星月に願う
蚤の市帰り
本屋で買い物
有料の紙袋を入れて会計は5000円ぴったり
嬉しくて、この気持ちを店員さんに伝えようとしたがやめた
喜びは誰と分つ
ひとりよりも二人
夕方前の帰り道
真っ青な空に白い月
秋の風が吹く
誰かを思い
誰かのためにすること
それは自分のためでもある
共に歩み
共に笑いたい
満足したいから
本を開く
うとうとと夢を見る
あなたは僕と出会い
良い方向に進んでいるだろうか
あなたはわたしではない
わたしはあなたではない
あなたとわたしの道が重なる日
星輝く空の下
あなたの幸せを
ただ願う