【読書感想文】…。ぶはぁーーってなる本。「サイレント・ブレス」
せめてもの言い訳に
日課にしている
ラジオ体操をも横着し、
テレビではなく
机の上のiPadで
Youtubeを再生してやっていたら
椅子の背もたれに手の甲を
強かにぶつけたシマダです。
(超序盤)
◆サイレント・ブレス
この本は、
…。…。ぶはぁーーってなる本だ。
幾つかのお看取りの話。
また人が亡くなる話、
読んでるやん…
その名もサイレント・ブレス。
読んでいて気持ちが動きすぎて
息が詰まる感覚になるというか
息をするのを忘れかけるというか
…ぶはぁー!と、なる瞬間が何度もあった。
何しろ、今こうして感想文を
書こうとして
息が詰まるというか
筆(タイピング)が進まないというか
…はぁ。と、なっている。
というのも、ネタバレしないように
感想を書くのがすこぶる難しいからだ。
個人的には、4つ目の
ケシャンビョウという話が好きだった。
まさか、そうじゃないよね、
え、どっち?そっち?
とソワソワしていたけど、
シマダ好みの展開になっていった。
この本の中で一つだけ、
読後感が全然違った話。
**
実は、
自分の思慮の浅さが
コンプレックスだ。
物事や人の感情の機微に
自分勝手に敏感に反応するくせに
それらを俯瞰で捉えたり
深く慮る能力が足りていないと
感じる。
人のいのちに、
日々関わる仕事をしている
妹たちが神様みたいな視座の高さで
語り合うのを眩しく感じていた。
この本は、
そうした“高さ“みたいなものを
わかりやすいところまで
下ろしてきてくれる感じがした。
読んでいると
優しく、深く、しっかりと物事を
慮ることができる人の思考や感情の
動き方を聞かせてもらったような
気持ちになる。
だから、
医療小説が好きなのかもしれない。
とまあ、
そこそこ真面目な
感想文になったな。
めずらし!!
(熱があるからね)