現金が触れなかった自分
こんにちは、ゆをです。
僕は過去に、場面緘黙症などの症状があったと
以前の記事に書きましたが
もう1つ、苦労した症状がありました。
それが「強迫性障害」です。
今回は、そんな強迫性障害で苦労した話を
書きたいと思います。
世の中の物に触れられなくなった
小学4年生ぐらいまでの僕は、現金だったり
電車の手すり、エレベーターのボタン…
普段いろんな人が触れる物に触ることができました。
しかし小学5年生ぐらいの頃。突然
世の中の「他人が触ったであろう物」に
触れなくなったのです。
触る物、とは少し違いますが
特に困ったのがお手洗い。
外出時にお手洗いが行きにくくなりました。
これは強迫性障害の一種かは分かりませんが
見られるのが嫌。なのと
仮に個室に入るならドアノブに触れないといけない。
他にも、身の回りにある
よく触るものに触れられなくなりました。
それが中学2年生ぐらいまで続くことに。
酷かった時期が中学1年生。
不登校になった頃です。
学校に行けなくなったのと同時に
外出時には母も一緒に出掛けて
何か触るのが必要な時には
ボタンを押してもらったりしていました。
病院に通い始めて
場面緘黙症の疑いもあって、中学1年生の6月ごろに
精神科を受診しました。
その頃にはかなり症状がひどくなっていて
仮に触ったらすぐ除菌か手を洗う。
家に帰ったらすぐ手を、何度も洗う。
そんな日々でした。
決して「汚いもの」という認識は無かったはずなのですが
なぜか触ることはできません。
他にも、何度も確認する事もありました。
「家の鍵を閉めただろうか」みたいに
家を出て10分ぐらい経った頃突然思い出し
鍵を確認しに帰ったこともありました。
病院で薬を処方してもらい
1年以上治療を続けました。
かなり苦労はしましたが、
強迫性障害の症状は中学2年生の秋ぐらいまでに
ほとんど改善されました。
現金も触れるようになったり
ある程度の物には触れても大丈夫。
となりました。
その後コロナ禍もあり
また消毒など気にする機会は増えましたが
以前ほど気にはならなくなりました。
ちょうどいい加減に、手を洗ったり
消毒をする。
よく考えれば、その甲斐もあってか
風邪はあまり引かないんです。
最後に
今回は、中学生時代に苦労した
強迫性障害について書いてみました。
同じように悩んでいる方に向けて、一言伝えるなら
いつか絶対治る、と言いたいです。
ご覧いただきありがとうございました。
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