寂しさからくる人間特有のもの
昨日、一週間業務を頑張った自分へのご褒美に湯船に浸かり、映画を見ました。
「明け方の若者たち」
「旦那に横顔が似てたから」
その言葉が2人の関係性の違和感の全てを語ってくれました。(これはもうネタバレです。ごめんなさい)
ハッピーエンドでは決してないんだけど、
人間だ。となぜか強く感じました。
なぜそう思ったのか。
私も過去に同じような事をして、人間の弱さを実感したからでした。
自分の中にあった大切なもの。失ってしまった大切なもの。私にとってそれは心地よい空気感でした。
新しく出会った人で、
失った心地よい空気感を続けようとしてしまった経験があります。
見た目も性格も似ていないから決して重ねていないと思っていたけれど、私が重ねたのは「空気感」でした。
彼が私のことを好きにならなくて本当に良かった。今は本当にそう思っています。彼も私の違和感に気づいていたかもしれないし、彼自身も傷が癒えていない状態で都合がよかったのかもしれない。
彼自身を愛していなかったので、彼の過去の話から今目の前にいる真意を探ろうと思ったことすらもないなって今気付いた… もう会うことはないけれど、謝りたいなって思います。あと、感謝も伝えたい。
その後に出会ったのが、今お付き合いしている彼です。
「彼自身」を愛していると言うことが出来ます。
彼の真意に触れたい。そう思うからです。
そして、彼は私と過去を重ねようとしていたことも理解しています。全く重ならなくて困っていたのだけど(笑)
今この映画で「共感」し結果
人間の弱さから生まれる「哀愁」を感じました。
そして私は「哀愁」という感情が好きです。