おいらも、たまには仮面を剥ぎ取らなくちゃってね〜*落書きnote
読んでいただくご縁を得たあなたに敬意を表します。
優しさ不毛の時代なのか?
そうではあるまい、とおいらは信じる。
みんな隠しているのだ。
家でも、会社でも、学校でも、社会でも。
ググると「こころがほっとするメッセージ」にたどり着いた。
「竹馬で はじめて九歩 歩けたよ」
「まかせとけ 僕がいるから 大丈夫」
「妻は留守 しょう油探して 十五分」
「弟が けがした私に だいじょうぶ?」
「無理すんな たまには空を 見上げてみ」
「うれしいと どきどきするよ このこころ」
「雨の日に ゆっくり動く かたつむり」
「バイクの音 げんかんあけると おとんの笑顔」
無名のメッセージ。平凡な中にも「ヒトの優しさ」があふれる。
有名人も優しい。
「ありがとう あなたがわたしにくだされた大きな愛は 時間をかけて ゆっくりと 次の世界にかえします」(絵本作家の永田萠さん)
「夢は逃げていかない 自分が夢から逃げていくのだ」(教育再生会議委員の義家弘介さん)
「日本の言葉はア・イから始まる」(アーティストの岸田敏志さん)
「あすは、きっと、いい日だ」(歌手の、つのだ・ひろさん)
「けれど、けれど、何もしない、ああ、がんばらなくちゃ、私」(歌手の石野真子さん)
小春日和の日なたのように、優しい言葉が心のそこに響く。
おいらもたまには仮面をはぎ取らなくちゃ。
優しい言葉。
それを言施(ごんせ)、口福といいます。
さて、あすは晴れるのか?曇るのか?
*俳句巡礼 佶倔な梅を画くや謝春星(夏目 漱石)
きつくつなうめをえがくやしゃしゅんせい。
「佶倔」は「佶倔した老梅」という風に、詰まって曲がっているさま(広辞苑)をいう。「謝春星」は与謝蕪村(1716〜1784)の画号。
【夏目漱石=なつめ・そうせき】江戸生まれ、小説家、俳人、代表作に「我輩は猫である」「坊つちやん」「三四郎」など、東京帝大で正岡子規と同窓で親友、1867年(慶応3年)~1916年(大正5年)、49歳で没。
【俳句手控え】これは難解な句だ。辞書を片手に味わった。一読してスーッと理解できるような句ではないが、深い味わいの世界へ引き込まれる。