木村悠貴

株式会社Zenical CEO https://www.zenical.co/ ソウルフードはうどんです。好きなマンガは海獣の子供です。

木村悠貴

株式会社Zenical CEO https://www.zenical.co/ ソウルフードはうどんです。好きなマンガは海獣の子供です。

マガジン

  • AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座

    『AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座に向けて、講師の木村と主催の本屋さん大野の2人で打ち合わせをしました。その中で話した内容について記事にしたのでご覧ください。

  • CQ[アイデアの知能指数]を高める思考フレームワーク

    CQは創造性を表す知能指数です。IQに対するカウンターパートとして生まれたものがEQだとすれば、さらにその先をいくアイデアとしてCQ[Creativity Quotient]があります。 知能指数だけでは成功できない、成功するためには良好な人間関係をつくり出すEQが必要だと提唱されました。しかしこれからの時代においては単に人間関係がうまくいくだけでは足りない、新しいものを作り出す創造性知数、すなわちCQが必要だとして、イギリス人心理学者Dr.ハリー・アドラーによって提唱されました。 IQが限られた情報から1つの答えに素早く正確にたどり着く能力だとすれば、CQは1つの情報から無数のアイデアを次々に生み出す能力です。 このマガジンでは私が考えた深層視考と、これを用いてCQを高める方法を書いていきます。

  • 本屋の未来を語らない【12/1@下北沢】

    12/1(19:00-22:30)下北沢のBOOKSHOP TRAVELLERで行われる『本屋の未来を語らない』に向けて、オープニングトークの木村とパフォーマンスで参加する國立、田所の3人で行われた、インタビューのような、雑談のような連続記事です。 どんな人が話すのか、どんな人がパフォーマンスをするのか知ってもらえたらと思います。 【イベント概要】 どんな未来になるか語っても、予測することはできません。どんな未来を作りたいか考えて、そのために行動する。 本屋さんの未来は自分たちで作ることができます。トークライブやパフォーマンスや展示など、普段とは違った本屋さんを作るイベントです。 イベント参加だけでなく、パフォーマンスや展示での参加も募集しております📸🎨💍 【ポスターデザイン】 大鐘ハル(HRQ RECORDS) 【主催】 劃桜堂(かくおうどう)

  • Zenical Design 禅デザイン

    美しく生きるとは、終わらない自問自答と共に生きること。 Zenical Designは使用者に問いを喚起する禅的なデザインです。 テクノロジーはこれまでの『正しさ』を溶かし、個人に力を与えました。 そして絶対的な正しさが無くなったいま、価値判断の立脚点は個人が持つ美意識になると思います。 美意識を持って生きるとは、終わらない自問自答と共に生きること。 この『自ら問いと出会い、その答えへも自力で到達する』姿勢は、禅の姿勢そのものです。 精神と物質との間には明確な区切りがあるわけではなく、互いに1つでありながら2つである。 この禅の考え方をデザインするのが『Zenical Design』です。

最近の記事

  • 固定された記事

CQ[創造性知数]はIQ,EQの先をいく

CQ [Creativity Quotient]という創造性を測定する尺度があります。 「ん、待て待て。創造性って測定できるの??」 と感じるところではあるけれど、CQを構成する要素の定義と、その測定方法はそれぞれ論文もあります。 ありますが、しかし、 「それってどうなの?数値化できたとして、果たしてそれって意味あるの?」 と、少しばかり疑問でもあります。それに定義があると言っても、論文によってまちまちで、統一的なものがあるわけでもありません。 このCQの説明に入る前に、ま

    • 本当に書く人、結局書かない人

      木村:色んなアイディアがあるときにここが面白いですよって自分じゃわからなかったりするじゃない。例えば最初はイベントの主催の仕方について書こうと思ってた人がいるんだけど、結局落ち着いたのは「角打ち(かくうち)」っていう街の酒屋さんをはしご酒していく飲み方があって、それを中心に書くことになったのね。 大野:角打ちって初めて聞いた笑 木村:その人は定年退職した年齢の人なんだけど、自分にとっては角打ちは普通だから、こんなのが面白いんだって発見があって。最初は“イベント主催”ってい

