【読書感想文】蕎麦が塩味になる本。「運転者」
冒頭のご挨拶を
書き終えたならnoteの記事は
8割がた書き終えた感覚になる
シマダです。
こんな冒頭で
誤魔化しているということは
お察しの通り。
本日ネタが上がらなかった!
◆運転者
この本は、
蕎麦が塩味になる本、だ。
そして、よかったら
プーさんの代わりに
そっと差し出したい本だ。
努力が報われなかったと感じるなら
あなたは盛大に運を貯めたんです、
羽生結弦さん…!!
ここが人生の
ターニングポイントだなって
いうタイミングって、
その時には気づかなかったりする。
けど、その時のことって
時間が経っても割と鮮明に
思い出せる気がする。
そして、思い起こすと
その前後に、
実はちょっとつらい感覚が
くっついていたりもする。
このあたりのことが
物語から受け取ったメッセージと
リンクする感覚があった。
できごとに対して
感情が生まれたり
反応をするまでに
時間差があることも、
多いかもなぁと思っている。
先日、
甥2がわさびを食べると言って
しれっともぐもぐし、
5秒後くらいに
ぎゃーーーと叫んで
その5秒後くらいに
号泣した。
さらに5秒後くらいに
周りの大人たちが全員
心配しながら大笑いした。
可愛すぎて。
そこから5分ほど経つと
甥2は英雄の空気感を纏っていた。
わさびといえば…
シマダは子供の時から味覚が
あんまり大人になっていない。
苦味とか、薬味の良さが
わからない。
当然、わさびも食べられない。
蕎麦にも、わさびをつけない。
しかし、
この本を読んだシマダは
この先蕎麦を食べるたびに
わさびをつけなくても
ツーンとすることになりそうだ。
そして涙で塩味がつくだろう。
時間差。
うれしいときは
苦しかったときの自分に感謝して
苦しいときはそれも時間差で
昇華することを、どこかで
意識できるようになりたい。
そして、この本を読んで
起きうる変化が他にもあるとすれば
奇跡を求めて
タクシーを使いがちにも
なるかも知れない。
しかし、
カードの請求もまた
時間差でくるものだ。
気をつけなくてはならない。
そば、たべたい。