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フローへいざなう授業づくり①〜フローとは?〜

え?もう給食なの??


今年度、子どもたちがそうつぶやくことがとても多いです。
今回は、その出来事から考えたことを言語化していきたいと思います。

1. フローとは?


僕は子どもたちの「もう昼の時間?」という姿から、彼らが学校に来てからあっという間に時間が経ったように感じているのではないかと思いました。
つまり、集中状態=フローの状態になっているのではないか、と考えたのです。

フローについて、ChatGPTに聞いてみたところ、以下のような回答が得られました。

フロー(Flow)とは
心理学者ミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)によって提唱された概念で、人が何かに完全に没頭している状態を指します。この状態では、時間の感覚が薄れ、自分の行動と意識が一体化し、極めて高い集中力と充実感を得ることができます。

フローの特徴
1. 明確な目標がある
• 何を達成したいのかがはっきりしている。
2. 挑戦とスキルのバランス
• 自分のスキルとタスクの難易度が適切に一致している。難しすぎると不安になり、簡単すぎると退屈する。
3. 集中力が高まる
• 注意が完全にその活動に向けられ、他のことが気にならなくなる。
4. 自己意識の消失
• 自分の存在を忘れるほど活動に没頭する。
5. 時間の歪み
• 時間が速く感じられる、または止まったように感じられる。
6. 活動自体が報酬になる
• 結果以上に、その行為自体を楽しむ。

フローの例
• スポーツ:アスリートが試合中に最高のパフォーマンスを発揮する時。
• 仕事や勉強:難しい課題に集中して取り組む時。
• 創作活動:音楽や絵画、執筆などに没頭する時。
• 趣味:ゲームや料理、手芸など好きな活動をしている時。

フローの重要性
フロー状態は、個人の幸福感(ウェルビーイング)を高めるだけでなく、パフォーマンスの向上や創造性の発揮にもつながります。そのため、教育やビジネス、スポーツなどさまざまな分野で活用されています。

最近では『ブルーロック』というアニメにも登場しましたよね。
僕は、このフローの状態を授業の中で子どもたちに体験してもらえたら、と考えるようになりました。

2. 子どものフローの状態へ


では、子どもたちがフローの状態になるとどんな様子が見られるのか?

たとえば、以下のような状態が挙げられます。
• 時間を短く感じる:「え?もうこんな時間?」というような感覚。
• 他のことに気を取られない:課題に集中し、取り組む姿勢が途切れない。
• 前向きな挑戦心:難しい課題に対しても「やってみたい」「もっとできるかも」と積極的になる。

実際、子どもたちは学校で過ごすほとんどの時間を授業の中で過ごします。
その時間をフローの状態

――集中し、楽しい状態――

にできたら、子どもたちの学びはもっと充実したものになると感じました。

3. 終わりに

今回は、フローの状態をつくり出すというテーマで言語化していきました。

夢中に授業に取り組む、、、

そんな姿を見られることも教師の喜びの1つですよね。

では、どうやって子どもたちをフローの状態へといざなう授業をつくるのか?
次回は、その方法について具体的に言語化してみたいと思います。

今日はこれでおしまい。

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