      • 本を出すって、情報を有料で売るってこと

        大野:4回完結が始まって第一期がようやく終わったね。お疲れ様でした。 木村:楽しかったね。2ヶ月でやるのは。 大野:やってみてどうだった? 木村:思ったよりだいぶ良かったね。4回完結だから最初の回が1番人数が多いのはあるんだけど、ずっと継続して参加してくれるのはモチベーションがある人だから、熱量は上がっていくよね。それが良かったな。 やっていくうちに仲良くなって、何書いてるかもわかるからアドバイスがしやすくなるし。 大野:内容も1回完結のときよりバージョンアップしてた

        • 深層視考出版ゼミ📚第1期終了

          8月9月にかけての4回講座としてパワーアップした出版ゼミの第1期が終わりました。パワーアップした背景は、今回から株式会社オークハウスのスポンサーがついたことからです。 それまでの1回完結講座のときは、時間の関係で省力しなくてはいけなかった内容も多かったんですが、連続講座になったのでてんこ盛りで開催してます。 出版状況の変化から本を出すことの意味の変化のセミナー、目次作りワークショップに、各自の本に関するプレゼンテーション、個別コンサルの時間も濃密です。 セミナーやワークシ

        • 固定された記事

        CQ[創造性知数]はIQ,EQの先をいく

        マガジン

        • AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座
          38本
        • CQ[アイデアの知能指数]を高める思考フレームワーク
          7本
        • 本屋の未来を語らない【12/1@下北沢】
          12本
        • Zenical Design 禅デザイン
          4本

        記事

          リアルな情報が一番効くよね。

          前回の記事はこちらから 『出版のための目次作りワークショップってなに?』 どんな人が著者に? 木村:今回は二部立てで、前半は出版ゼミで、後半はおれと横須賀さんの対談時間にしようと思ってて。この日来てくれるお客さんと横須賀さんって、同じ話を聞いてるわけよ。それで横須賀さんも講座をもとにやってみて、この内容が効いたとか、書いてる間はこのアドバイスも言って欲しかったとか、逆にここめっちゃ大変だったみたいなのとか。書いた直後だから話せることってあるじゃん。それをざっくばらんに話して

          リアルな情報が一番効くよね。

          どんな人が著者に?

          前回の記事はこちらから 『出版のための目次作りワークショップってなに?』 横須賀さんってどんなひと?木村:今回本を出したのが横須賀さんって方で、去年の6月のゼミ参加者の方だね。出版ゼミでリピート参加制度やってるじゃん。リピートだと1000円で来られるやつ。 大野:あれいいよね、リピート制度 木村:ゼミの中に参加者の人たちが目次を作るワークショップの時間があるんだけど、そのときにおれ空くんだよね。みんな作業してるから。リピートの人はその時間に質問に来てもらって『前回からこ

          どんな人が著者に?

          出版のための目次作りワークショップってなに?

          久しぶりの出版ゼミだね。大野:半年くらい? ちょっと間あいちゃったね。改めて出版ゼミってなんぞやってところから話してもらえる? 木村:出版ゼミって自己出版のゼミだね。インディーズ出版。AmazonのKDPとかPODっていうサービスを使うと、自分で本のデータを作ればそのまま出版できると。初期投資もゼロで出版できるというサービスがあって、それを使って本を書こうというのが講座だね。 KDP/PODとは?木村:KDPとはキンドルダイレクトパブリッシングですね。Wordを使ってフォ

          出版のための目次作りワークショップってなに?

          矛盾と葛藤の庭で

          こんなに荒々しかったっけ。。。 東福寺の南庭にある枯山水は不自然なかたちで石が突き刺さる。 置いてあるとか、寝てるとかではなく、突き刺さって立っている。 写真は2枚とも禅宗 臨済宗 東福寺派 大本山 東福寺の方丈南庭 木村撮影 まっすぐに地面に突き刺さっている。 今までにも枯山水は見たことがあったはずだけど、 「なんかわからないけど、いいなあ」くらいの楽しみ方で。 今回改めて見てみると、わびさびなんてどこかほっこりするような、 間の抜けた表現は門前でピシャリと閉め出さ

          矛盾と葛藤の庭で

          禅と枯山水のちょっとコムズカシイはなし。完結編

          さて前回のつづきです。この前は日本庭園とはどんなものか、枯山水は初期と現在のもので全然違うものだったというところまで見てきました。 今回は枯山水と禅を結びつけた人物は誰なのかについてから始めます。 気さくで愉快な人だった?夢窓国師によって枯山水は禅と密接する禅宗寺院に特有の『作庭思想』を生み出した人物は夢窓疎石(国師)という人です。この夢窓国師は非常に興味深い人物ですが、彼について書き始めたらまた長くなってしまいます。ここではプロフィールだけ紹介して、今回は彼が枯山水につ

