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紙に広がる緻密な世界「漫画家森薫と入江亜季展」世田谷文学館

入江亜季の漫画を読んでみたいなと思っていた時に見つけたこの展覧会。アートアジェンダさんのチケットプレゼントで当選してラッキーと思いながら行ってきた2024年最後の展覧会です。

控えめにいっても最高の展覧会でした。質量ともに充実していて、見ている間中、うわー、すごーい、細かい、と思い続けていました。
1人でじっくり見るのもいいけど、誰かと一緒に行ってこれすごいねと話しながら見るのも楽しい展覧会だと思います。

森薫の『エマ』、『乙嫁語り』は存在は知ってるけど読んだことがない、入江亜季もこれから読もうかなというレベルで観に行きましたが、読んだことがなくてもじゅうぶん面白い。
読んでから行ったらもっともっと楽しかったに違いない。

会場構成も面白く、導入部分を抜けると右は森薫、左は入江亜季となっていて、それぞれの連載作品ごとに展示されている。
2人の連載作品の中央には読み切り作品が展示されていて、回る楽しみがある。ただ、私は回り方を失敗して、出口まで行ってから読み切りコーナーを見ていないことに気がついて逆行してしまった。ちょっと混んでいたので迷惑だったかも…。

とにかく書き込み量のすごい2人の原稿をじっくり見れて、たっぷり楽しめました。2024年最後の展覧会をこれにしてよかった!

帰りの電車で読みたいと思ってた入江亜季『旅』を電子書籍で購入。年末年始に他の作品も読もうと思ってる。

会場マップ
会場入り口
キービジュアル:森薫
《カラカルと砂漠の姫》
キービジュアル:入江亜季
《シバと朝顔観音》
右は森薫
左は入江亜季
カラー原稿が素敵
設定マップかわいい
設定資料
家の見取り図
森薫の同人誌表紙
青みがかった世界観がいい
ベトナム語版のボックスケース
内側見たい!
ドールハウス風のイラスト
かわいい
系図とか設定を読むのが楽しい
落書きだそう
『旅』の表紙
単行本の裏表紙だったはず
こちらも
なんだかめでたい
かもめブックスだ!
動物がかっこいい
アンケートハガキ用のイラスト
これも裏表紙
桃太郎??
2人のコラボ
こちらもコラボ
フォトスポット
後ろには日本庭園


◾️おまけ
併設の喫茶店 どんぐりでお茶。展覧会コラボメニューのスーテーツァイという塩味のミルクティー。玄米クッキーも美味しかった!

奥がスーテーツァイ


展覧会グッズは入江亜季が少なめ。
2人のイラストだったのでクッキーを購入

グッズのクッキー
会場でもらえるチラシには森薫verと
入江亜季verがあった

◾️おまけ2
同時開催のコレクション展「寺山修司展」と「ムットーニコレクション」
ムットーニ作品は気になっていたので、今回見れてよかった。

会場入り口
フォトスポット

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