Teamをより良くするために大切な自己理解について②
「Teamをより良くする」縛りのnote企画。
前回の後編を今回は書いていきたいとおもいます。前回は自己理解が大事だよという内容をセルフ・アウェアネスの本まとめ的に書いてみました。
今回は自己認識を高めるために具体的にどう行動すると良さそうかについてまとめていこうと思います!
自己認識が深まり、自分がもっと好きになるエクササイズ
エクササイズ①:ベストの自分
活気に満ちていた時、素晴らしい仕事ができて働くことを心から楽しんでいた時、その時やっていたことを愛していて、かなり良い評価をもらっていた時はいつだろうか。
と当時の状況を思い出して、詳しい内容を書き出してみます。
何をしていたか?どのような仕事をおこなしていたのか?その時の環境、任務、あなたがもたらしていた影響の内容の重要な要素は何だったのか?当時、あなたには上司がいたのか?それとも自分で決めて動けていたのか?
大まかな状況を書き出してみます。
あなたはその時にやっていたことの何が好きだったのか?その時期が楽しかった理由と、あなたが輝けた要因は何だろうか?
その時の状況を大まかに書き出したら、その記憶から学べることは何か考えてみよう。
あなたが当時感じていた楽しさ、重要な環境要因、楽しかった仕事のタイプなどを洞察して、気づいたことは何だろうか?思い出したことを手がかりに、今のあなたが楽しめそうなことを考えてみよう。あなたの頭に浮かんだ考えを書き出してみて欲しい。
エクササイズ②:メンタルモデル
メンタルモデルは「もし、、、としたら」という形で提示された仮説に対し、あなたならどうするかをイメージして、そうする理由も考えて答えるエクササイズです。
あなたの余命が一年しかないとしたら、どのように過ごしたいと思うか。その答えから自分が好きなことや情熱を注げることについて、何がわかるだろうか?
自分が好きなことを何でも出来るだけの資金力があるとしたら、あなたはどんな仕事またはキャリアを目指したいと思うだろうか?
あなたが我が子や孫たちに、自分の仕事人生の功績として話して聞かせたいことは何か?自分が選んだキャリアを、彼らにどのように説明したいと思うか?
自分の潜在能力をフルに発揮するためには、好きという気持ちが不可欠です。自分が好きなことに繋がりたいなら、いま抱いている恐怖心や不安から心を話、自分の希望や夢をもっと意識すべきでなかろうか?
「どのようにやるか?」ではなく、まずは「何をやるか」に焦点を当ててみると良いでしょう。これらのエクササイズは、何よりも自己認識のために行うものです。自分の探ししているものが何かわかれば、さまざまなチャンスに気づくようになります。
ネガティブな感情をコントロールする方法
ネガティブな感情(=厄介な考えや感情)を遮断することは不可能です。
ただ、優れたリーダーたちは、自分の内側で起きていることに気づいてはいますが、それにとらわれてはいません。
以下がそのとらわれない方法です。
1. 自分のパターンに気づく
2.自分の考えや感情に名前をつける
3.自分の考えや感情を受け入れる
4.価値観について行動する
優れたリーダーたちは内なる資源を解き放つ術を心得ており、自信の価値観に即した行動に全力を傾けています。
自分好みに合う内省のやり方を選ぶ
やり方は自由
多くの人が日記を書くことで内省をしています。日記が嫌いな人は同僚と話をしてみるでも良いでしょう。また、座ったままでも、歩きながらでも、自転車に乗っていても、立ったままでも良いでしょう。
一人でやるのもパートナーでやるのも自由。
小さなことから始める
一時間の内省タイムが長すぎると感じたら、とりあえず10分やってみよう。
前向きな感情と意欲を推進する最大の要因は「目下取り組んでいる作業が断端とうまくこなせるようになること」
とにかくやってみよう
自分の質問リストを見直して考察してみよう。
手伝ってくれる人を探そう
内省しても大半のリーダーはやる気、時間、経験、スキルのいずれが不足しているせいでうまく行えません。そんな時には、同僚、セラピスト、コーチなどに手伝ってもらうことを検討しよう。
自分がどう見られているか探る
五人を選ぶ
仕事で何度も接触する上司、役員、直属の部下、同僚などから五人選ぶ。元同僚もOK。仕事とプライベートの両方の領域にまたがっている人は尚良い。信頼出来る人、包み隠さず話をしてくれる人を選ぶことが重要。
会って話を聞かせて欲しいと頼む
本音で話をしてもらうために、ここでの話は口外しないと約束する。また、一人一人の負担が減るように他の人からも話を聞く予定だと伝える。
二つの質問をする
・あなたには、私がどんな人間のように見えますか?
・私のここを変えると良い、そうすればもっとうまくやれる、と思う点がありますか?
適切な応答をする
何を言われても、そこで自分の気持ちを説明したり、行為について弁明したり、落胆したりしてはならない。
有意義なフィードバックが得られるかどうかは、あなたが構えて話を聞けるかどうかで決まる。指摘をしてもらったことについて、必要であればさらに詳しい説明やそう感じた具体的な事例や場面を尋ねると良い。最後に心からの感謝を述べてミーティングを締めくくる。
調査結果に基づいて自分の行動を変える
指摘されたことの中で特に重要な点はどれか、複数の人から同じことを言われた点は何か、などを振り返る。
周囲の人があなたを正しく理解してくれていれば言うことはないが、そうでなければ認識を変えてもらうために、自分の行動を変える必要がある。
良いフィードバックの受け手になる方法
フィードバックをする側のコミュニケーション能力向上ももちろん大事だが、フィードバックを受ける側の向上も大事です。
1.自分の持つ傾向を知る
2.「内容」と「提供者」を切り離して考える
3.コーチングとして受け止める
4.内容を分析してみる
5.尋ねるのは一つだけ(例:「私が自分の向上を妨げているように見える行い、あるいは至らぬ点を一つ挙げるとすれば、何だと思いますか?」)
6.小さな実験をする
最後に
いかがでしたか?
優れたリーダーや活躍する人材は自己認識レベルが高いのでしょう。
この記事を書いていて、武井壮さんが「身体を思い通りに動かす能力」について話をしているのを思い出しました!
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