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文学フリマ初潜入📖-1/19京都にて

思いつきや偶然を大切にしている。
人でも物でも空間でも、縁があるから出会えたのだと感じるため、そこには何かしらの意味があると思ってしまう。
「出会いたくて」人生をウロウロしていると言っても過言ではない。おいしい食べ物、おもしろい映画、心が動く場所、安心する人。
わたしはいつも「出会い」を求めている。


📖


冬にしては暖かく、コートを脱いでも良さそうな気さえした1月19日。
わたしは京都のみやこめっせに居た。
青々とした晴天の空が開放的で気持ちが良い。
はるばるみやこめっせに来たのは、文学フリマというものに来場するためだった。

「文学フリマとはなんぞや」とまったくもって何にも知らなかったわたし。noteを始めてからその文字を見かけるようになり、その存在を知った。
しかし知った頃にはすでに近隣の開催地は終了していて、今後の予定はどこも遠く、とても気軽に行ける距離ではない。どんな感じか見てみたかったけど無理やなぁと諦めて、その後すっかり忘れてしまったまま2024年は終了し、年が明けた。


1月のある日、Googleを開き「関西(スペース)イベント」と検索をした。
面白そうなイベントを探し、”行けるかどうかを検討する”のが好きである。Walker Plusにはしょっちゅうお世話になっている。
そこで見つけた「文学フリマ京都」の文字。
おお、あの文学フリマや!再来週か。

、、、行ける、かも?

かも?と思ったのは前日に「任天堂ミュージアム」に行く予定があったからだ。
何時に帰宅するかわからないので、ボーイズの疲労度が不明であることと
もし一人で行くとなると、日曜日なので夫に子供たを託さねばならない。
でも、ちょうどその日は何も予定がない。

一人で行くか、家族で行くか。
そもそも行くか、行かないか。

ここはもう"行けたら行く"ことにしようと決めた。
流動的な予定には縁というものが絡んでいると思う。縁があれば行けるし、行けないのなら今回は縁が無いということだ。


1月19日の朝。
日曜日なのでいつも通りゆっくりめに起きた。前日の疲労なんてなさそうなボーイズと、ちょっと眠そうな夫。前日のスタエフの余韻の残るわたし。(楽しかった♡)
今日の予定どうする?と当日朝に決めることが多いわが家、「疲れてたら休んでていいよ」と気づかいを見せる風のわたしに「大丈夫。みやこめっせ連れてったるわ」と察せる男・夫のありがたい一言で、この度決行することになった。

事前に夫には伝えていた。(めずらしい)
行ってみたいところがある、そこに電車とバスを乗り継いで一人で行こうかどうしようか、そもそも行くか行かないか迷っている、と。
一人だったら間違いなくパッと行くけれども、家族がいる休日となると悩ましい。それでも行きたいところには一人で行ってしまう性分だが、今回の場所はバスを使う。わたしは、なんと、バスが、めちゃくちゃ苦手である!!!!!(方向音痴👍️)

夫OK(車送迎付き♡)は出たものの、ボーイズはどうしようか。興味のないところには行きたがらない。
ちょうど「任天堂KYOTO」(ショップの方)に行きたい!と少し前に夫とボーイズで盛り上がっていたのを思い出した。「お年玉使ってもいいよ!お願いお願いおねがーい!」という母に、帰りにそこに寄るという条件付きで、ボーイズは出かける気になったのだった。

青空とみやこめっせ


ゆっくりめに出発したため、みやこめっせの到着時刻は12時半頃。到着後は別行動にしてもらった。せっかく来れたのだ、邪魔されたくないゆっくりと見たい。
入り口で「B」のシールを渡される。これを見える位置に貼って、いよいよ会場入り。

