血圧低い時の対応

下肢を挙上すると、重力によって下肢の静脈血が心臓に戻ります。
そのため心拍出量(心臓から送り出される血液の量)が増加することで血圧があがり、脳への血流を増やすことが可能です。 しかし下肢挙上時の心拍出量は、仰向けの状態と比較して20秒後には増大するものの7分後には仰向けの状態と同様になることが報告されています。

7分以上は足上げておく必要ない。

あとは急に立ち上がらない
車椅子でベッドへ移動
水分取って循環血液量を確保
寒すぎたり暑すぎたりしないか室温チェック
ベッドに置いてある頭の枕をそのまま足側にもってくればいい。
布団かける
ナースコール脇に置く。

以上のように現場では枕を外し頭を下げ足を上げることで速やかに血圧を上げることを試みるがセオリーであるが、
慢性心不全となると、下肢挙上を行うことで心臓へ還流する静脈血を増やし、心臓に負担をかけることになるので身体はフラットがいいともされている。

下肢虚血の患者を下肢挙上させても、血流増強は得られないのに加え、より下肢虚血が進行したり足の冷感増強になる。

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