          禅と枯山水のちょっとコムズカシイはなし。完結編

          禅と枯山水のちょっとコムズカシイはなし。前編

          14歳、龍安寺に一目惚れ枯山水は岩と砂利と苔で作られた日本式庭園の1つです。 有名なのはやっぱり京都の龍安寺でしょうか。 龍安寺にて木村が撮影 朝8時くらいに行ったら独占状態。肌寒い風のなかに陽の光が射してほんのりとあたたかく。鳥のさえずりが心地よくこころを撫でてくれます。 この龍安寺は禅宗 臨済宗 妙心寺派のお寺です。 つまりは禅寺なんですね。 私が龍安寺に初めて行ったのは中学の修学旅行でした。 他にもいろいろと回ったはずだけど、いまも印象に残ってるのはこの龍安寺と銀

          禅と枯山水のちょっとコムズカシイはなし。前編

          なんちゃって、茶道男子

          なんちゃって、茶道男子

          不完全さを愛する。自分のも、ひとのも。

          社会人3年目の大晦日です。 私は毎年、その年の目標を決めてたりします。 ただ「今年の目標は何にしようか」と考えて決めるというより、「毎年何かしら目標があった方がいいよなぁ」と頭の片隅においておくと、ふいっ!と頭に浮かぶ言葉がある。 浮かぶタイミングは春だったり夏だったりするのだけど、決めるために決めた目標よりも、こうしてやってきた言葉の方がなんだかしっくりくる。そんな感じで目標を決めてます。 そして今年はずっとそれがないまま冬になり、つい先日28日にそれがやってきました。

          不完全さを愛する。自分のも、ひとのも。

          子どもの創造性を引き出す3STEP in 東京学藝大学

          東京学芸大学で先生のタマゴの先生をしてきました東京学藝大大学の学芸カフェテリアで講義をしてきました。 学芸カフェテリアとは、平成19年度に始まった文部科学省と日本学生支援機構による「新たなニーズに対応した学生支援プログラム」(学生支援GP)の 初年度に採択され、創設されました。 テーマは『子どもの創造性を引き出す』です。 1コマ90分用のスライドを作ったので、貼りながら記事にしました。 (自己紹介の部分は省略✌️) ーーーーーーーー さて、子どもの創造性を引き出す3S

          子どもの創造性を引き出す3STEP in 東京学藝大学

          禅と茶と「無意識」の一隅

          茶禅一味茶禅一味(ちゃぜんいちみ)という言葉を知っているでしょうか。 これは『茶道は禅から起こったものであるから、求めるところは禅と同一であるべき』という意味の言葉です。 私は今年から茶道を習いはじめ、そこで茶道と武士の関係を知り、さらに武士と禅の関係へと興味が広がって行きました。そうして勉強していく中で、なんと茶道と禅には密接な関係があると知り、『こことここって繋がってんのか〜!』とおったまげたのが最近です。 それにしても、禅は難しい。論理で書かれた言葉ならば、論理的に

          禅と茶と「無意識」の一隅

          『本屋の未来を語らない』でのトークライブを記事にしました。

          12月1日に下北沢にあるBookshop Travellerで『本屋の未来を語らない』という、一体全体どんなイベントなのかよくわからないイベントが開催されました。 ポスターデザインは大鐘ハル(HRQ RECORDS)さんです。 あえて説明するなら、2人の変わった本屋さんが主催する『Book & Art』なイベントです。『本屋の未来を語らない』をテーマにしたオープニングトーク、アーティストによるパフォーマンス、アート展示で構成されました。 こうしたよくわからないイベントに集

          『本屋の未来を語らない』でのトークライブを記事にしました。

          私にとってアートは、“ここ”と繋がる感覚なんです

          12月1日(土)19:00-22:30に、下北沢にある『BOOKSHOP TRAVELLER』にて【本屋の未来を語らない】というイベントを開催します。 本や本屋に関わる2人のトークライブ、パフォーマンスや展示など、普段とは一味違う知的で不思議な本屋さんが表れます。 この連載ではトークライブに出る木村と、パフォーマンスで出演する國立、日菜子の3人がインタビューのような、雑談のような、お互いの人柄を知っていく様子をまとめました。 初回:感情を溜めておくために、パッと線を引くみた

          私にとってアートは、“ここ”と繋がる感覚なんです