
こだわりやうんちくは、興味のある人に届いてほしい。
世の中には、人の数だけ推しがある。
多くの人に支持されている推しは、一般なものとなる。
でも本当に、多くの人が同じ熱量で
それらを良いと感じているものだろうか。
安いから、近くにあるから
知ってる人が使ってるから、口コミで良かったから
ただなんとなく、選んでいるのじゃないか。
私も同じように、使えたらいいと
何となく選んでるものは、まだまだある。
あまりこだわらない。
氣にしてないというモノ。
そういうものは推しではない。
だいぶ減ったけどね。
ある時、生活全般を見直した。
身の回りに置いていて
心地いいモノ/良くないモノ。を選別した。
自分で主導的に選ぶと、それがこだわりになる。
なんでこれを選んだのか。
それを選んで使ってどう変化があったのか。
こだわりを、うんちくを言いたくなる。
こうやって推しが誕生するのだと思う。
そして、もう一段階ほど視点を高くしたいことがある。
自分が感銘を受けたもの、こだわり、推しは
人の数だけ存在する、ということ。
頭ではわかっているものの、ついつい自分の好みを押し付けたくなる。
身近な人・大切な人にほど自分を理解してほしいし、一緒に喜びたい。
あなたの好きは、あなたのモノ。
私の好きは、私のモノ。
興味あったら聞いてみて。
このスタンスで推しを話すのは何の問題もない。
むしろ、このくらいの距離感で話す方が
相手も受け入れやすかったりする。
私は、昆布やお茶の教室をしていて
こんなに素晴らしいものをなぜ日本人は忘れようとしてるのか
日本人なら、ダシ取ってお茶飲もって本氣で思ってる。
多くの方に拡げたいという想いから普及活動をしていく中で
広げたいモノは違えど、同じような想いと葛藤を持っておられる方々とお逢いする機会が多くある。
感銘を受けた○○を追求し、それを世に広げたい。
そう思うのよね。めっちゃわかる。
で、どうやって広げるの?となると
一生懸命説明すればわかる。とか
口コミで、とか。
とにかくこの素晴らしさを伝えたい。とか。
自分の視点で広げようとする。
これじゃうまくいかない。
広げた先の相手の視点に立ってないから。
押し付けになってしまう。
以前から興味があって
ある程度、これ!!と決めている人にこそ
うんちくやこだわりは役立つのである。
家族には、味噌作りの話は一切通用しない。
でもレッスンではこれが大うけする。
そこで、私のことをわかってくれない!などと
拗ね散らかしてる場合ではなく、ただただ伝える場所が違うだけ。
先の何となく選んでいる人には通用せず、むしろ煙たがられる。
相手の望みと、こちらの持ち手がマッチしていない。
(将来、なんかのきっかけで興味持つ場合もあるけど)
なんて偉そうに言ってる私も、これに氣づくまでにだいぶとかかった。
このやり方が成功する!!と言い切れない。
いろいろお試し中である。
そんな中、どうやら
探求のエネルギー
拡大のエネルギー
は使い方が違うことだけはわかった。
この違いは大きかった。
だったら、それぞれの推しを語り広げる場を創ればいい。
興味ある人が集まって、うんちくやこだわりを徹底的に語ってもらったらいい。三方良しだ。
これが、めぐりフェスを主催することになった経緯です。
商品やお人柄も本当に素晴らしい出展者の皆様が集まってくださった。
前回も、ご自身の宝物を紹介するお顔はとってもキラキラしてて
喜びに満ち溢れていた。
興味のある人が聞きに来るから、お互いに最高だよね。
何かあなたの推しを伝えたいとき
探求と拡大のエネルギーを使い分けてみてね。
必要な人に必ず届きます。
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