アカネコ

一姫二太郎(3歳♀9歳♂13歳♂)ときどき夫/ 東京郊外に暮らす37歳/暮らしや子育てのエッセイ書いてます/自作ゆるイラスト添えです♨︎

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死んじゃった父を継ごうかと。そしてnoteを書こうかと。

小さい頃、リカちゃんもどきのエセ人形がウチにやってきた。 理由はどうしてもリカちゃん人形を買ってほしいと私が父にせがんだから。 娘のためになんとか用意してあげたいと思ったのか、その人形は、私が父に訴えた2日後くらいにウチにやってきた。 やけに目がデカくてギラギラしていて、 子ども心に 「コレじゃねえ」 という気持ちになった。 小学校では、みんなが流行りのものを買ってもらえていることにいつも唇をわなわなさせていた。 自分はなぜかいつも本家の商品ではなく、 なんか違うや

    • 時給2500円から時給1100円のバイトに転職したら人生が豊かになった話

      時給2500円の医療職のパートを辞めて、 時給1100円のまったく異なる業種の会社に応募しようとしたそのむかし。 あのとき、いったい何人の人に止められたことだろう。 「え〜もったいないよ〜〜〜!」 「仕事が嫌になったの?」 「辛いの?」 「医療事故でも起こした?!」 などという言葉のシャワーをあまりにもたくさん浴び、心がびしょ濡れになり、 「だ、だれも賛成してくれない…」 と、小石を蹴りながら帰宅し、夕日を眺め、そのあとはぼんやり満月を見つめ、飼い猫をなでた。

      • 子連れ朝の惨事。目指せムーミンママ

        じゆーほんぽうな子どもたちを決まったじかんに家から出発させるのはなかなか忍耐がいる。 朝8時。3歳、9歳、14歳を牧羊犬のようにどうにかこうにか車に誘導し、運転席に乗りエンジンをかける頃には、すでに汗と疲れがたらりとたれる。 なぜ皆家を出る直前に重要事項を言うのでしょうか 「きょう、牛乳パックいるよ」 「弁当いらないんだった」 「うんちでそう」 それらはすべて最低でも出発30分前に知り得たい情報です。(3歳以外) 時間を逆算することや、先を見越して考える思考が、この

        • クロネコヤマトのお兄さんのおかげで娘とみれた夕焼け

          宅配便がとどく頻度がふえている。 近くのドラッグストアで買えるようなものも、大きいものや重いものだとついネットでポチッと買ってしまう。 ポチポチとやってるうちに、1週間に何度もクロネコヤマトのお兄さんと顔をあわす日常になった。 トイレットペーパーだけを持ったお兄さんが汗を垂らし玄関先で待っている姿を見て (こんなものだけ運んでもらって、すいません!おしりの数が多いもので…)となんだか悪い気がして、自分で買えるものは自分で買おうと思うようになった。 もちろんあのお兄さんだ

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        • ぷぷぷマガジン
          42本
        • yonda?
          6本

        記事

          ななめに切られたバナナ

          少しななめに薄切りされたバナナが、朝起きたらテーブルの上にあった。 「バナナがきってある!」 3さいのむすめはモノめずらしそうにのぞきこみ、手でひとつつまんで口にほうりこんだ。 まだ半分夢見心地でそんな光景をながめながら。 バナナはむいてかじるものじゃなかったっけ 〜とおもった。 お腹が空いたときに、空腹を満たすのに、いち早くその期待に応えてくれるだけでなく それなりに食べ応えもある。 成長期の子どもを育てているご家庭などには常備されていることも多いだろう、そんな空腹

          ななめに切られたバナナ

          「嫌いじゃない」をやめてみたら幸せ指数がアップした話

          5年よりもっと前だと思うけど、「断捨離」やら「自分らしく生きる」というワードが流行り始め、本屋さんに行くとその手の本がずらーり並んでいたことがあった。 そして私もまんまとその流行りにのっかってみたことがある。 自分の身のまわりからできるだけ、自分が好きだと思えないモノや仕事などを次々と手放した結果、色々なことが好転していったことにはおどろいたものです。今までどれだけ「好き」と思えないものを抱え込んでいたのだろう。と思い知らされた、そんなできごとだった。 それから数年後の私

          「嫌いじゃない」をやめてみたら幸せ指数がアップした話

          瞬間じぶん言語化能力がほしいはなし

          「ぜんぜん何が言いたいのかわからない」 という言葉を夫に何度も言われたことがある。 キーーー!!むかっ! そんなふうに言わなくてもさっ とお腹がたつ。 しかしそれは悔しいけれど、じじつらしい 同じようなことを、妹とか友達にも何回か言われたことがあるし つまり、じぶんが思ったことをうまく!まとめて!聞く人にわかりやすく伝えるぅ! ということがとんでもなくヘタクソみたい。かなしい。 反対に、この人は話がうまいなァ。と思う人がわたしのまわりだけでも何人か思いうかぶ。 話がお

          瞬間じぶん言語化能力がほしいはなし

          電子マネーつかいすぎて督促状がいっぺぇ届く

          欲しいお財布が見つからなくて困っている。 こんなにあまたの情報が溢れているのに… ネットでいくら画像を見ても、見れば見るほど実物を見たくなる。 その裏側はドウナッテルノ?とか、 色はほんとーーーーうにこの色なんだよね?! とかつい画像に話しかけちゃう 毎日使うしまぁまぁじぶんが気に入ったやつが欲しいなァと思っていたら、 いつの間にかお財布さがし沼にどっぷりハマってしまいました…… それもきっとネットで買おうとしてるせいダ! 実際に見たらきっとすぐに判断できるだろう、 か

