試合前のメンタルの向き合い方
こんばんは。伴裕斗です。
今このコラムを書いてる現在僕は翌日に試合を控えています。
ということで今回は
『試合へのメンタルの向き合い方』
について僕なりの考え方や実践法などをまとめてみました。
スポーツの試合だけでなく、受験や試験など大事な勝負事の前日にも活用できますので是非ご覧ください。
試合は特別頑張るものではない
試合(本番)になると突然別人のようにパフォーマンスが低下してしまう人ってどの世界にもいると思います。練習ではパフォーマンスが良かったり、顔つきが良かったりするのに本番になると顔面蒼白で何を言っても強ばった顔をしてる。
そんな人はなかなか本番で力を発揮することは難しいと思います。
いわゆる本番に弱いタイプですね。
そういう人のほとんどは
と考えてしまう傾向にあります。
本番だから練習よりも頑張らなきゃいけない。ミスをしてはいけない。そういう考えから、普段以上に頑張ろうとしてしまうことで極度の緊張や体のこわばりに繋がってきているんだと考えています。特に真面目な性格の人ほどこういう傾向にあります。
試合というのは日頃行ってきた練習の成果を出す場所であるため、普段やってきたことしか出せない。
こういうメンタリティだったり、無駄にいつも以上に頑張りすぎず普段通りにやることを心がけるといいと思います。
タスクフォーカス
実は僕も高校時代はこの「本番に弱いタイプ」でした。平日の練習では、誰よりもいいボールを投げて狙った所へ投げ分けられるのに試合になると何故かストライクが入らない。置きに行って打たれる。こういう選手でした。
しかし、大学ではどれだけ調子が悪くても試合になればまとまるしボールも良くなってくる。
ここまで変われるのかと自分でも驚きましたが、大学の2年生で試合に出るようになってから実践していたことがこの「タスクフォーカス」という気持ちの持ち方になります。
初めて聞く人もいるかと思いますが、要は「自分でコントロール出来ないことは無視する」という考え方です。
例えば野球のピッチャーであれば、自分に出来ることは「自分のベストボールを投げ続ける」ことだけで打たれるか打たれないかは相手打者や守備も関係してきますよね。ということは「ヒットなのかアウトなのか」は自分ではどうしようもないわけです。野球は確率のスポーツです。例え打率が4割の打者でも6割はアウト。得意なコースへ投げたとしても打っても5割程度のスポーツ。逆に言えば得意なコースへ投げても1割2割は打たれる可能性はあるのです。
それはもう相手に依存しているので自分ではどうしようもありません。
そこをどうこうするのは無理だという考え方で
「自分のやれることを全力でやる」
これに集中するしかないということです。
いかがでしたか?
これが「本番に弱かった」自分が本番にある程度強くなれた理由です。
試合や本番だからといって特別何かをするわけではなく、自分のやれることに集中して全神経を注げば結果は勝手に着いてくる。
それで結果がダメならまた考える。
それでいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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