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育児日記5|起きたばかりの娘2歳の顔面は血だらけだった

現在我が家は二手に寝床を分けている。授乳する妻と新生児の息子は移動を最小限にすべく1階で、私と2歳の娘は寝室のある2階で寝てる。私は娘より早く目覚めることが多いので、先に1階に行くか、寝室の隣の自室の掃除などして娘が起きるのを待っている。起きた娘は「だっこ〜」と言って、階段をおろしてもらおうとする。上ることはできるけど、下るのは1人でできないのだ。

今朝もいつも通り、階段から娘の声がする。「だっこ〜」。一直線の階段の先に、アプンの人形を持った娘がいる。そして驚くべきことに、鼻周りを中心に顔面が血まみれである。しかもまだ殆どが乾いておらず、現在進行形でドクドクしてる。「大丈夫?!何があった?!」と聞いても、ポカンとしてる娘。鼻水を拭いて欲しいときに使う「ぴっしゅー(ティッシュのこと)」という言葉が出てきたことを考えると、本人は出血の意識がないらしい。すぐにケツフキで拭き取ってあげた。

はて。
どこから出たんやろ。。。血だらけの形相は、誰かに殴られたときのそれでしかない。殴るとしたら、同じ布団で寝てた私しかいないことになる。はて。
布団に向かう。血の馴染んだ、そこそこ大きな楕円が見たかった。うっわあ痛々しい。最近やたら寝相も悪いし、壁に打ちつけたのかもしれない。しかし血痕は敷布団と枕にしかいない。そんなことあるだろうか。ま、あるか。

ほどなく、布団を調べてた私は再び娘に大事で呼ばれる。「パパー、ハナクソ」。。。ああ、そうか。謎解けた。
実は最近、娘は鼻くそをほじり出した。そして収穫があると、律儀に私に報告してくるのだ。私は娘が報告してきたことを褒めつつ、収穫された鼻糞をティッシュに絡んで捨てる。保育園では絶対にやってほしくないが、私だって小ちゃいころは鼻をほじりまくってたので、くさってもアドバイスできない。
ともかく血まみれの形相は、これは鼻をほじりまくった結果である。まだ手慣れておらず粗々しく無造作な鼻ほじりを繰り返したことの報い。まあけれど、本人がケロッと元気そうは不幸中の幸いといえる。

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