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最近の【ほぼ百字小説】2024年9月3日~
*有料設定ですが、全文無料で読めます。
【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。
9月3日(火)【ほぼ百字小説】(5427) 亀を歌った歌だ。物干しに暮らす亀の速度で洗濯物を干しながら、亀の中を亀の速度で流れる亀の時間を歌った歌。現実には鳴
百字劇場は続きます。
というわけで、続きが出ました。
百字劇場の既刊三冊に続けて二冊。合わせてこれで五冊です。
ちょっと刷り数は減りました。つまりぎりぎりです。よく出せたもんです。
まあぎりぎりでも五冊、百字小説を千篇並べられたのだから、なかなかのもんだ。自分ではそう思います。でもまあせっかくここまで来れたんだから、もっと先まで行きたい、とも思います。これがある程度売れたらなんとか続けられます。よろしくお願い
最近の【ほぼ百字小説】2024年7月25日~8月4日
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7月25日(木)【ほぼ百字小説】(5350) 燕っぽくない奇妙な飛びかたの燕がいるな、と見ていると地面に降りてきたそいつの嘴は黄色くて、そうか練習中の雛だった
『交差点の天使』全作解説+目次
【ごあいさつ】 これまでの全作解説にも書いてますが、この【百字劇場】というシリーズには、各刊にテーマみたいなものがあります。
それに沿って、【ほぼ百字小説】の中から二百篇を選んで配列していて、SF、狸、猫、亀。そして今回は、天使です。
天使? と思われるかもしれません。私も思います。
書きながら、自分でもよくわからない。まあ仮に「天使」とでも呼んでおくか、そんな感じの天使です。とか言うとま
最近の【ほぼ百字小説】2024年5月25日~6月5日
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5月25日(土)【ほぼ百字小説】(5228) 柔らかい泥を薄い蓋で覆っただけのあの地面の下にはガスが蓄えられ、さらに日光で熱せられた状態で、点火されるときを待
『かめたいむ』全作解説+目次
【ごあいさつ】 出ました! シリーズ【百字劇場】の4冊目です。【百字劇場】は続きます。
そして今回は、満を持して亀。何がどう満を持してなのかはわかりませんが、とにかく一冊全部、亀亀亀亀亀亀亀ですよ。
世界を百字で切り取っているうちに、その世界観にいくつかのレイヤーみたいなものが見えてきた、というのは、これまでの三冊をまとめる段階で感じたことで、それが、「SF(ありふれた金庫)」「狸(納戸の
ゴールデンウイークの百字
【ほぼ百字小説】(5185) 今年こそは過去の自分を掘り出そう。去年はすでに掘られていて、手ぶらですごすご帰ってきた。しかしあんなものを掘り出す者が自分以外にいるとは。もしかしたら未来の自分かも。まあ、それはそのうちわかることか。
【ほぼ百字小説】(5186) 灯台だとばかり思っていたあれが灯台ではなかったと今はっきりしたが、今さらどうしようもなく、ただこうして空の彼方へと消えていくそれを見送る
最近の【ほぼ百字小説】2024年5月1日~5月12日
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5月1日(水)【ほぼ百字小説】(5179) 路地の中から見える隣町の高いビル、こんな雨の日は上半分が雲に隠れて見えなくなる。見えないのではなく、存在してないのかも。そんなことを思うが、向こうから見