幼少期のイジメのトラウマを持ったまま大人になった人へ
今思うのですが「学生時代」は社会人の生活よりも厳しい・・・。
それが私の率直な思いです。
高校を卒業した時、この縛られたがんじがらめの箱の中からようやく解放されたという事が嬉しくてたまりませんでした。
もう嫌な同級生や先生とも会わなくて良くなる。
は〜なんて気楽なんだろう。
高校を卒業した後、本気でそう思ってしばらく呆けていた事がありました。
幼少期のいじめ
私は幼少期からとにかくアレルギーがひどくずっと悩まされてきました。
喘息はもちろん、アトピーがひどく。
全身アトピーは本当に勘弁してほしかったです。
でもね、人ってすぐに誰かの粗探しをして楽しむと言ういやらしさがあるから、私は標的になっていました。
これは小学生の頃の話ですが、クラスにいる特定の男子が私のことをすごく嫌っていたんですね・・・。
気持ち悪い!
こっち来んな!
ぶつぶつが移る!
ブッツブツ〜あはははは〜、気持ち悪りぃ!
平気で私に面と向かって怒鳴ってくるので、マジでこの人のこと当初大っ嫌いでした。(今はどうでもいいです^^)
高校生になってからも、アトピーのことで気持ち悪いと集団でシカトしてくる男子グループがいて、
オタク気質のあった私の事を「アトピーもあって気持ち悪いのに、さらにオタクで気持ち悪い」とコソコソ笑っている女子グループもいたので気分は最悪でしたね。
これらのことがあったので、人の目がすごく気になってしまう下地が出来上がったと思います。
もともと私はHSP気質でもありまして、アトピーなどがなくても人の多いところが苦手です。
そこへコソコソ言っているのですから気分が悪くなるのも当然です。
誰かがコソコソやっていると自分のことを言っているんじゃないかと気になっていましたから。
大人になってからも残る幼少期のイジメの爪あと
幼少期のいじめがあったこともあり私は学校を卒業してからも、学校という場所が嫌いで仕方ありません。
学校という言葉に拒絶反応が出ますからね。
結婚して、子どもができると子どものことで学校に行かなくてはいけませんが、そのための学校すら行きたくないという状態でした・・・。
学校に行くのが嫌でしょうがない。
同窓会に参加するのが嫌でたまらない。(行ったことありませんけどね^^;)
会社でも人の前に立つのが嫌でしょうがない。
このような副産物が幼少期のいじめによって後遺症として残るようになります。
また、後にも続くことなのですが、
幼少期からのいじめを静かにやり過ごして切り抜けるという処世術を身につけていた私は、この性格が仇となって今度はモラハラの被害に遭います。
幼少期のイジメって、根深いんですよ。
大人になってからも影を落とします。
モラハラやDVにあっている人はもしかしたら幼少期いじめにあっていた過去があるかもしれません。(もちろん全ての人ではないですが)
幼少期にイジメに遭うと、
自己開示が苦手になる
人を信じられなくなる
男性恐怖症や女性恐怖症になる
目立つことを嫌うようになる
人の目を気にするようになる
全て意見を聞いてしまう(断れない)
否定されても自分だからしょうがないと諦めてしまう
とにかく自己肯定感が低い
などなど、大人になっても消えない心の傷を抱えることになります。
このイジメの副産物がじわじわと真綿で首を絞めるように、年齢を重ねると襲いかかってくることもあるので、本当に厄介なんです。
不幸のループを突っ走っている人は、幼少期にイジメにあっていないか、この辺りも振り替えてみて欲しいなと思います。
幼少期のイジメがトラウマとして残っている人にとって、この出来事は不幸ループの序章とも言えるでしょう。
Ria
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