          電子マネーつかいすぎて督促状がいっぺぇ届く

          わかりあえないことを、わかりあう(夫婦喧嘩編)

          夫婦喧嘩をしました。 よくあるやつです。大したことないやつです。 きっかけは大したことはないんだけど、その小さなきっかけから、普段の積もり積もった文句が口から溢れる溢れる。アリみたいに小さなことから恐竜みたいにデッカイやつまで。どこにこんなに溜めてたんだろう?まるで濁流のようでした。 それで、夫が何に怒ったかっていうと、夫が買ってきた食パンを食べないうちに、 私が新しくパンを買ってきて、そして更に私がその新しいパンから開封するということに関して。 ね、大したことじゃない

          わかりあえないことを、わかりあう(夫婦喧嘩編)

          生きると死ぬの中央分離帯を歩いてた

          友人が亡くなって1年経つ。 1年間でいろんな感情がやってきたり遠ざかったりして、 少し落ち着いてきたので、ようやく書けるのかなぁと思う。 突然の死であった。 亡くなる少し前まで連絡を取り合い、そろそろまた旅行にでもいけるかな。なんて思っていたところ。 そんな中突然の悲報だった。 言葉を失う。ということはこういうことか。ということがわかったくらいで、 あとは何もわからなかった。 彼女は私と同い年の当時36歳で、 お星様となって、みんなを見守る存在になるには、ずいぶん早す

          生きると死ぬの中央分離帯を歩いてた

          省エネ休日。自分のためにケーキ3個買う

          休日に山登りなどをする、かなり強めなエネルギー持ち人たちが、この世界には五万といるそうですな。 すごいよ。休日に山登りなんてさ。 ジョギング?むりむり。  みんな足腰どうなってるんだろ。 1週間働いたのに、まだまだ動きたりないなんて、もう少年じゃん。 今日はそんな足腰が弱めなじぶんの休日について書きたいと思う。 山登りがすきな人には向いてないと思いますので。 余力があればひとりで買い物とかを満喫したりもしたいけど、 大体は溜まった家事などもやりたいし、少し腰が痛いので腰

          省エネ休日。自分のためにケーキ3個買う

          note伴走者(伴奏者?)くろめがさんに、実際にnoteの伴走してもらっちゃいました!

          ちょっと右手をこじらせていたアカネコです。 新年ですね! 世の中いろいろありますが、なんとかかんとか、ことしも明るいきもちで過ごしていきたいとおもいます!! 今回は、note伴走者?note駆け込み寺? note専属編集者? のくろめがさんに、実際に私のnoteに関してのサポートをしていただいたので、そのことについて書きたいと思いまぁす!! もくじ(アナログ) 1.自己note分析ができずにチーン 2.くろめがさんに恐る恐るお願いしてみた 3.実際にやってもらったこと

          note伴走者(伴奏者?)くろめがさんに、実際にnoteの伴走してもらっちゃいました!

          都会にいたい夫と、田舎に帰りたい私が見つけた、都市と田舎の一拠点暮らし

          我が家のリビングの窓からは畑が見える。 近所のフクさんというおばあちゃんが、 毎朝畑の手入れをしている姿をよく見かける。 あぁ、フクさんはえらいなぁ。私が起きてカーテンを開ける頃にはフクさんはもう畑にいるんだもの。何時に顔を洗っているんだろう。感心だなぁ。などという朝が日常である。 この辺りは畑をやっている方が多いので、 夏はきゅうりやナスなどの野菜をたくさんいただいた。 そう、ここは田舎の山奥… じゃないんです。 東京都なんです。いちおう。 我が家は、田舎の山奥の

          都会にいたい夫と、田舎に帰りたい私が見つけた、都市と田舎の一拠点暮らし

          ブックオフで「じぶん探し」をする〜64歳母の冒険〜

          「来週いっきまぁ〜す♪」 という酔っ払いながらの電話から数日後。 64歳の母は、とつぜんやってきた。 なぜだかわからないが、母はいつも突然やってくる。 一応わたしも仕事をしているので、いつ来たら良いか相談してくれたらいいのに… といつも思うのだが、こればかりは毎度お馴染みのパターンである。 そして母はうちに来ると必ずブックオフに行きたがる。 我が家の近くには割と大きめのブックオフがあり、そこで洋服を買いたいのだ。 「ブックオフってぜんぜんブックだけじゃないじゃない」

          ブックオフで「じぶん探し」をする〜64歳母の冒険〜

          エノキと息子と、秋の空

          たいした話じゃありません。 アイスコーヒーにするか、ホットコーヒーにするか今朝も悩みました。 午後はスーパー帰りにセブンでコーヒーを買おうとレジに並んで、そのときも迷ってホットにしたのですが、車に戻るとめっちゃ車内が暑くて、クーラーをかけながらホットコーヒーを飲むという、なんか!モッタイナイ!な状況になりました。 ただ、寒くなってきましたね。でもまだちょっと暑いですよね。中途はんぱですね。 ってことを書きたかっただけなのに。 またムダ書きしてしまいました。 スープ

          エノキと息子と、秋の空

          パンダコパンダとケーキ屋のおじさん

          たいした話ではないのですが、 今月3歳になる娘の誕生日ケーキを予約しようと、さきほどケーキ屋さんに電話をしました。 娘はさいきん パンダコパンダ が大好きで、 『パンダコパンダのけーき!』 となんども言うので、今まで普通のケーキしか頼んだことはなかったけど(高そうだから) そういうキャラクタープレートみたいなものがついているケーキを頼んでみようかな〜 と、電話してみました。 普段からよく行くケーキ屋さんで、ケーキをいつも奥で作っているおじさん(たぶん) が電話に出ます。

          パンダコパンダとケーキ屋のおじさん