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『各サイトに掲載している小説整理』という名のリンクを貼ってみようか②『小説家になろう』に置いてある自作品
さて、前回は『纏める際の前提条件』について触れました。
では、ここからいよいよ纏めていきたいのですが、以下で紹介する作品によっては『ネタバレ』がありますので、ご了承ください。
【小説家になろう】
・『小説家になろう』(ホームへのリンク)
【掲載してる自作品について】
1ー1:最初は短編だった
基本的に、『小説家になろう』に置いてある自作品は、ファンタジー多めになります。
私が『夕闇 夜桜』として最初に投稿したのは、『テスト』という名の短編でした。
けれど、なろうって最低でも200文字はないと投稿できないんですよね。
機能に慣れるためとはいえ、五十音と簡単な会話文を繋げて、200文字以上にしたのはいい思い出です。
短編の中には、お気に入りとも言える作品がいくつかありますが、そういうのは大体同時掲載してるので、お気に入りの短編に関しては、同時掲載の時に話そうと思います。
2ー1:最初の連載は、長編シリーズの一つ
さて、登録前後含め、思いついた短編を投稿していた私ですが、連載・長編作品が思いつかなかったわけじゃありません。
なので、思いついていた異世界系の作品を持ってきました。
これが『小説家になろう』での初連載掲載作でした。
展開としては、よくある勇者召喚系で、主人公の召喚にいつも一緒にいる面々も巻き込まれていく――というのが、プロローグ。
その後、異世界へ辿り着く前にバラバラになった仲間を探し、見つけ、合流し、戦力強化していくのが本編となっています。
今思うと、ワンパターンというか。この後に投稿した作品にも似たような設定が、出まくってるんですよね。
・転生、転移(これは仕方がない)
・複数勇者
・女性陣もそれなりに強い(何なら世界最強クラスまである)
・魔王不在(でも、ちゃんと後で出てくる)
・ラスボスの地位はほぼ一緒(ただ、ネタバレになるので、どの地位かは秘密)
いくつか上げてみたけど、やっぱり他の自作品で思いつくやつがたくさんあるな……
さて、そんな≪ウェザリア王国物語~グラスノース編~≫だが、『グラスノース編』とあるように、この物語は“グラスワールド”の物語です。
グラスワールドの北に位置する世界だから、『グラスノース』です。
北があるのであれば、当然、他の方角も存在しています。
≪時空加護の黒き剣と翻弄の勇者~グラスイースト編~≫
≪エレオノーラと世界の剣~グラスサウス編~≫
≪時空の剣と終焉の世界~グラスウェスト編~≫
『グラスノース編(以下、北編)』と同様に、巻き込まれ勇者召喚の『グラスイースト編(以下、東編)』、とある小国の要職にいる現地主人公が、異世界から来た協力者とともに、これまた異世界からの犯罪者を追う『グラスサウス編(以下、南編)』、全ての始まりにして、全ての終わりの地『グラスウェスト編(以下、西編)』。
さらに(一部ネタバレ含むほどには)細かく説明すると、
東編:暇を持て余した女神が自分で操れそうな男主人公を、勇者を欲していた国に召喚。ほぼ同時刻、そのことを察知したある組織が、彼が操られても元に戻せる存在(女主人公)を隣に居させるために召喚魔法陣に介入するも、女神にバレて妨害→結果として、グラスイーストにあるバラバラの地に、それぞれ降り立つことになる。
西編:(前編)時空の神を喚び出し、操ろうと考えていたとある国(の中にある神殿関係の組織)に、生贄として召喚された主人公。その後、同じように召喚され逃げ出した青年の助けもあって、そこから逃げ出すことに成功するが――。
(後編)以前のような生贄召喚で、今度は空間神の神子である後輩が捕まった。未だに同じことを繰り返す彼らに対し、主人公は仲間とともに後輩の奪還に挑む。
ちなみに、南編の記載が無いのは、東編や西編のように、上記以外の説明が無いからです。
内容的に見ると、それぞれ独立していそうにも見えますが、地味に同じ登場人物が関わっている場合が多かったりします。
とはいえ、「じゃあ、他の作品も見てないと駄目?」というレベルではなく、「他も見てた方が楽しめるかもねー」レベルなんじゃないかと、個人的には思ってます。
2ー2:“グラスワールド”と『鷹森結理』というキャラクター
さて、先ほど「地味に同じ登場人物が関わっている場合が多く~」と書きましたが、その全てに関係してるのが、『グラスノース編』に於けるもう一人の主人公・鷹森結理です。
東編で、女主人公をグラスイーストに送ったのは彼女ですし、南編で出てくる『異世界からの協力者』も彼女。何なら、西編で説明している『後輩』も彼女のことです。
何かもう、この時点でいろいろと関わりすぎな“彼女”ですが、こんな経緯もあって、夕闇作品の中では最強にして万能系の一角に入るほどのキャラとなりました。
