

  • 3人とも本展に寄せたエッセイにアーシュラ・K・ル=グウィンの同じ本の違う箇所を引いている

高橋先生が松岡正剛の読書量を見て文学青年は諦めたという話をされていたけれど、そうは言っても読んでいる量が違うなと思った。
あのくらいの世代のインテリは読書の幅と量がすごいんだなと改めて感じた。


イベント終了後は、通常展示の照度で作品を見る時間があったけれど、短い時間だけでは足りないし、アトリエ見学もしてみたいので、また改めて訪問しようと考えている。
撮影可でしたが、今回は1枚も写真を撮らなかった。途中でも書いたけれど、滅多にない明るい状況で1枚くらい撮っておけばよかったと少し後悔。

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