あの世界に入ってきた「はてしない直径2.5cm 本城直季の世界」東條会館写真研究所
ミニチュアのように見える写真で有名な本城直季さん。学生の頃に写真を見てから好きな写真家さんです。
たまたまInstagramで見かけたこの展覧会。暗室体験と本城さんに撮影してもらえるというワークショップがあったので、迷わず申し込んで参加してきました。
ワークショップは展覧会が始まる前の時間を使っての開催。参加者は10人でした。
本城さんの挨拶から始まり、本城さんは撮影準備、参加者は暗室で流れの説明と暗室作業についてのレクチャー。参加している皆さん、写真に詳しい方がほとんどでした。
いよいよ撮影ということで、東條会館前の道路に移動して、みんなでいろんなポーズをとって11枚撮影。シノゴと呼ばれるカメラでモノクロ8枚、カラーポラロイドで3枚。撮影時間が長めだったので、同じポーズでいるのが大変でしたが、みんなでこのポーズがいいのではと決めて撮ってもらうのは楽しかったです。
今回は印画紙が特殊ということで、完全に真っ暗にしての暗室作業。見せてもらうとは言っても、同じ空間で作業しているのを感じられるという状態でした。初めての体験なので面白かった。
暗室作業は東條会館のスタッフが担当されていました。
全部の現像を待つ間に、本城さんの解説つきで展示を見てまわります。
ご本人お手製の紙製の黒い双眼鏡(紙筒を二つつけたもの)で写真を見ると、覗いている気分になるのが新鮮でした。
カメラの設定方法やどうやって撮影したかなどを聞きながら、地下、6階、3階と展示を見てまわりました。
現像ほやほやの写真をみんなで見て、自分が写っているのが嘘みたいで嬉しい。まさかあの世界に入れるなんて!参加して本当によかった。
明るい服を着てくるようにと連絡があったのが、モノクロ写真を見ると納得。私は白っぽい服を着て行ったので、わかりやすくはっきり写っていたように思います。
ここで、ワークショップは終了。
あとは自由にということで、もう一度全部の作品を見てまわりました。
ルーペで拡大して見たり、木箱を覗くように見たり、と見せ方の工夫もたくさんされていてとても面白い。ピントの合わせ方を見せる展示はなるほどと思いました。
また、スライドで見せるご家族の写真もありました。ご家族の写真を撮っているのを知らなかったので、これらを見られたのがとてもよかったです。
虎ノ門ヒルズステーションビルのベイクルーズのギャラリーでも展覧会を開催中ということなので、こちらも行く予定です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?