北野勇作

小説とか書いてます。 ツイッターの北野勇作100で、 【ほぼ百字小説】やってます。 メールアドレス mpkq83554@iris.eonet.ne.jp

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  • これまでの「今週の【ほぼ百字小説】」4

    これまでの「今週の【ほぼ百字小説】」です。

  • これまでの「今週の【ほぼ百字小説】」3

    これまでの「今週の【ほぼ百字小説】」です。一か月分をまとめてます。

  • これまでの「今週の【ほぼ百字小説】」2

    「今週の【ほぼ百字小説】」を一か月分まとめてます。

  • これまでの「今週の【ほぼ百字小説】」1

    「今週の【ほぼ百字小説】」を一か月分まとめてます。

  • 解題【ほぼ百字小説】

    【ほぼ百字小説】の解題です。

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『ありふれた金庫』全作解説+目次

 【ごあいさつ】  シリーズ百字劇場『ありふれた金庫』の全作解説です。といっても解説というほどのものでもなく、それぞれの百文字をネタにしたエッセイみたいなものだと思ってください。  あくまでも、こんなこと思って書きました、こんな風にも読めます、という程度で、それが正解、とか、こう読むのが正しい、などというものではありません。小説にそんなものはないです。念のため。  これを読んで、そんなふうに書いてるのか、そんなことで書けるのか、そんなのでいいのか、というのがわかって、自分で

    • 最近の【ほぼ百字小説】 2024年11月17日~

      【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが24篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 11月17日(日)【ほぼ百字小説】(5571) 最近、スナック菓子もパンも大きくなったように見えるが実際は小さくなっていて、でもそれ以上にこっちが小さくなっていて、それで小さくなったことをごまかしているらしい。こうしてヒトは小さくなっていくんだな。  ほんとにいろんなものの値上

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      • 最近の【ほぼ百字小説】 2024年11月9日~

        【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 11月9日(土)【ほぼ百字小説】(5546) 同じ場所で同じ時間に起こったことを繰り返して、少しずつそこへ近づいていく。到達できるかどうかわからないし、到達してもそれが本当とは限らない。いや、そもそも全部、嘘。こうして集まった我々も全部。これも。  芝居の稽古の終盤、もうすぐ劇

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        • 最近の【ほぼ百字小説】2024年10月30日~

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 10月30日(水)【ほぼ百字小説】(5502) 朝からの冷たい雨で亀の甲羅もすっかり冷え、何も食べない動かない。昨日の昼間には、あんなにばくばく食ったのに。甲羅の中で、夏と秋がめまぐるしく入れ替わっているようだ。いや、甲羅のない身にはわか

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          BFC6落選作

           ということで、ブンゲイファイトクラブ6の落選作です。残念ながら予選落ちでした。まあ通るものがあれば落ちるものがあるので仕方ないですが、これで闘って百字小説の可能性を世間に知らしめたかったなあ。うーむ、くやしい。そして、読み返したけどやっぱりこれはおもしろい、と私は思う。ということで、気が向いたら読んで感想をつぶやくとかしてください。よろしくお願いします。 ****************** 火星をめぐる断片  海岸通りの映画館を出ると、山の頂には火星が見えた。長い坂道

          最近の【ほぼ百字小説】2024年10月30日~11月8日

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 10月30日(水)【ほぼ百字小説】(5502) 朝からの冷たい雨で亀の甲羅もすっかり冷え、何も食べない動かない。昨日の昼間には、あんなにばくばく食ったのに。甲羅の中で、夏と秋がめまぐるしく入れ替わっているようだ。いや、甲羅のない身にはわ

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年10月30日~11月8日

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年10月12日~10月21日

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 10月12日(土)【ほぼ百字小説】(5478) 公園の木に早贄が並んでいる。何の早贄なのかはわからないが、それを知ろうと張り込んだ者たちが翌朝にはことごとく早贄になっていたことからしても、それらが何かの早贄であることは間違いない。もうすぐ

