見出し画像

Xマウント、いくつある?

FUJIFILMのXマウントユーザーの皆さん、こんにちはこんばんわ。

さて、その皆さんに問題です。
と、いってもわたくし眼鏡屋は特別カメラに詳しいわけでもなく、小難しい理屈的なことは問いません。

問題はこれ、

“今、Xマウントで使えるレンズは如何ほどあるのか?”
というもの。

正確な数は難しいので、

およその数でお願いします。

さて、


決してメジャーでない、


Xマウントのレンズの本数、


何本あるのでしょうか?


最近はサードパーティでもいいレンズ多いですね。



海外製のやつもちょくちょく出ています。



それでは、その答えは


↓↓↓


↓↓



169本ありました。(眼鏡屋調べ)

単焦点150本、ズーム19本

注1:カラバリ、柄バリは同一とみなしています
注2:入力ミスで本数が前後するかもしれません
注3:現在2023.5.19で発売が予定されているものはカウントしました
(XF8㎜やTAMRON11‐20㎜など)
注4:公式HPで確認をとっているので、XC16-50㎜のような廃盤品は含めていませんが品切れは含みました

というわけでした。チャンチャン♬

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

ここからは雑談&感想などをダラダラと。

皆さんどれくらいの数を思い描いていたでしょうか?

自分はこの半分にも満たないくらいかなと適当に考えており、実際にどれくらいあるんだろうと思いついてしまい、興味本位で調べてみよっかな、と軽い気持ちで始めてみました。

すごいめんどくさかった。

集計方法については、まずマップカメラさんのレンズ検索システムを参考としました。

ここでXマウントと選択するとXマウントの製品を販売しているメーカーが明示されるため、そのメーカーをひたすら確認して、メモをとり、入力しました。

検索して出てくるメーカーは、
FUJIFILM、SIGMA、TAMRON、Tokina
Carl Zeiss、Voigtlander、SAMYANG
VILTROX、Meike、銘匠光学
中一光学、FUNLEADER、K&F Comcept
KAMLAN、Kenko、七工匠
Kinoshita-optical、LAOWA、Lensbaby
Meyer Optik Gorlitz、RAYQUAL、SIRUI
 でした。

それと後からPERGEARが入っていないことに気づいたのでそれを含めると、合計23社がXマウント製品を販売しているようです。

Xマウント製品ともどかしく書いた理由は、このうちK&F ComceptとRAYQUALはマウントアダプターのみの販売でレンズは無かったためです。

もし製品の在庫がない場合、検索結果にメーカー名が明示されないというような検索システムの仕様の場合、これ以上にレンズが増えるかもしれません。

(またPERGEARはマップカメラの検索項目で出ていないため、同じように他にも見落としあるかも)

ズームレンズについては純正であるFUJIFILMの他にはSIGMA、TAMRONが出していますね。

多分その他のメーカーではズームレンズは出ていない筈。多分。

各メーカーによってサイトの見やすさが全然違うので、わかりにくいところは本当にめんどくさかったです。 また正確かどうか怪しい部分もあったのでそういった場合に時間がかかるのが大変でした。

変におしゃれぶっているサイトはオシャレ感はあるものの必要な情報に辿り着くまでに手間がかかるし、単純に見にくいサイトも多くありました。

一番良かったのは最初にマウント選択できるような作りになっていると迅速に欲しい情報に辿り着けてストレスが少なかったです。

で、個人的に一番気になるのは単焦点レンズの分布がどうなるかということ。

一応単焦点の本数など

ズームレンズについては純正以外ではSIGMA、TAMRONの5本しかないため特に改めて書くことはないですが、意外なところでXマウントにはシネマレンズがあるのが見落としそうでした。 

また今回とは関係ないですがGFXレンズを銘匠光学、中一光学、LAOWAが出していて驚きました。

全部まとめて分布を見るのは見づらいため、広角、望遠、標準とでわけて見てみます。

※各焦点距離の区分は適当で特に根拠はありません

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

【広角】

緑:純正 赤:サードパーティー

純正レンズでこれまで1番広角だったのはXF14㎜でしたが、今年それをさらに超えるXF8㎜が発表されましたね。

広角の1㎜は血の1㎜なんて言葉もありますが、それにしても14㎜から8㎜のレンズを少し暗くなったとはいえ、そこまでのものをだしてくるとは思いませんでした。

サードパーティで見ると8㎜は魚眼レンズなどで聞いたことがありましたが、意外に多くありますね。(Tokina、SAMYANG、銘匠光学、KAMLAN、七工匠、LAOWA)

しかもそれよりもさらに広角な4㎜の魚眼が存在するとは驚きでした。(LAOWA)

どんな世界が広がるのでしょうか?魚眼レンズは純正からは出ていないため、自ずとサードパーティからのチョイスとなりますが、使用頻度的にはまぁサードパーティ製のものがあれば十分かなとも思います。

他の10〜㎜枠だと選択肢が広がりますが、16㎜以上となると純正のレンズの情報が圧倒的なように感じます。

【望遠】

緑:純正 赤:サードパーティー

純正レンズを多く使った方でも、使用経験さらには所持となると、持っている人がいるのかと疑いたくなる200㎜がFUJIの中では存在感ありますね。

これ以上の望遠はあるのかというと実はあるというのが面白いです。
といってもミラーレンズと呼ばれる鏡を利用した変わり種のレンズ群です。

暗さがネックですが、焦点距離の割に重量が軽いため、面白い写真が撮れそうですね。

また中望遠域も人気のある焦点距離なので試しに使ってみたいという場合にいいかもしれません。

【標準】

緑:純正 赤:サードパーティー

幅広く人気のあるレンズ群で、人気に比例して本数もかなり多かったです。

複数マウントというわけもあって、ついでに50㎜も多く出ていますがこれはまあ中望遠域なので、標準域と考えると35㎜前後のレンズの本数が多い結果となりますね。

イメージとして、明るいものをどんどん出してきている印象がありますが、もう少し幅を広げて薄型のパンケーキレンズもどんどん出してもらえると嬉しいです。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

中華系のメーカーが単焦点をガンガン出していますがそのうちズームレンズも出してくるのではないでしょうか。

皆さんはサードパーティ製のレンズは使っていますか?

純正で揃える方もあればサードパーティ製を織り交ぜて揃える方、サードパーティで揃える方様々です。

自分はそこまで純正にはよらない考えで、割とサードパーティ製のレンズも信頼して使っているつもりでしたが、SIGMA、TAMRON、Tokinaと日本のメーカーしか触っておらず、まだまだ色々な世界が広がっていることに改めて気付きました。

しかしせっかく多くあるのに、なかなか普段店頭で目にすることがないのが認知度の低い理由かなと思います。 

もっと気軽に手に取れるようになるといいのにな。


もうすこし見やすくグラフ作ればよかったし、グラフの単位なんかどうやって入れるのか忘れてしまったので、見苦しいものを貼ったのが心残りです。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

以下追記

・GIZMONのUtulens、Wtulens、Wtulens Lが抜けてました。 過去に見て知っていたのに思い出せなかったです。それぞれ35㎜、17㎜、17㎜です。

2023/05/19

・YONGNUOから新しいXマウント用レンズの情報がありました。11㎜ F1.8、23㎜ F1.4、33㎜ F1.4、50㎜ F1.8、56㎜ F1.4とのこと。
この情報は5/13にカメラ情報サイトに出ていました。(とるなら 写真道楽道中記)

2023/05/24






いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集