#230 ジブン株式会社RADIO Season1 中編のレビュー公開! (No.16〜19)
いかがお過ごしでしょうか。林でございます。
6月11日より木下斉さんのVoicyチャンネルでリリースされた音声対談企画「ジブン株式会社RADIO」。先日は、放送開始のご案内と、本企画の起案から実行までの裏側について、時系列での顛末と、企画を進める上でどのような気付きがあったのかについて、プロジェクトを実行したからこそ分かったことをまとめました。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください!
6月17日よりリリースされた「中編」では、私と「3児移住ワーママA」さんとの対談も聞くことができます!
今年1月に都内からみなかみ町に移住された3児移住ワーママAさんと移住の実際のきっかけや地域交通に関して対談しています。本対談を聞いてみたい方は、こちらから購入いただくのが一番安いので、ぜひ手に取ってみてください〜
他の方の対談も合わせて聞いてみたい方は、木下斉さんのVoicyチャンネルでセット販売もされていますので、ぜひお聴きいただければと思います!
まさにセレンディピティ溢れた対談です。あらゆるテーマで面白い対談ばかりなので、普段の生活の中では興味関心を持ちづらいテーマも含めて、考えるいいきっかけにもなると思います。
「ジブン株式会社RADIO Season 1」では、全22対談を放送予定です。
今回は中編に6/24より追加されている、16〜19対談目をピックアップして、私が面白いと感じたところを1つずつご紹介していきます!
過去のレビューもぜひご覧ください!
16.公務員は最高にクリエイティブ!
16本目は、社会福祉士ぽこさんとtentenナツキさんの対談です。
まず、ぽこさんのインタビューが本当にお上手で感動しました。
ぽこさんは、普段は社会福祉士の仕事をされているとのことですが、ナツキさんの公務員の話を受けて、ご自身の仕事における公務員の方とのやり取りなどに踏み込んで、ご自身の経験もブレンドしながら対談が進んでいくのが印象的でした。
そして、ナツキさんが切り開いてきた力強いキャリアは、本当にいい刺激になります。
ご自身が、結婚と転勤を機に福島で暮らし始めて苦しんだ実体験から、同じように苦労されているであろう方々向けに「定住支援」に回り、それを少しずつご自身の仕事にされておられるナツキさん。まさしく「やる側の人」です。
もともとは霞ヶ関で農林水産省のお仕事をされていましたが、キャリアチェンジをしていく中で、自らが世の中にとって必要だと思われていることを実行し、それをライフワークにされていく姿からは、もの凄い逞しさを感じました。
「自分がやるべきこと」は、原体験や疑似体験からしか生まれないことを説き、幅広い経験を積み重ねていくための背中を押してくれる放送でした。
インタビュワーぽこさんの記事はこちら↓
17.サラリーマンが語る人生攻略論 〜言語化が人生に及ぼす影響とは〜
17本目は、ハム太さんと、こへい/エンジニアさんの対談です。
ベンチャーから上場審査中へとステージ変化中のこへいさんの勤め先において、自分はこれが課題だと感じて上司にエスカレーションするも、「でも難しいんだよね」という言葉でスルーされてしまう事象について実体験をもとに解説されています。
この「理想はそうだけど、現実的には難しい」話は、結構あるあるだと思っています。そして「難しい」と言った瞬間に思考停止で話が終わってしまうことも多いですよね。
そのため、自分は意識的に「話は分かるけど、難しい」とは言わないようにしていて、As-isとTo-beを二極化して考えるのではなく、その間にグラデーションがあるイメージを持っています。
こへいさんご指摘のように、事象に対する解像度を上げていけば、必ず何かできることはあるはずです。「あ、いま表面的な議論だけで難しいという話になっているな」と感じるシーンがあれば、解像度を上げるための論点を投げかけて切り込んでいくことを心掛けようと考えるきっかけになりました。
インタビュワーハム太さんの記事はこちら↓
18.好きなことを仕事にしなさい vs 置かれた場所で咲きなさい
18本目は、ハム太さんと梶田和磨さんの対談です。
対談の中で「マネタイズできないとやりたいことも全てオジャンになるかと言うと、そうではない」という話が出てくるのですが、ここ非常に共感ポイントです。
そもそも、自分が何か必要だと思ったことをやろうとする時に、マネタイズを出発点にすると間違うと思うんですよね。
新規事業検討系のテーマでは、ビジネスモデルキャンバスを書いたり、サービスとお金の流れを書いてみたりすることも多いと思うのですが、それは第三者にビジネスモデルを伝えようとする時には多少有効なツールではあるものの、これを作るところから始めてしまうと、絶対形にならないよな〜という感覚があります。
上述したtentenナツキさんの取り組みにおいても、おそらくマネタイズが出発点ではないと思うんですよね。まずは強い課題認識や情熱が出発点にあって、必要だと思うことを色々と仕掛けていく中で、その取り組みを持続的なものにするためにマネタイズのことを事後的に検討してるんじゃないかなと勝手に予想してます。
新規事業提案の発表会のようなイベントでは、講評者が口を揃えて「で、マネタイズはどうするの?」みたいなツッコミが多いと思うのですが、それだと話が急につまらなくなってしまうと思うのです。
19.最初は詩吟を軸に副業しようなんて全く思っていなかった話
19本目は、やすさんと詩吟YouTuberのheyheyさんとの対談です。
heyheyさんは、コロナ禍の外出自粛をきっかけに副業について考えるようになり、今は詩吟YouTuberとして活躍されています。
気になったので、私もYouTubeでいくつか動画を拝見しましたが、分かりやすいスライド付きでほぼ毎日発信されていました。
詩吟そのものを数多く配信しているだけでなく、詩吟をこれまで勉強してきた中でどのような苦労があったかという話や、詩吟指導にも踏み込んだ発信で、ああだから定期的に見てくれるファンの方も付くんだなと感じたところです。
コロナ禍という全世界の人が同時に直面した事象に対して、自分が興味があることを色々とトライ&エラーで試してみて、オンライン配信だけでなく活動のフィールドを高齢者施設などのリアルな場所にも広げられている貴重なプロセスをお聞きできます。
2020年4月ごろから4年あまり、私も同じように時間が経過してきたわけですが、日々の小さな過ごし方の違いと、何よりも「地道に続けること」を貫くことで、自分が関心あることや得意なことで、他人から対価を得られる仕事に仕立て上げていけること。このあたりも非常に学びがあるポイントでした。
インタビュワーやすさんの記事はこちら↓
以上、中編16〜19本目を聞いて感じたことのご紹介でした!
今後も、残り3対談が順次リリースとなっていきますので、これらのレビューについても、追って解説していきます。
それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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