入り口はこちらでございます〜


うわぁぁぁぁ。

会場は想像していたより広かった。ぎゅうぎゅうとまではいかなくとも、人がひしめき合っている。超初心者、圧倒される。わーどうやって回ろう。。

圧倒されつつも実はわたし、こういうところは用意周到だったりする。
(子供ができてから「用意周到」というスキルが身についた。ふふん。遅咲きもいいとこ。そしてたまに「ポンコツ」スキルも顔を出す。いやそれは平常時か。)
事前に、文学フリマ京都に出店する方をnoteで調べていたのだ。
行けるか行けないか分からないけれど、もし行けるのならnoterさんの本を買いたい。
普段交流のあるnoterさんの中で出店する方はいなかったので、お見かけしたのは初めましての方ばかり。少し読ませてもらい、その中でピンと来た方のブースへ行こうと決めた。
ここも直感。
"なんか良い、なんか好き"という直感はとっても大事。


📖1人目、2人目

何度か記事を読ませていただいていた中島浮世さん。

中島浮世さんのお友達、一緒のブースで出店していた松野えいさん。

「noteを見て来ました」とぬるっと話しかけてしまったにも関わらず、にこやかに対応してくださった中島さん。よく考えたらわたし、名乗りもせず不審な奴だったかもしれない。。。中島さんのフードエッセイが面白くて、noteで何度か読ませてもらっていたことをお伝えすれば良かった。くそう。(何も考えずに突撃するからこうなる。反省。)
お箸で摘んだような装丁デザインもめちゃくちゃ素敵。
松野えいさんの本も試し読みさせてもらい、母である身として読んでみたいと思った。
おまけのチョコレートまでいただいて、初めての文フリで、初めての交流をさせてもらった。うれしい。

そそられる♡


📖3人目

完全に初めましての、かきのきいろはさん。
タイトルと表紙のデザインにやられた。さらにはnoteで使用している写真がどれもとってもキュート。最近日記を読ませてもらうのが好きなので読んでみたいと思った。
かきのきいろはさんにもぬるっと話しかけてしまい、不審な奴だったわたし(申し訳ない)。短い時間の交流だったけれど、うれしい。

きゃわ♡


ここで目的は達成したので、気の向くままにブースをうろうろする。
「あ」列から「せ」列まであるブース。
入口でパンフレットは頂いたけれど、このあとの予定もあるため、それをじっくり読む時間はない。
全通路制覇は無理なので気になったところのみ通ってみると、おほしんたろうさんのブースを発見。おほさんのイラスト好きなので思わず購入。進められてシールも同時購入。ちゃっかりサインまでいただいてしまった。

サインはシールで隠しております♪


そしてまたふらっと通ったところにインパクトのある蟹の表紙を発見。
「おてあげ」という編集者さんの困りごとについての本。編集のお仕事について全く無知であるが、おもしろそうなので購入した。

🦀♡


ここでタイムリミット。1時間弱の滞在。もう少し居たかったが、次の行き先を望むボーイズが待ちくたびれそうだ。うーん、しゃあない。
足早に会場を後にし、夫と合流。
急いでいるにもかかわらず、ちゃっかりすぐそばの平安神宮へお参りはした。(おみくじはひいてないよ)

鮮やかな朱
今日はしまうまデー
(横から「ママ早く!」と急かされております)


はじめての文フリ(略してみる)は、出店される方たちの夢と希望の温度が高く、熱さでキラキラあちちっとしていて、がんばれと応援したい気持ちと、その眩しいキラキラが羨ましくも感じた。なんというか青春を見た。大人の青春ていいよね、と思わせてくれる素敵なイベントだった。


思いつきで来てみたけれど、やっぱり来てよかった。ゆっくりは出来なかったけれど出会いは出会い。これも何かの縁。
偶然の発見から、行動を起こし(夫様々)、出会えた人と本。なんか良い、という直感。
こういうのが大好き。


製作者さんたちのたくさんの想いを込めて作られた本を、大切に読みたいと思う。



こんな真っ黄色の服着てました、Yuuuと申します。
当日はありがとうございました✨️
これからじっくり読ませていただきます📖♪



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