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年10月12日~10月21日

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年9月17日~

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 9月17日(火)【ほぼ百字小説】(5453) 今夜も月を見に行く。そういう季節なのだ。狭い路地を奥へ進むと小さな空き地に出る。そこに立てばいつでも月が見える。だからあれは本物の月ではない、という者もいるが、それは我々だって同じようなものだ

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年9月17日~

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年9月3日~

          【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 9月3日(火)【ほぼ百字小説】(5427) 亀を歌った歌だ。物干しに暮らす亀の速度で洗濯物を干しながら、亀の中を亀の速度で流れる亀の時間を歌った歌。現実には鳴かない亀が、「亀鳴く」という言葉の中でだけ鳴くみたいに歌うこと、という注意書きがある。 【ほぼ百字小説】(5428) も

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年9月3日~

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年8月20日~9月1日

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 8月20日(火)【ほぼ百字小説】(5402) あの動物園に象はもういないが、象を撫でることはできる。壁の感触を頼りに暗闇を行くと、それがいつのまにか象の感触に変わる。運が良ければ象以外のもういない動物を撫でることもできるし、撫でられること

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年8月20日~9月1日

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          百字劇場は続きます。

           というわけで、続きが出ました。  百字劇場の既刊三冊に続けて二冊。合わせてこれで五冊です。  ちょっと刷り数は減りました。つまりぎりぎりです。よく出せたもんです。  まあぎりぎりでも五冊、百字小説を千篇並べられたのだから、なかなかのもんだ。自分ではそう思います。でもまあせっかくここまで来れたんだから、もっと先まで行きたい、とも思います。これがある程度売れたらなんとか続けられます。よろしくお願いします。  こういう百字小説みたいな形式は、もちろんこれまでにもあったんですが

          百字劇場は続きます。

          最近の【ほぼ百字小説】2024年8月5日~8月18日

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 8月5日(月)【ほぼ百字小説】(5374) 待ち合わせ場所の西日射す天満天神繁昌亭の前には誰もおらず、しばらくして二人来たが、残り二人は一向に来ない。アカン人らやなあ。まあ本番にはちゃんと揃ったから、よしとする。そのうち揃わなくなるのだろ

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年8月5日~8月18日

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年7月25日~8月4日

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 7月25日(木)【ほぼ百字小説】(5350) 燕っぽくない奇妙な飛びかたの燕がいるな、と見ていると地面に降りてきたそいつの嘴は黄色くて、そうか練習中の雛だったのか。飛ぶのに練習がいるんだな。そういえば、ふらふら頼りなく飛んでいる天使のケツ

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年7月25日~8月4日

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年7月12日~7月23日

          *有料設定ですが、全文無料で読めます。 【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 7月12日(金)【ほぼ百字小説】(5326) 前は、踏みたくて仕方がないが踏みたくて踏んだのがバレるのはまずいから、そこに足を置くための理由をあれこれ考えていた。今は、踏みたくて仕方がない者のためにそこに足を置く理由を考えてあげる商売をし

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年7月12日~7月23日

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年6月30日~7月11日

          【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。 6月30日(日)【ほぼ百字小説】(5302) 小指の先ほどのラッパが落ちている。誰のためのラッパなのかはともかく、吹くためのラッパだろう。ラッパが登場したからには、どこかで鳴らされねばならない。そう考えたところで、前方には見上げるほどのラッパが。  まあ夢みたいな話ですね。実

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          最近の【ほぼ百字小説】2024年6月30日~7月11日

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          『交差点の天使』全作解説+目次

          【ごあいさつ】 これまでの全作解説にも書いてますが、この【百字劇場】というシリーズには、各刊にテーマみたいなものがあります。  それに沿って、【ほぼ百字小説】の中から二百篇を選んで配列していて、SF、狸、猫、亀。そして今回は、天使です。  天使? と思われるかもしれません。私も思います。  書きながら、自分でもよくわからない。まあ仮に「天使」とでも呼んでおくか、そんな感じの天使です。とか言うとますますわからなくなりますね。でもまあ正直なところ、そうです。  そもそも、ずっ

          『交差点の天使』全作解説+目次