【エッセイ】競艇場に飯を食いに行く男
僕は昔、近くに競艇場があるところに住んでいた。
いわゆる公営競技のギャンブルは僕はやらなかったので、行ったことはなかった。
ある時、動画を視聴していると、競艇場の食堂のメニューをレビューしている動画に巡り合って。
人間は大抵そうだと思が、美味しいものには目がないと思う。
勿論僕もそうだ。
思い切って行ってみることにした。
その日は後で知ったのだが、とても大きなレースをやっている日ですごい人だった。
そもそも入場料がかかることを知らなかったり、めちゃくちゃ迷ったりしながら、なんとかたどり着いた。
そこで食べた食事はとても美味しかった。
とても満足したのだが、それよりもそこの雰囲気がとても良かった。ずっと競艇の話をしていたんだと思うのだが、昼間から酒のんで騒いでいた。
とても活気に溢れていて。
その雰囲気がまた食事を美味しくさせていたのかもしれない。
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