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#232 ジブン株式会社RADIO Season 1の振り返りとSeason 2に向けたチャレンジ

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

これまでも何度かご案内していた木下斉さんのVoicyチャンネルで、noteマガジンを書いている人同士で音声対談放送を届ける企画「ジブン株式会社RADIO」のSeason 1が昨日ついに完結編までリリースされました!

上のリンクは後編になりますが、以下記事より前編・中編含めてご案内しています。充実の対談ばかりですので、ぜひこちらもご覧いただき、聞いてみてください!

今日は、5月頭にこの企画を起案して、木下さんにご協力いただきながら、当初目標通り6月末までに計22対談をSeason 1としてお届けしてきて感じた振り返りをまとめます。

7月7日にVoicyライブアワーにて、木下斉さんとSeason 2に向けた公開企画会議のお時間をいただけることになりましたので、そこに向けた頭の体操です。

対談に参画された方、リスナーの方からも、Season 1の振り返りや、Season 2に向けてこういうことやってみたら?などありましたら、コメント欄から教えてください!

Season 1の振り返り

木下さんにジブン株式会社RADIO企画にチャレンジさせてもらって、やってみてよかったと思うことは本当に沢山あります。その中から、今日は特に3つの観点から、どういう学びや経験ができたか、私として強く感じていることをご紹介します。

1. 全国にいる「書く」発信同期

RADIO企画のきっかけとなったのは、木下さんが昨年秋頃から「発信は投資である」との考え方のもと、noteで「書く」ことを推奨された「ジブン株式会社マガジン」の投稿数が10,000件を突破したことです。

それまでも、この10,000件の記事を発信者同士でお互いに見たりする機会はありましたが、今回のRADIO企画を通じて、お互いの記事をより深く読み込む機会になったのは間違いないと感じています。

私自身も、今回対談させていただくことになったKashiwaさんと3児移住ワーママAさんの記事は、過去分も含めじっくり拝読して対談に挑みましたし、他の対談者の対談テーマ設定されていた記事や対談に参加いただいた方の記事も、結構読み込んで対談の組み合わせを設計しました。

音声対談をきっかけにより発信者の発信内容に触れただけでなく、実際に音声対談を聞くことにより、普段はテキストコミュニケーションで接していた発信仲間の声を聞いて、より人となりが立体的に浮かび上がった面もあります。

「声」と「話し方」には、すごく人間味が出ますね。元々は「テキストコミュニケーション上でよく見る名前の人」くらいの距離感だったのが、より人間的な親近感も湧くようになりました。
当たり前ですが、アイコンの裏にそれぞれの人生を奮闘中の一人一人の人間がいるんだなと。笑

これにより、それまでは割と自分自身で取り組んでいた発信活動も、発信仲間と楽しみながら取り組むもの、というように位置付けが変わってきました。
日本全国(中には海外在住の方も)で、普段は全く別の世界で生活していて物理的には離れている人たちですが、「書く」ことを通じてより深いところで価値観を共有できる仲間が出来たのが、自分にとっては財産です。

2. 「書く」ことのインパクト

本を出版されている方は、自分が知らない人にも自分の考えを届ける手段として書籍の有効性をよく指摘されていますが、本の出版には至らなくとも「書く」ことが持つ威力をしみじみと感じています。

「話す」ことがコンテンツの中心にある音声対談企画から、「書く」ことのインパクトが知れたのは非常に興味深いところです。

今回の対談企画は「話す」と「聴く」場所を提供するための企画なわけですが、「企画立案」〜「対談者募集」〜「プロシージャー作成」〜「対談テーマ設定」〜「対談を聞いた後の感想や気付きの共有」〜『流通・販売」という上流から下流までの一連のプロセスの根底には、常に「書く」作業やnote記事が活用されています。

