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【ホテルインテリア⑩】ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
※写真は全て公式サイトから引用しています
こんにちは。豊田ゆかです。
今日は紀尾井町にある西武グループのザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町
について書いていきます。
旧グランドプリンスホテル赤坂の跡地に2016年にオープンした
東京ガーデンテラス紀尾井町の30階から36階に位置する。
インテリアデザインを務めたのはロックウェル・グループ・ヨーロッパ
日本のホテルを担うのは初となるが、業界では知らない者はいないという
気鋭のデザイン会社です。数々のホテルやレストランを手掛け、モダンな
美観と記憶に残るユニーク性を重視したデザインで、数々の賞にも輝いて
います。
「ユニークでなければ!」という強い意志のもと、「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」らしさを具現化したデザインは、高層階という特性を生かしたモダンかつラグジュアリーな空間でした。あたかも空中に浮いているかのような浮揚感、そして、窓の外に広がる景色を絵画のように切り取る特徴的なフレームの大きな窓、その全てがギャラリーという名にふさわしい雰囲気を醸し出しています。
引用:https://www.princehotels.co.jp/kioicho/figure/detail/007.html
上記のURL先にも特徴として記載されているのがデイベッド
デスクでPCを開くのでなくデイベッドで眺望を横目に仕事をする
オフィスの多い紀尾井町にあるからこその配慮と当たり前を
覆すワークスタイルさすがすぎます。こんな自由でクールなワークスタイル
を”ギャラリー・スタイル”と提唱しています。
ギャラリー・スタイルで仕事をすることは場所が限られますが
定番化したら文化にまでなりかねないインテリアを考えられているのが
プロの仕事を感じさせます。
ゲストルームと呼ばれる客室にはスイート、グランドデラックス、
クラブフロア、デラックスと4つの大分類にわかれており、その中でも
テーマ別に種類が異なるゲストルームが用意されています。
中でも私が一番好きなインテリアはスイートのデザイナーズスイートです。
前から読んでくださってる方は「こいつただスイートルームって高級な
部屋が好きなだけじゃないか」って思われそうですが、違います。
空間の分け方のデザインが好みなんです。(マニアックですね笑)
ソファでくつろぐ様な住宅で言うとリビングの様な空間とプライベートな
空間のベッドルームが一つの箱の中に存在しています。そこを分けている
のが段差なんです。この手法がお気に入りです。
映画館の席かの様にこの空間のどこからでも窓の外の景色を見るのに邪魔が
なく同じものが見られます。
一方で食寝分離がなされていて、毎日の日常ではちょっと避けたい創りも
ホテルだからこそ活きています。
また、ベッドに敷かれたベッドライナーの赤がリビングと雰囲気を変えて
いてこれも空間を分けている手法の一つと感じます。
また、窓際にはデイベッドが設けられ二方向の景色が楽しめます。
このご時世テレワークの方向けにショートステイのプランも
設けられているので、ぜひこの機会にギャラリー・スタイルを体験してみて
はいかがでしょうか。
今日はこの辺で。また明日。