なぜボランティアをするのか?
私はなぜボランティアに興味を持ったのか、ボランティアをやるのかよく聞かれたことがあるのですが、自分でも良く分かりません。皆さんはなぜボランティアをしたのですか?
1. 映画の影響
昔から障害を持ったこと関わる事は普通でした。
自分がマイノリティであるから、「様々な人の立場になって考えることが大事」でそれがボランティアの一歩であると中学生の時から考えていました。
自己満足で偽善で良いからやらない善よりやる偽善と思っていますし(お節介かどうか悩みますが)、
世界は知らない誰かと誰かが支え合って生きているから、私もめぐりめぐってボランティアされることがあるだろうと考えています。私がお節介をすれば誰かがお節介をし、そのお節介をされた誰かがまた誰かにお節介をする…というドミノ倒しのように世界は回っていると考えています。
これは、確か高校生の時に見たペイフォワードという映画(シックスセンスの子役とボンジョヴィのボンジョヴィが出てた映画)で、1人が3人に良いことをして、その良いことをされた人がまた3人に良いことをすれば、いいことをする人口が増え無限に良いことが広がっていく…という主人公の考えが少し影響されていると思います。
2.過去の経験
あと、私はマイノリティであるからこそそういった人たちのことを忘れてはいけない、ほうっておいてはいけない、という気持ちがあったと思います。
健常者はいつも自分の事ばかりで自分の楽しさを優先し、マイノリティを置いてけぼりにする…と考えていたので、一応健常者である私は、おいていってはいけない、と思っていました(今でも思っているかもしれません)。福祉に関わらないことは、過去に関わっていた人達を置いてけぼりにするようで、本当にこう思うと申し訳ないです。
こう考えると苦しいのですが、でも、私は福祉に対して何か強い使命感に縛られ、それを壊すのに随分時間がかかったように思います。
自分だけが楽になってはいけないような気がするけど、自分も楽に健常者の世界で生きてみたい、という気持ちは中学生の時にあり、そのことがきっかけで今のような考えに至っているのだと思います。
自分は良い人ではないことを自覚して、自分の行きたい方へ行った方が良いですよね。
私は、福祉に関わるのは難しいです。福祉とは高齢だけではありませんよ、児童、障害、保育、自立支援、引きこもりの支援、様々な分野です。
3.資格が無くてもできて楽しい
ボランティアは楽しいですし、見識が広がります。私は学力も特技もありませんがその自分に出来ることはボランティアでした。
以上です。
ありがとうございます。
冬譜
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