企画書作成も、対談のアナウンスも、対談をやってみた・聞いてみた後の気付きの共有も、全てnoteで「書く」ことを通じた非同期コミュニケーションです。

この2ヶ月弱で一気に企画立案から世の中へのリリースまでプロジェクトが進んだわけですが、私自身の日々の生活は特に変わらず、ただ毎日ほぼ決まった時間にMacbookを開いてタイピングを続けていただけです。

坂本竜馬がかつて新国家体制の基本方針を起草してまとめたとされている「船中八策」も、やはり「書く」ことでその考え方を示し、多くの人に伝わったことで時代の流れが変わった事例ですね。

頭の中にあることや、家族や職場の人と話していることは、やはりそのままでは他人に伝わらなくて、書いたものを誰かの目に触れられる場所に置いておくことで、「小さな変化」へと変わっていくことを実感しました。

普通、このような企画のフィードバックは、主催者がアンケート作成して事後的に集めてようやく取れるデータです。しかし、普段から発信している人同士で企画を組むと、それぞれが自然発生的にフィードバックしてくれるのも、自分にとっては新たな感覚で面白かったところです。

春野さとみさんなど、対談に参加していない方も感想の記事を上げたりしてくれて、本当にありがたい限りです。

3. 「ありそうでなかった」マーケットクリエーション

Voicy Fesのようなパーソナリティ同士の対談企画はこれまでもありましたが、Voicyの発信者は審査制ということもあり、ある分野で大きな成果を残してこられたり、発信活動を何年、何十年と続けてこられた方に一定限定される面はあるかと思います。

もちろん、そのような方の話を聞くのもとても面白いですし、学びある放送は多いです。
一方で、まだ発信をして数ヶ月・数年くらいで、自分の人生のハンドルを自分で握ってこれからドライブしていこうとしている人同士の対談からこそ、「自分もできるかも」と背中を押してくれる面もあると思うんですよね。

ただし、スタエフのような誰でも発信側に回れるサービスでは、一定レベルの質と心理的安全性が担保された対談企画をアレンジするのが難しいです。
そこで、普段から良質な情報取得にお金を払い、自らの人生を会社に見立てて経営しようとされて文章発信を継続されている方同士で対談を組むことで、その壁が突破できたんですね。

言い方を変えると、Voicy Fesでは、Voicy社が対談の質を保証してくれているわけですが、今回のRADIO企画では、普段から文章発信をしておりその内容が見れるということ、木下さんの発信に対するペイウォールというフィルタリングにより、一定の質と心理的安全性の確保が機能したということです。

それで実現した対談では、あらゆる分野で「自分の人生を切り拓こうとしている人」、「社会や周囲の環境にとって必要と感じたことにチャレンジしている人」のOn-goingの話ばかりで、勇気付けられる話に溢れていました。

今はチャレンジ中の状況で音声対談という形でアーカイブされたので、今後プロセスエコノミーの形でそれぞれの挑戦を同時並行でストーリー的に追っていけるのも、面白いところと感じた次第です。

Season 2に向けて

「企画者だから」という面もあるとは思いますが、今回実際にやってみて、対談された方やリスナーからのフィードバックを見ていると、「やらないより、やってよかった」と胸を張って言えるチャレンジだったという総論です。

そのため、本質的な部分は変えずに、やり方だけ新しいものを試してみようかな。
今回はZoomで収録しましたが、スタエフの収録機能を使ってみるとか、今回は対談参加しなかった方を優先的に対談者を募ってみるとか。
あとは、Season 1のアワードなんかもできたらいいなと思ってるので、Google formでアンケート取って、7月7日のライブアワーでリスナーが選ぶ「リスナー賞」の結果を発表するみたいなこともやってみると面白いかもです。

「ジブン株式会社大賞」、「ためになったで賞」、「勇気付けられたで賞」とか?笑
木下さんに1つ、特に印象的だった対談を選んでもらってもいいかもですね。

まだライブアワーまで1週間あるので、引き続き考えてみます!

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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