瞑想ってこんなに凄い!
この解説書が『インナーゲーム』という本です。
私は勝手にそう思っています。
瞑想とか、マインドフルネスとか、気づきとか、悟りとか、今この瞬間とか、もうぜーんぶ同じだと思っています。
名称は違っても、同じことを指していると思ってください。
『インナーゲーム』という本は、そういう瞑想とか不思議なスピ系話とは一線を化しているように思いますが、私は同じだと思っています。
でも、ものすごくよくできた本です。
今でこそスピリチュアル系は、そこそこ受け入れられていますが、インナーゲームが発売された1974年に、こうした話が出ていたら受け入れられていただろうか?と疑問に思います。
インナーゲームは、こうした話が受け入れられないような時代に、受け入れられるように科学的というか論理的な説明がされています。
だから、瞑想なんて・・・って思うような人には、ものすごく合っています。
やっぱり瞑想を続けるには、効果を期待するような話って必要だと思います。
特に、瞑想を必要としているのに受け入れられない人には。
でもね、『インナーゲーム』って本は難しいんです。
いや読むのは簡単です。
文章も読みやすいですし、書籍も色々出てますし。
でも、理解ができないんです。
この辺、今のスピリチュアルは、神とか、宇宙とかそう説明しちゃうんですよね。
そしたら、よく分からないけど、なくはないかーみたいに受け入れられる。
『インナーゲーム』は、そういう怪しい説明をしない。
だから、分かったような気がするけど、分からない。って感じになります。
でも、『インナーゲーム』は、それがスポーツの技術を向上させるための方法として説明しているので受け入れやすくなっています。
本の説明としては、スポーツの技術を向上を目的としているので、スポーツをやらない人は読まない。
でも、めっちゃもったいないです。
私は、スピ系も含めて色々な本を読みました。
ただ、それはスープカレーなのか、ドライカレーなのか、バターカレーなのかっていうぐらいの違いだと思います。
本質は、どれもカレーだって。
だから受け入れやすいもので、やればいいと思うんです。
神という説明で受け入れられるなら、それでいいと思うんです。
でも、私にはそれが違和感がありました。
『神かー』、『宇宙かー』。なんかよく分からんなー。
でも、幸せになれるのかー。ってね。
『インナーゲーム』は、それをすることが幸せになれるとは書いていない。
あくまで、スポーツの技術が向上するという説明をしています。
ただ、スポーツ解説書のように、体をこうして、呼吸をこうして、肩はこうして、とかそういう説明を一切しない。
で、読んでいると、これって瞑想本とかと似ているなーって気づくんです。
はっきり瞑想とは言ってないんですけど。
はっきり瞑想とは言っていないのに、瞑想的なやり方で、スポーツの技術が向上すると、説明しています。
また、その技術が仕事にも、日常生活にも活かせるって書いているんです。
不思議な本です。でも私はめっちゃ好きです。
じゃあ、インナーゲームとか活かしたら結局なんなんだって聞かれると、『日常生活ってそんなに大変じゃないよ』って感じです。
別に苦労って必要ないんだなーって感じです。
『やりたいことが楽にやれるようになる技術』って感じですね。
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