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人生の目的とは?
あなたにとっての「人生の目的」は何ですか?
私は、幼少期に実母をガンで亡くしました。
その頃から「何故、人は死ぬのか?」「人は何のために生きるのか?」という課題にずっと向き合ってきたように思います。
どんな人にも形の違いはあれど、「死」は必ず訪れます。誰一人例外はありません。生まれて、死んでいくだけの人生に何の意味があるのか、全く異議を見出せませんでした。
自分を置いていくなら、何故母は自分を産んだのか?恨みに近い感情を持っていたように思います。(母の場合、病気だったから仕方なかったのですが)
短大卒業後、何をやっても長続きせず、転職を繰り返し続け、履歴書の欄に収まらないくらい。人の目ばかりを気にして、認めてもらおうと一生懸命頑張るのですが、全く報われない日々…。結婚してからは、子育て、介護に明け暮れ、おまけに断れない性格なので、いろんなものをたくさん背負い込んでいました。
思えば、当時は「無い物」ばかりに目をやっていました。周りと比べて、自分に足りないものを見つけては、自分を責めたり、他者を羨ましがったりしていました。
その頃から、スピリチュアルに目覚め、新興宗教に入信したりもしました。
当時は、出口の見えない暗闇を、当て所もなく彷徨っていたように思います。
「嫌われる勇気」のアドラーは、人生の目的を持つことは、自分の「北極星(航海の時などの方角の指針になった)」を見つけることである、と説いています。
※インド哲学では「ダルマ」とも言います。
私は、良くも悪くもいろんな「経験」をしてきました。それは全て「生きづらさ」が原動力となっていました。
この「生きづらさ」がなければ、経験することもなかった、とも言えるでしょう。
そう思った時に、自分の全てを肯定することができたのです。
「ない」のではなく、すでにある。
闇雲にいろんなことに手を出してきましたが、同じ思いをしている人たちの私は「光」になることができる、そう思ったのです。
アドラーは更に、人が人として存在する究極の目的は「他者貢献」である、と続けます。「嫌われる勇気」がベストセラーになった当時はあまりピンときていませんでした。
でも、今なら腑に落とすことができます。
今まで、内側に向けていたものを、今度は他者のために外側に放つときがきた、と告げられた気がしたのです。
この記事は、たまたま見かけた、ネット記事を見かけたときのインスピレーションで書いています。
あなたの人生の目的とは?人生で迷いそうになったとき、「指針」になる北極星は見つけていますか?
是非、一度考えてみてはいかがでしょうか。