……夕闇作品の最強キャラや万能キャラ、時間があったら纏めてみるか(ボソッ)
さて、そんな“グラスワールド”ですが、作中時間を参考に、それぞれを時系列順に並べると、≪西編(前編)≫→≪北編≫→≪東編≫→≪南編≫→≪西編(後編)≫の順になります。
正直、何年後とかの時間経過は、結理たちグラスノース組の年齢を一つの指標にしていたので、彼らが何歳なのかでどれぐらい時が進んでいるのか、分かると思います。
3ー1:≪Tea’s Break(ティーズ ブレイク)! ~転生少女(たち)はゲーム世界を歩めるか~≫について
さて、夕闇には『小説家になろう』に置いている作品がいくつかあるわけですが、その中でも前提条件に当てはまり、更新してないものの、それなりに話数があるものとなると、かなり限られてきます。
その中で紹介できそうなのが、≪Tea’s Break(ティーズ ブレイク)! ~転生少女(たち)はゲーム世界を歩めるか~≫。
個人的に『ティーブレ』と呼んでる作品ですね。
乙女ゲームとギャルゲーという別物でありながらも、同一の(異世界の)学園を舞台としたゲームの世界に転生した主人公・ティーリア。
今世での家族や友人たちだけではなく、自分と同じ転生者(たち)とともに、この世界を過ごしていくが、世界はただ平穏に過ごすのを許してはくれなかった。
――というのが、本編の内容になります。
その本編主人公であるティーリアですが、兄弟姉妹がどちらのゲームでも『攻略対象』であるためか、どんなに嫌でも『ストーリー』に関わらざるを得なくなります。
しかも、ティーリア自身のゲームでの立ち位置は、乙女ゲームでは『モブ』、ギャルゲーでは『隠しキャラ』(後者に関しては、転生者仲間の情報)とのこと。
そんなティーリアの転生チートは『魔力量の多さ』。
まあ、一言で『魔力量の多さ』といっても、普通よりはやや多いレベルで、大きくかつ強力な魔法が1回撃てるかどうかですね。
そのせいなのか、この世界では『平均以上、異常未満』扱いなわけですが。
そして、ネタバレを1つするのであれば、乙女ゲーム側の主人公は現地主人公(非・転生者)、ギャルゲー側の主人公は転生者です。
「これが現実なら、わざわざ他のキャラを攻略せずとも、直接隠しキャラを攻略できるかもしれない」を実際に行うほど――ではあるのだが、ティーリアたち転生者組とギャルゲー側の主人公に転生前に関わりがあったかどうかは、更新をお待ちください。(更新は未定だけども)
3ー2:主人公一家は紅茶族
これはどういうことかというと、ティーリアの家族の名前は紅茶の種類になってるんですよね。
主人公はティーリア、兄はアールグレイ、姉はアッサム、双子の兄であるセイロン……など。
弟妹に関しては養子ということもあって、それ以外の名前になっていますが、基本的には紅茶の種類から選ぶようにしてます。
理由の1つとして、作品タイトルが≪Tea’s Break(ティーズ ブレイク)! ≫なので、紅茶の種類を名前として付けたかった、というものがあります。
そして、この≪Tea’s Break(ティーズ ブレイク)! ≫というのも、休息を意味する『ティーブレイク』と、『ティーリアによる破壊(ブレイク)』というダブルミーニングだったりします。
そもそもティーリアが何を破壊するのかは、これまた更新待ちしてもらうしかないのですが、最後までの大まかな構想はあるので、この作品に関しても私の気力次第ですね。
【最後に】
やっぱり、初投稿作だったり、それに連なるシリーズは、何年経っても覚えているものですね。
こうして触れるのも久々だったのに、結構覚えていました。
さて。今回、最初に紹介した作品“グラスワールド”シリーズについてですが、今後の更新については現状、全て未定です。
ただ、ちゃんとした最終話までの構想があるのは、現状では北編、東編のみであることは言っておこうと思います。
ちなみに、北編の終わり方ではっきりしてるのは、(魔王が誰になるかによって、対峙する人物が変わる)分岐ルート。何で、こんな展開にしようとしたんだろう、当時の私……いや、展開的には面白いんだけども。
そして、クライマックスシーンだけ思いついているのは、西編。
後輩を取り戻さなきゃ、ハッピーエンドじゃないですからね。
逆に、ほとんど構想が無いのは、南編になります。
主人公が、小さいとはいえ国の要職に就いているものだから、その様子(内政)と異世界組との出会い方や遭遇方法、帝国との戦争とかぐらいしか案が無いんですよね……。
まあ、こんな状態なので、正直「北編が終わらないと、東編とかが進まない~」なんてことはなく、単に私の案と気力の問題ですね。
『ティーブレ』については、上記にもある通り、大まかですが最後までの構想はあるので、やっぱり案と気力次第ですね。
一応、転生するきっかけとなった、転生前からの因縁の決着とタイトル回収はする予定です。
さて次回は、『カクヨム』に投稿した作品編。
“グラスワールド”ほどのシリーズはありませんが、いくつか紹介したいと思います。