推しが10年以上来日しないからこっちからアメリカ行った話
昨年末に会社の同期に言われた言葉がずっと頭にこびりついてしまった結果、推しに会いに行く為に1人で渡米しました。
皆さんこんにちは、ゆうじゅうです。
絶賛独り身中の25歳。
気付いたら段々と周りが同棲やら、結婚やらの話をし始めている歳になってしまいました。
そんな中、婚約指輪や同棲の引越し費用と同じぐらいのお金をかけて1人でアメリカ行こうというんだから救いようがありません。
ただ、これは私にとって譲れない旅なのです。
旅の目的
今年のお盆休みを使用してシカゴに行きました。
目的はただ1つ、Green Dayという私の1番好きなロックバンドのライブを観に行く為です。
日本でも知名度と人気がある彼らですが、実は2012年からの12年もの間で1度も来日していないのです。
この12年の間で来日公演を行う話はありました。
2020年に来日公演を行う予定でしたがコロナによって2021年に延期に。
しかし、2021年もコロナは終息しなかったので来日公演自体が流れてしまいました。
私がGreen Dayのファンになったのは、前回2012年に来日した時に出演したミュージックステーションでの演奏を観たのがきっかけだったので、好きになってからは1度も日本に来ていないことになります。
冒頭の同期の言葉が呪いのように私の体にまとわりついていたので、この夏は海外に行こうと決意していました。
そんな中、時を同じくして昨年末にGreen Dayが今年の初めにアルバムを発売することと、この夏にアメリカでツアーをやることを発表をしました。
この夏はアメリカ行って生Green Dayを初めて観る旅行にするのが最高なのではないか、という考えが自分の中でどんどん大きくなっていきました。
しかし、お金がかかり、1人で海外旅行をするという危険も伴うアメリカ行きをすぐに出来るほど決断力はありません。
約4ヶ月ほど迷いに迷って今年の3月末に飛行機や宿、コンサート等のチケット含めて全て予約してアメリカ行きを決めました。
時は流れ7月某日…
いやいやいや、来日決まっとるやないかーい!!
来るなら言えよな〜!!
インスタフォローしてるんだからDMで知らせてよ!!
でも、2回目のGreen Dayがすぐ観れるってことだからそれはそれで良いか!!
そういう事にしておこう!!!!
8月、そしてアメリカへ飛び立つ
8/10(現地時間)
節約する為に直行便ではなく乗り継ぎを利用してシカゴに到着しました。
シカゴに到着してからインスタを見ていると、Green Dayのアカウントで下記画像のストーリーがアップされていました。
要約すると、「ボーカルのビリーの声が出ないので本日の夜(8/10夜)に行う予定だった公演をキャンセルします。9/2に振替公演するのでチケットは持っておいて下さい」という内容。
えっ!?
ビリー声出ないの!?!?
8/13のシカゴ公演まで治りますか!?!?!?
シカゴまで来て公演キャンセルはとてもとても悲し過ぎるし、同じように9月に振替公演するとなっても観に行くのは現実的に非常に難しいので、なんとか喉を治してもらって公演して欲しいと願うことしか出来ませんでした。
8/12(現地時間)
この日、Green Dayはシカゴのラジオ局のイベントでパフォーマンスをする予定でしたが、またもやビリーの喉の影響で延期となりました。
これどっち??
『本当に喉が調子悪くてパフォーマンス出来ない』のか、『明日のライブの為に大事をとって休む』のかどっちなんだい????
後者であれよ!!
後者であれよ!!!!
後者で…あれよ……
8/13(現地時間)
シカゴ公演は無事開催されました!!
メジャー球団のシカゴカブスの本拠地であるリグレーフィールドにて公演は行われました。
本当にGreen Dayいました!!!!
今までテレビやスマホのスクリーン越しでしか観たことない存在だったので、やっと生で観れたという実感が段々と湧いてきました。
また、ライブを観ながらGreen Dayと出会ってから過ごした12年間を振り返ったり、ライブの為に初めて1人海外旅行をしたことを改めて考えたりしていたら、登場から9曲目までずっと泣きそうになりながら聴いてました。
ただ、ようやく会えたという感動はとてもありましたが、ライブ自体については良い意味で想像通りだったなと思いました。
この曲はギターソロをアレンジして弾くとか、この曲のこの部分でコールアンドレスポンスするとか、この曲の間でメンバー紹介するとか。
この12年間で積み上げてきた知識が総動員され、「これ進研ゼミでやったところだ!」的な感覚で観ていました。
存在だけでなく、そういったパフォーマンスも初めて生で観れて感動しました。
総じて最高だったと胸を張って言えます。
シカゴまで来て良かったと胸を張って言えます。そして、来年2月に日本で会えるのが楽しみになりました。
いや、来年の2月って遠いな…
それまで働き続けなきゃいけないのか……
もう日常には戻れそうにないので来年の2月になったら起こして下さい、、、
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